表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/38

本音と建前

 今回の話は、ひねくれ者の私がとても主観的なことを書くのであまり賛同を得られないと思われます。


 つまりいつもの奴ですね、はい。


 なろうもそうだし、私はyoutubeでもゲームの動画をアップしたりliveを放送したりしている。


 私の作品や動画だけではなく、SNSなどもそうだが、ネットで活動⋯⋯というと大袈裟かも知れないが、活動してると一定数、遭遇するタイプの人たちがいる。


 相手を不愉快にする事を目的とする人物である。


 なろうの作者や、動画の制作者(以下まとめて作者と表記します)に対して挑発的な文言や、愚弄するようなコメントをして、反応を楽しむ輩である。


 彼らは作者の過剰な反応、または「これで相手はきっと不愉快になるだろう!」と妄想して気持ち良くなることをを目的としているので、作者が実際にコメントに対してムキになったりすると喜ぶ。

 なので遭遇した場合、反応すると餌を与えるだけなので、基本的に私は適当にあしらうことにしている。


 「農閑期の英雄」がランキングに載った時、私が一番最初に考えた事は実は


「変な感想送られたら、どのように対処しよう」


 である。


 当時はランキングハイとも言える状態だったこともあり、変な人が現れたら全て以下のコピペで対応しよう! と痛ったい痛ったい文を書いた。


 その文は日の目を視る事は無かったが、今回文章フォルダを整理してると「こんなのあったな」と思ったので紹介しよう。





 こんにちは○○さん! こちらの作品の作者、長谷川凸蔵と申します!


 今回、私の作品


「騙されてSクラス冒険者になった田舎者、めちゃくちゃ適性があった ~農閑期の英雄~」


 を貴重なお時間をつかって頂き、読んで頂いたことについて、まずはお礼申し上げます!


 さて、頂いたご感想から判断致しますに、大変申し訳ございませんが、私の力不足から、あなた様に対して、現在は当然のことながら、今後もご満足いただける話の提供は難しいと判断いたしました!


 つきましては、今後はあなた様の時間を有意義に過ごしていただくためにも、どうか他作品を読むことに、そのお時間を使って頂ければと思います!


 また、今後貴重なお時間を使わせるのも恐縮なため、一切感想を頂く必要はありません!


 今後、感想を頂いても、貴重な時間を使わせてしまう事に対して、私自身が良心の呵責に耐えられそうもありません!


 心の弱い私のせいでご迷惑をおかけしますが、その際は、感想の削除、ユーザーのブロックをさせて頂きます!


 この度は貴重なお時間を使って本作品を読んで頂いた上、感想を投稿して頂き、誠にありがとうございました!


 あなた様の、小説家になろうでの創作活動ならびに読書生活のご多幸、心よりお祈り致します!




 今見ても痛ったい痛ったい文章である。


 で、実際、以下のような感想が書き込まれた(今はその人が感想を何故か消してしまったので見れない)。


「日間乗ったからダラダラ続けてるだけ」


 このような感想だ。


 例えばこの感想に真面目に返答すると


「ダラダラしている、というのは主観的な事なので、『ダラダラ続けてるように見える』が正しいと思います」


 といった具合だろうか。


 しかし私の返答は痛いコピペでも、上記のような真面目な返答でもなく


「あんなに打ち上がると思ってませんでした!」


 といった、当たり障りのない返答に留まった。


 


 作者側から見れば、相手の意図というのは結構わかりやすい事が多いというか、


「バレてますよ?」


 という事はあると思う。


 感想に名を借りた挑発もその一つだろう。

 上記の例で言うと、相手はこちらを不愉快にする事が目的のため、真面目に相手をしても喜ぶだけなので、そういった意図が透けてる場合、私は適当に流す事にしている、といった具合である。


 なぜコピペを採用しなかったかというと、挑発に挑発で返してるだけだからだ。


 相手は多少不愉快になるかも知れないが、相手を不愉快にして溜飲を下げても、長い目で見て得るものは少ないだろう。

 


 今回のテーマは「意図が透けてる」という事になる。

 前置きが長いですね、はい。


 この「意図が透けてる」を、かなり分かりやすい例を挙げると


「いやーん、私(俺)ブス過ぎてヤバい!」


 などと呟きながら、加工バッチリキメ顔の自撮りをSNSにアップするような行為だろうか。


 いくらコミュニケーションにおいて共感が大事だと言っても


「そうだね、確かにブス過ぎてヤバいね」

 

 とコメントしてはならない。


 彼らが望んでいるのは


「そんなことないよ! 可愛い(またはカッコいい)よ!」


 と言われる事だろう。


 つまり、言ってる事と、実際に透けてる意図が違うのである。



 さて、なんでこんな話をしているのかと言うと、私は相変わらず底辺スレを見ている。


 見ているな貴様ッ!


 はい、見ています。


 最近「底辺から書籍化した人いる?」という書き込みを見てドキッとした。


 というのは、自分を話題にされたくない、とかではなく、底辺スレ住人、特に私が小説を晒した頃からいる人々は、当たり前だが私が5chを利用しているのはバレてるので


「うわぁ⋯⋯凸蔵、自分の事話題にして欲しくてこんなこと単発IDで書き込んでるよ⋯⋯」


 などと思う人がいたらイヤだな、ということである。

 

 我ながら考え過ぎだと思うが、私が逆の立場ならそう考える可能性がある(最低)。


 断じて言うが、私は自分の事について、

晒し以後底辺スレに書き込んでないから。


 書き込んでないからー!


 まあ、証明しようとしても無理なのでこの話題はここまでとして、ま、底辺スレは見てるよ、という事なのだが、相変わらず晒しも見ている。


 アドバイスもしないが、面白いな、と思った作品はブクマしたり評価入れたりしている。


 でも、晒しの文言を見て、ほとんど読まない作品がある。


 それは、指摘点が


「小説として面白いかどうか」


 となってる作品である。


 全く読まない、とは言わないが、ほぼ読まない。


 意図が透けてるからである。


 例えば、さっきの自撮りの話だが


「私の顔どうですか?」


 とコメントしつつ写真をアップしたとしよう。


 その返答に


「ゴリラとしては可愛いね」


 とは普通返さないだろう(冗談としてならともかく)。


 「ゴリラとして可愛いね」と言われて怒っている人がいたとして、その人に


「いや、人間として評価して、とちゃんと言わないお前が悪い」


 と真面目に言う人もあまりいないだろう。


 つまり何が言いたいのかというと


「『小説として面白いかどうか』も何も、晒してるの小説でしょ? 『面白いかどうか』で良いじゃん」


 と思ってしまうのだ。

 むしろ小説を晒されて「漫画として面白いかどうか」聞かれても知らんわ、という話だろう。


 おそらくだが、「面白いかどうか」をストレートに聞くのが怖いとか、そういう理由はあるのだろうが、どこか


「なろうに合わせず書いている自分の作品」


 を一段高尚に見ているような、そんな意図が透けてる気がしてしまうのだ。


 何となく「ランキングに載ってるようなのは『なろう小説』であって『小説』じゃない」みたいに考えているように思えてしまうというか。


 もっと言えば、仮に、なろうでは全然受けないけど、底辺スレで「小説として面白い!」と評価されたとして、何かあるのだろうか。


 私は「小説として面白いかどうか」と聞く人は、何となく「読者」や「なろうで作品を書くということ」から目を逸らしている印象を受けるし、そこから目を逸らす人が書いている作品はたぶん好みに合わないだろう、と感じてしまうから、あまり読まない。


 そう言う話です。


 もちろん、何となく『小説として面白いかどうか』と聞く人もいると思いますけどね。


 何となくの人、ごめんなさい。

 でも私はそう思っちゃうってだけなので、過去に作品を晒した人で『小説として面白いかどうか』って書いちゃったわーという人もいると思いますがあまり気にしないで下さい。

 書いちゃったわーと感想に書いてくれたら、上記のコピペで返答します(嘘)。


 まあ、『小説として』なんて予防線にもならない予防線を張ったところで意味はない。


 どんな予防線張ったところで、叩かれる時はぶったたかれる、それが底辺スレなのだから。


 何度も言うが、『晒しは劇薬』


 いいね?


 では、また何かあれば。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ