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coffee(過去詩)

作者: 澄
掲載日:2019/03/24



 少し苦めのそれをどうぞ。そんな風に渡されて苦みに顔をしかめて口にして。時計草は怒り出します。夕暮れ時。赤い目をしたチューリップはしかめ面です。歯磨きを忘れちゃ駄目ってオレンジのエプロンがとつとつと教え諭します。とつとつとつ。指先を滑らせて、昨夜大泣きした夜のことを思い返してみるの。どうして、時空は歪まないの。つまらない。繊細な産毛は花粉を静かに集めて甘い蜜を吸う前の眼に対面するの。すこし待って。花びらの上で陽を浴びてるところ。ころんと寝転がって。天敵がいるから。ok大丈夫よ。やっつけてあげる。たぶん。ととんとん。つま先で招き入れて。齧られないようにします。



 **


 露を小さなエプロンに集めて、沢山ポットに滑り落したの。苦いと不評だから。もう少し甘く甘くするの。うむ。ありがとう。蜜は充分さね。君。


 **


 コーヒー豆が足りないから。また顔をしかめられたの。怒られてへこんでる金平糖の雨が降ったからとても痛い。かなしくなります。


 **



 雨がふらないと、Coffeeがうまく入れられないから、きっとそういうこと。


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