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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 4章 傀儡人間劇場とブラインドコマンダー
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番外編 ジェームズのブラインドお料理教室 前編 ∑d(゜∀゜d)ファイヤアアアアア!!

番外編

そして内容が収まりきらなかったため前編となりました。

後書きにレシピ載せときます。味は保証しませんが。

 「さあ始まりました。ジェームズくんのお料理教室。」

 「ヤルゾー。」

 「おー。」

 「おーー。」

 参加メンバー

 マオ・ジェームズ・メイメイ・ブックス

 

 「すいません。今から地獄を見るのですか。」

 「私も。」

 「俺もだが。」

 「俺もなんだけど。」

 試食メンバー

 ユウユウ・モルトン・パンプキン・櫻木


 事の発端は1週間前に遡る。

 櫻木がリスタートワールドのガチャを終えた後に、偶然にもある会話をクラン内で聞く。

 「やっぱり最近女子力を鍛えないといけないって分かった。」

 「どうしたんだよメイメイ。私には仕事があるから女子力なんてものはなくてもいいとは思うけどさ。」

 「でも流石に料理くらいはこの中にいる人でも行けるでしょう。」

 この時の参加メンバーは櫻木を除き、ユウユウ・モルトン・パンプキン・BP・ドラゴンロード・マオ・メイメイ・ブックスであった。

 そしてその中で手を挙げた人物はドラゴンロードを含まない男性陣全員であった。

 言い出しっぺのブックスも手を挙げていない。

 「ブックスちゃん。」

 「仕方がないでしょ。料理はいつも使用人がやってくれていることですし。」

 「お金持ちかーー。」

 「というよりメイメイさんは料理なさらないんですか。」

 「料理はするよ。最近お茶漬けの作ったから。」

 「それご飯にふりかけてお湯をそそいだだけだろ。」

 ユウユウがそれについて言及する。

 「しかしやはり予想通りだったな。私は仕事しかしてこなかったから案の定家事も出来ないし。ユウユウくんは真面目でしっかりしてるし、モルトンもBPもいつも通り自炊してたから、心配はなかったよ。意外なのはパンプキンとアルターエゴくんがまさか料理作れるなんてね。」

 「俺は普通にできるわ。単に教師は賃金も少ないしな。その分他の業務で稼いで何とか現状保ってる形だ。た。だから自炊して食費浮かせてんだ。」

 「へえー。貧しいね。」

 「殺す。」

 その返答を聞き流し、マオは櫻木に聞く。

 「そういえばアルターエゴくんは料理出来るのかい。」

 「それが普通だろ。」

 その一言は女性陣にダメージを与えた。

 「まあでもドラゴンロードはまだ小学生だしな。そこまでできないだろ。」

 「できるっす。僕昨日オムライス頑張ったっす。」

 ドラゴンロードから出た無垢な一言はまたもや女性陣にダメージを与える。

 多分卵割ったり、具材切ったり・・・・ああなるほど。

 それもできないのかこの女性陣は。

 「というわけで、1週間後。とあるキッチンスタジオを借りたのでそこで私たちの料理を食べてもらいたい。」

 

 そして現在に至る。

 ちなみにジェームズがいる理由はマオが勝手に連れてきたとの事。

 明らかに誘拐でしかない。

 そして今メイメイがジェームズの頬をぷにぷにとつついている。

 顔が溶けそうな感じで。

 そしてリアルでもジェームズは目隠しをつけていた。

 「それじゃあ始めよう。」

 「ところで、今から何を作るのですか。僕たち知らされていないので。」

 「ああそれかい。各自でなんか作る。」

 1番厄介なパターンだ。

 「じゃあこうしましょう。私がオードブルを作るので、メイメイさんと・・・彼女でメインを。デザートはマオさん。お願いします。」

 ブックスが料理の形をある程度作った。というかフルコースになった。

 それにちょっと待て。あの子今オードブルにするって言ったな。1番楽なやたにしたんじゃないか。

 「ではまず私から。私が作るのは鯛の炙りクラッカーです。」

 するとブックスはクーラーボックスから鯛を丸々一匹取り出す。

 ひとつ聞こう。柵とかではなく丸々一匹。捌かれていない状態のものだけれど。

 「これは今朝使用人が鯛を使うとのことで、その鯛をいただいたまでです。」

 なんで使用人は料理未経験者に鯛が捌けると思ったんだ。明らかにおかしいだろ。

 「ではこれを今から豪快に炙ります。」

 そう言うとブックスはガスコンロの上に鯛を丸々置く。

 そしてガスコンロに火をつけようとした時に、ジェームズがそれを止める。

 そして鯛はジェームズの手に渡り、一瞬で鯛の切り身が完成する。

 一同は咄嗟に歓声をあげた。

 当たり前な話だ。幼女姿の女性が目隠ししながら魚を捌いたのだから。

 そして切り身をグリルに乗せ、少し炙ってから、クラッカーにチーズとバジルと炙った鯛を乗せ、オーブンで3分加熱してから取り出し、オリーブオイルをかけて完成する。

 

 オードブル

 1品目 イタリア風炙り鯛クラッカー

 

 次回に続く


 

鯛の炙りクラッカー

材料 鯛の切り身好きなだけ

   クラッカー好きなだけ

   スライスチーズ1枚

   バジル適量

   オリーブオイル適量


1、鯛の切り身を1口分切り、バーナーであぶる。バーナーが無ければグリルで10分


2、クラッカーに炙った鯛を乗せ、チーズを乗っけてそのままオーブンで3分


3、3分経ったあと、少し間を空けオリーブオイル・バジルをかけたら完成。

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