表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 1章 羽ばたく弾丸核たる秒針
10/204

新しい刺客 (▽ω▽)ギラッ

キャラ紹介とか書いてましたが、実をいうとまだメインキャラがあまりいないのと、それは早すぎるのではないかと判断し、キャラ紹介はあと回しにします。

 あと今回主人公は出ません

 もう一度言います、主人公は出ません

 

 ここは、とある高等学校。

 その中の一人の生徒は、並外れた能力を持っていた。

 「いやー。課題とかもいろいろありますが、何とかなりそうですなー。」

 「まあもうすぐテストあるし、課題終わらすことは必須だけどな。」

 ガヤガヤとした教室内での、とある話し声であった。

 「確か今生物と英語以外は終わってるんだがな。」

 「そういや、今回英語で赤点とったら夏休みに補習あるんだぜ。嫌だなー。」

 「そういえば、お前英語ギリ赤点回避してんだろ。大丈夫か。」

 「そう、そこなんだよ。せめて英単だけ出でくれ、文法はもうごめんだ。」

 「まぁ最後の問題英作で、とんでもない量書かされるからな。」

 「俺嫌だよー。助けてくれよ隼人(はやと)。」

 「俺も忙しいんだ。あと、放課後理事長に呼ばれたからな。」 

 「推薦か。」

 「多分な。」

 チャイムが鳴り、クラスメイトは下校していく。

 今日は担任の先生が休みだから、6限の時に副担の人が「チャイムが鳴ったら、各自帰るように。」と伝えていたのだ。

 「じゃあな。」

 「バイバーイ。」

 隼人は廊下を渡り、理事長室に着いた。

 扉をノックしたあと、「失礼します」と言い、理事長室に入る。 

 「やぁ旋田(つむじだ)君。」  

 1人の中年男性は、窓の景色を見ながら後ろを振り返らず言い出した。

 「この理事長室じゃ、盗聴の心配はありません。コードネームでいいですよ。」

 「じゃあ、オクテット君。君にはある仕事依頼したいのだよ。」

 

 旋田 隼人

 コードネーム オクテット

 コードネームといわれるが、実際はプロの殺し屋。

 殺し屋としてはまだまだひよっこではあるが、実績からしたら、そんなことはまるで嘘かのような感じであった。

 彼は郊外の普通の住宅地に住んでいる一般人だ。 

 親も殺し屋ではない。 

 しかし、彼自身は普通というよりかは、異形な存在であった。

 中学生時代のとき、彼は部活で陸上部に所属していた。

 試合にも何度か出ており、特に短距離走となれば誰にも負けなかった。

 そんな彼を見た人は、彼のことに興味を持ち、殺し屋としてスカウトしたのだ。

 最近では、失業者の増加に伴い、スカウトをする殺し屋協会があると聞く。

 もちろんその時は隼人自身も意味がわからなかった。

 なにせ、人を殺すこと。

 それを俺にやれと命令したような感じだと錯覚していた。

 だが、彼はそれでもそのスカウトを承諾したのだ。

 純粋なる好奇心から生まれた選択であった。

 彼は殺し屋としての道を選んだのだ。

 ちなみにオクテットというのは、関節が柔らかく、とにかく俊敏に移動することからそう呼ばれたらしい。

 別にあの黄色い音速の化け物ではない。

 「仕事って?」

 「ここ最近に引退した有名人だよ。」

 理事長は、隼人にある顔写真を見せる。

 「誰ですかそれ?」

 「セコンドハンド イギリスではそう呼ばれている、日本だと秒針だったかな。」

 「へー。そいつをどうしろと。」

 「簡単だよ。奴と接触するんだ。」

 依頼内容は、セコンドハンドとの接触。

 とあるゲームにいって、そいつを探して接触をこころみろと。

 「テストとかはどうするんですか。」

 「・・・君は真面目だね。わかった、理事長権限で、君のテストはなしにしよう。」

 「やった。」

 隼人はわかりやすいくらいに、両手を大きくあげた

 相当嬉しかったようだ。

 そのやりとりをしたのはおおよそ10日前であった。 

 ただ、ゲーム内でキャラメイクするときに本人のような感じを出すのだろうか。

 初めは女性アバターでやろうかと思ったが、色仕掛けなどは聞かないと理事長に言われたので、男性アバターにした。

 プレイヤーネームがオクテットだと、バレるに決まっている。

 だから、プレイヤーネームは極力コードネームに近い意味を持たないものの方がいい。

 というわけで、俺はハヤブサにした。

 隼人の隼からとった。

 隼はハヤブサと読むらしい。

 俺はこのゲームに入った。

 [ガンフラット・オンライン]の世界へと。

 そして見つけた。

 常人には出来ない動き。

 ハンドガンの手慣れた使い方。

 奇襲攻撃の丁寧さ。

 それだけ見れば、同業者でしかわからない。

 彼は、セコンドハンド。

 最強の殺し屋だ。




 その間、俺はこのゲームをひたすらプレイした。

 もちろん初心者帯なのだろうか相手が死ぬほど弱かった。

 タイマン成績は現在5連勝。

 とにかく勝ちまくった。

 ゲームはもちろんやっている。

 特にレースゲームはゲーセン通いで友達と一緒にやっていたものだ。

 速さなれしたこの速度は誰にも止められない。

 

 プレイヤー ハヤブサ

 職業 スタントマン

 メインウウェポン メリケンサック

 サブウウェポン スタングローブ

 

 スキル

 ・自己防衛

 ・危機回避

 ・ライドスタンド

 

 彼はガンフラ界の脅威の新星。

 音速のハヤブサと呼ばれる者であった。




ガンフラット・オンライン

豆知識

ステージについて

ステージはランダムで、屋内や外、あるいは障害物のない空間というのもある。

その中に仕掛けやトラップがあるとこも多い。

そのステージにあった職業もあり、より効率よく勝負をすることもできる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ