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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
間章 刹那and仙人オブジェクティブサイコロイド
119/204

何者 さるもの あの者 ダレダヨ( ˙-˙ )

次回ホラゲ編完結。


 自動ドアに入ると、そこにはまた青空が広がる。

 場所は、見たこともない場所。どこかの辺境の場所なのだろうか。

 周りは田んぼだらけであり、向かいには墓地がある。

 田舎町というような感じの場所である。

 真夏の暑い季節のせいか、汗が首を沿って流れる。

 「おや、どうかしましたか。」

 白い帽子をかぶった女性が話しかける。

 この場にそぐわないような恰好。いや、そんなのは偏見というものか。白いワンピースに白い大きな帽子。カバンも持たないでここで突っ立っている。

 「贖罪ですか。」

 「贖罪ですよね。

 「罪は私を許します。何故か。何故でしょう。何故だと思いますか。何故なのでしょう。何故でしょうか。」ふふふふふうふふふふふふふ。

 笑い声。ほほ笑み。何もない。。。ない。

 本当に何もない。感想はない。

墓荒らし「それが望みか。罪子、、、、それが当たり前か。何もない癖に。傲慢だな。」

 傲慢は笑い出す。

 何もしない。それは間違い。間違いたる間違い。

首を下げるな。傾げるのも良くない。疑問でもないくせに。本当に、、、、無視しておけ。

 それが普通というもので。。。ノスタルジーはそうなっている。

 「「

「自己肯定感か。かかかかか。悲しきかな式。嬉しいよ。」

 礼の勘で。例の件で霊しかかかか。

       嘘つくなよ。

 「拝啓、、、、、罪子へ。 あなたはこれから何をする。何をして、何を目指す。」

 「まめに行きます。」「まめでいいんですか。」「いいんです。」「なら頭は下げないように。」「下げてはいけないのですか。」「下げれば終わります。」


 繰り返す返答。ひとりでに繰り返す。一人で繰り返す。続きもなく。独り言のように。女性は繰り返す。


 あなたはどこへ行かれるのですか。

 墓地付近にある。商店に向かう。商店に向かうのだ。

 「「「「「あなたが選択したのはそれですね。」」

 「それではいい旅を。謝ることは終わりを指します。終わりは終わり。続かない。でも、みんな謝ることは嫌いです。。。。。。。」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「冷酷無比な殺人鬼が、一言謝っても気が済まねえに決まってんだろうが。腐れ外道が。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「


 商店に入ると、そこから雨が降ってきた。

 懐かしいような感覚。

 飛沫かかかかかかか。下にいって。。下へ向かって。無に落ちて。。。。謝らない方が言い良いい。

謝ればそれでいいのか。いや、終わらせないことが、彼らの願いだった、、、、。

 本当に    気づかないふりはめんどくさいぜ。。。。





俺からすればこんなこと、さりとて意味のないものだから。死んでも殺しても呪っても猿共に贖罪する意味も知らん。

 扉に入る。

 扉へと入る。こんなぼろ雑巾のような廃れた世界とはおさらばだ。。。被害者ぶってんじゃねえよ。




 殺人鬼かよ。

 櫻木は一言そう言い、プレイを続けた。

 


リスタート

 


 扉に入ると、そこはけたたましい音が鳴り響く公園。

 夜。 寄る。何が・・・・・意味もない者ども。

 死んでしまえばいい。それが普通か。普通ですけどね。腐れ外道共が。

金属バッド、ナイフ、包丁、木製バッド、鎖鎌、ダンベル、けん玉、カッター、スタンガン、はさみ、ハンマー、針、ドリル、ノコギリ、スパナ、十得ナイフ、缶切り、木刀、勘尺玉、コンパス、フライパン、鎌、縄、車、拳銃、etc...

 

 チンピラどもか。どうでもいい。。。そんなのはなからどうだっていい。

殺されたいとか心底いい。



 いや、反撃しなくてもいい。誰も離さない。誰も話さない。何も、


死刑か。死刑なのか。死刑になってしまった。誰もが、みんなが。終着点を見つけてしまった。何故。その理由は不要だ。何もない。意味がない。意味もない。意味しかない。

罪というより罰。罰というより罪。頭を重くして話す一言。



 単なる戯言。                戯言めいてる。。。。。

       それに付加価値なんて存在しない。           本当に意味で。

無限級数のように。  Σ  シグマ  お前は一体何を見ている。

アポカリプスだ。カタストロフィのようだ。終末か。。。。。。


   幻想を持ってしまった。後悔だ。後悔しかないのか。傲慢な結末。強欲な過程。憤怒な選択。色欲な劣情。嫉妬の売り買い。暴食な関係。怠惰な語り。。。。戯言だな。何もないだろ。何かを欲するなよ。お前は何様だ。自問自答。永遠に。永久に。刹那びている日常。


  ハングれがよ。

抵抗は最大のカンフル剤。それは当たり前だろ。こんな動きもしないトラウマにビビるな。何もないのに。そんなので結末ぶるなよ。

 なあ、お前は一体どこまで知っている。



 記憶は断片だ。断絶されるものでもある。。。。。管理しているのは僕だが、、、、、。

 


 睡眠中。

 目を覚ませ。 

 

 墓石が周りを大きく囲み、公園は閉鎖状態となる。烏が押し寄せる。暗闇の中。

公衆トイレの扉を開く。


 汚らしい所へとはおさらばしよう。



さようなら・・・・・現実。。。。。


首がつる音が聞こえる。     


また一人、一人、死んでいった。

グルード





一個目 夢

二個目 故郷

三個目 天災

四個目 病気

五個目 過去 

六個目 深層

七個目 罪

八個目 生きがい

九個目

十個目

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