何者 さるもの あの者 ダレダヨ( ˙-˙ )
次回ホラゲ編完結。
自動ドアに入ると、そこにはまた青空が広がる。
場所は、見たこともない場所。どこかの辺境の場所なのだろうか。
周りは田んぼだらけであり、向かいには墓地がある。
田舎町というような感じの場所である。
真夏の暑い季節のせいか、汗が首を沿って流れる。
「おや、どうかしましたか。」
白い帽子をかぶった女性が話しかける。
この場にそぐわないような恰好。いや、そんなのは偏見というものか。白いワンピースに白い大きな帽子。カバンも持たないでここで突っ立っている。
「贖罪ですか。」
「贖罪ですよね。
「罪は私を許します。何故か。何故でしょう。何故だと思いますか。何故なのでしょう。何故でしょうか。」ふふふふふうふふふふふふふ。
笑い声。ほほ笑み。何もない。。。ない。
本当に何もない。感想はない。
墓荒らし「それが望みか。罪子、、、、それが当たり前か。何もない癖に。傲慢だな。」
傲慢は笑い出す。
何もしない。それは間違い。間違いたる間違い。
首を下げるな。傾げるのも良くない。疑問でもないくせに。本当に、、、、無視しておけ。
それが普通というもので。。。ノスタルジーはそうなっている。
「「
「自己肯定感か。かかかかか。悲しきかな式。嬉しいよ。」
礼の勘で。例の件で霊しかかかか。
嘘つくなよ。
「拝啓、、、、、罪子へ。 あなたはこれから何をする。何をして、何を目指す。」
「まめに行きます。」「まめでいいんですか。」「いいんです。」「なら頭は下げないように。」「下げてはいけないのですか。」「下げれば終わります。」
繰り返す返答。ひとりでに繰り返す。一人で繰り返す。続きもなく。独り言のように。女性は繰り返す。
あなたはどこへ行かれるのですか。
墓地付近にある。商店に向かう。商店に向かうのだ。
「「「「「あなたが選択したのはそれですね。」」
「それではいい旅を。謝ることは終わりを指します。終わりは終わり。続かない。でも、みんな謝ることは嫌いです。。。。。。。」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「冷酷無比な殺人鬼が、一言謝っても気が済まねえに決まってんだろうが。腐れ外道が。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
商店に入ると、そこから雨が降ってきた。
懐かしいような感覚。
飛沫かかかかかかか。下にいって。。下へ向かって。無に落ちて。。。。謝らない方が言い良いい。
謝ればそれでいいのか。いや、終わらせないことが、彼らの願いだった、、、、。
本当に 気づかないふりはめんどくさいぜ。。。。
俺からすればこんなこと、さりとて意味のないものだから。死んでも殺しても呪っても猿共に贖罪する意味も知らん。
扉に入る。
扉へと入る。こんなぼろ雑巾のような廃れた世界とはおさらばだ。。。被害者ぶってんじゃねえよ。
殺人鬼かよ。
櫻木は一言そう言い、プレイを続けた。
リスタート
扉に入ると、そこはけたたましい音が鳴り響く公園。
夜。 寄る。何が・・・・・意味もない者ども。
死んでしまえばいい。それが普通か。普通ですけどね。腐れ外道共が。
金属バッド、ナイフ、包丁、木製バッド、鎖鎌、ダンベル、けん玉、カッター、スタンガン、はさみ、ハンマー、針、ドリル、ノコギリ、スパナ、十得ナイフ、缶切り、木刀、勘尺玉、コンパス、フライパン、鎌、縄、車、拳銃、etc...
チンピラどもか。どうでもいい。。。そんなのはなからどうだっていい。
殺されたいとか心底いい。
いや、反撃しなくてもいい。誰も離さない。誰も話さない。何も、
死刑か。死刑なのか。死刑になってしまった。誰もが、みんなが。終着点を見つけてしまった。何故。その理由は不要だ。何もない。意味がない。意味もない。意味しかない。
罪というより罰。罰というより罪。頭を重くして話す一言。
単なる戯言。 戯言めいてる。。。。。
それに付加価値なんて存在しない。 本当に意味で。
無限級数のように。 Σ シグマ お前は一体何を見ている。
アポカリプスだ。カタストロフィのようだ。終末か。。。。。。
幻想を持ってしまった。後悔だ。後悔しかないのか。傲慢な結末。強欲な過程。憤怒な選択。色欲な劣情。嫉妬の売り買い。暴食な関係。怠惰な語り。。。。戯言だな。何もないだろ。何かを欲するなよ。お前は何様だ。自問自答。永遠に。永久に。刹那びている日常。
ハングれがよ。
抵抗は最大のカンフル剤。それは当たり前だろ。こんな動きもしないトラウマにビビるな。何もないのに。そんなので結末ぶるなよ。
なあ、お前は一体どこまで知っている。
記憶は断片だ。断絶されるものでもある。。。。。管理しているのは僕だが、、、、、。
睡眠中。
目を覚ませ。
墓石が周りを大きく囲み、公園は閉鎖状態となる。烏が押し寄せる。暗闇の中。
公衆トイレの扉を開く。
汚らしい所へとはおさらばしよう。
さようなら・・・・・現実。。。。。
首がつる音が聞こえる。
また一人、一人、死んでいった。
グルード
一個目 夢
二個目 故郷
三個目 天災
四個目 病気
五個目 過去
六個目 深層
七個目 罪
八個目 生きがい
九個目
十個目




