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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 4章 傀儡人間劇場とブラインドコマンダー
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番外編 ジェームズのブラインドお料理教室後編 ∑d(゜∀゜d)ファイヤアアアアア!!

朝起きたらベジータになったことありました。数年前のことですが。

 「とりあえず私のは完成。」

 「いや完成というかそれ、ほとんどジェームズくんがやってもらった感じだけどね。」

 マオの発言にブックスはダメージを受けた。

 というか意外だったな。まさかジェームズがあんなに料理できるなんて。

 「じゃあ私がメインを作るよ。」

 メイメイはそう言うと、チキンラーメンを取り出した。

 ・・・・・

 「完成。」 

 「ふざけてるな。」

 ユウユウが姉をゴミのように見る。

 「だってこれでも料理でしょ。チキンラーメンはお湯を使わなくても食べれるし。」

 「なんでコース料理のメインが袋麺なんだよ。まだお湯でやった方が良かったよ。」

 「むーー。もうグチグチうるさい。ジェームズちゃん助けて。」

 振り返るとジェームズはもう上の空であった。

 もうここからどうすればいいか分からなかった。

 しかしその状況でもマオは動き出す。

 「ジェームズくん。実は私デザートとかここ来た時に言われてさ、私メインかと思って色々と食材とか持ってきたんだよ。」

 そう言うと、クーラーボックスから冷凍された魚介類や野菜を出す。

 するとジェームズは動き出した。

 メイメイからチキンラーメンを取り上げ、それを思いっきり殴る。

 「あーー。」

 しかしメイメイの言葉などガン無視し、調理を行う。

 まずマオから手に入れたパスタ麺を茹でる。

 そこから手に入れたブロッコリーを1口大にカットしレンジでチン。

 そこからニンニク、鷹の爪を刻み、スキレットを用意。 

 フライパンにオリーブオイルを注ぎ、刻んだニンニク、鷹の爪を入れ、じっくり熱する。

 そこからブロッコリー、ミニトマト、アスパラを入れ、焼いていく。

 その後に茹で上がった麺を入れ、トングで絡めていく。

 仕上げに粉々にしたチキンラーメンを上からかける。 

 完成した料理は、チキンラーメンのペペロンチーノ。

 「ありがとー。」

 メイメイは嬉しさのあまりジェームズに抱きつくが、ジェームズは舌打ちをした。

 その瞬間にメイメイの顔は青ざめて、すぐさま距離をとる。

 何かしらのダメージを負いながら。

 そして次にジェームズの番である。

 というかほとんどジェームズがやってくれている。

 ジェームズはもうめんどくさくなったのか、ベーコンを焼き、そこに卵を落として、ベーコンエッグを作った。

 

 「ありがとうジェームズくん。ここからは私が頑張るから。」

 しかし全員期待していかなかった。

 というか眼差しが荒んでいた。

 「というか、そこの2人は料理作ってるのか。どう考えても1人は懸命に頑張っていた。だけどもう一方は料理なのか。」

 「料理でしょうが。ガッキーがやってたから料理。」

 ※特定の人物がそれを行っていたからといって、あたかもそう決めつけるのはやめましょう。ちなみにCMでも料理とは言っていない。商品紹介だけである。あと多分スナックとして言っていた。多分。

 

 「任せなさい。何故なら私が用意したものは簡単だからね。」

 「簡単か。本当に。」

 「本当さ。材料はバニラアイスとレモン汁。それとオレオクッキー。これら三つだけ。」

 「それで、何を作るんだ。」

 「簡単なものさ。バニラアイスとレモン汁があればチーズケーキ風アイスが作れる。って動画で言っていた。」

 じゃあ信頼できるな。

 「それでは手始めにオレオクッキーを握りつぶします。

 一気に幸先が不安になった。でも、ジェームズはその様子を見ても動かない。

 「その次にアイスを食べます。」

 そう言うと、バニラアイスの大きなカップを取り出しふたを開け、スプーンですくって食べる。

 「もしかして毒見ですか。」

 「既製品に毒見するやつがあるか。」

 まあ毒が入ってたら入ってたで問題だけど。

 「この工程はこのままでいいのではという疑問を生じさせるためのものだ。」

 単に満足感を満たすだけのものかよ。

 「そしてこのアイスをボールに移し、レモン汁をスプーン一杯分かける。そこから砕いたオレオクッキーを入れれば完成。」

 出来上がったデザートは見た目こそ子供っぽさがあったが、それでもおいしそうな見た目である。

 しかしあいつの食べかけが混ざってるとなると、

 「なんか食べたくないな。」

 「お前らは間接キスなんて気にしないだろ。」

 「私は気にします。」 

 お嬢様に一票入った。

 「まあでもこれで完成ってことかな。」

 「しかしまあ良くこんなメニュー出来ましたね。」

 「まあね。」

 「ええ本当に。実質料理したの二人ですけどね。」

 「というか一人に関しては料理なのか怪しいけどな。確かにデザートの作り方としてはあってそうだけどさ。これってアレンジってやつじゃね。」

 「そんなの気にするな。男性諸君。」

 「一番気にする点はそれじゃないってことだ。」

 「なるほど。そういうことですか。」

 櫻木の発言にユウユウは納得する。

 

 そして感想は、美味しかった。

 一番良かったのはベーコンエッグであったことに、4人はそれを言わなかった。それだけは口が裂けても言えないと思った。


 

 

 

レシピとかすでに本文に書いてるんだよな。

まあパスタの材料は記載します。ちなみに、パスタの奴はこれに似た奴を一回作っているので、それの応用です。少し前にアヒージョを作る際にベビースターのお菓子を後で振りかけて食べたら押しかったので。あと最後のデザートは、youtubeで僕がよく見るささみキッチンという人のところで紹介されており、それをこちらに書きました。調べればすぐに出ます。なので僕が考案したものではないです。


チキンラーメンペペロンチーノ

 

材料(一人分)

パスタ麺 100g

にんにく 一欠けら

鷹の爪 お好み

チキンラーメン 四分の一。

お好きな野菜。 (例ミニトマト・ブロッコリー


調理工程は既に書かれています。

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