9.AKBの推しメンは...
9 2012/12/31
AKBについて考えてみた。
なろうのエッセイでは、わりとポピュラーな話題だと思う。
オレはAKBは嫌いではない。彼女らは個性があってよろしい。安室や浜崎が全盛のころは、アンドロイドのように同じような貌かたちばっかだった。
AKBの曲も、わりと好きだ。CDを買ったりレンタルしたりするほどではないが。
だいたい、どこのレンタル店へ行っても、飽きるほどAKBの曲がかかっているので、わざわざ手元に保存する必要はない。脳内録音で充分だ。
ちょっとだけ脱線させてください。
伝説のマンガ『おぼっちゃまくん』に、貧ぼっちゃまというキャラがいる。
貧乏だが元上流階級の、誇り高き男だ。
貧ぼっちゃまは生き抜くために、さまざまな生活の知恵を駆使する。それは学校生活、授業においても同じだ。
彼はノートをとらない。ノートが買えないからだ。そのかわり、授業の内容を脳内に保管する。いわく、「脳はタダなり」と。
オレはこの言葉に、いたく感化されたおぼえがある。
ノート代をケチっているのではない。どうせ憶える必要があるなら、はじめから脳内に保管したほうが効率がいい。集中力と記憶力の鍛練にもなる。
オレは子どものころ、鍛練マニアだった。ジャッキー・チェンの映画などを観ると、拳法の修行が無性にしたくなった。飽きっぽいのが珠にキズだが。
というわけで、AKBの曲は一〇曲くらいは、脳内レコーダーに記憶されている。ほとんどサビしか知らないが、『ヘビロテ』なんかは完コピしている。以前、友だちにCDをダビングさせてもらったから、隅々まで知っているのだ。
さて、メンバーの幾人かに、ざっとではあるがオレなりのコメントをつけてみたいと思う。今日はだいぶ、しょうもない回になりそうだ。年末ってことで、まあ、許してください。
(メンバーは愛称をカタカナで書きます。愛称を知らないメンバーについては、そのまま書きます。間違ってたら、ご指摘ください)
まず、タカミナとユウコ。二人いっぺんで申し訳ないが、オレはとくにコメントはない。昔からマイナー志向のオレは、キャプテン・クラスには興味がわかないのだ。『キャプテン翼』でいえば、翼くんと若林くんといったところか。
マリコさまとコジハル。また二人いっぺんだ。美人のふたりだが、やはり興味なし。だんだんと、オレの意図が見えてきたかな?
トモチン。デビュー当初の安室に似ている。彼女はなんだか、一人だけ方向性が違う気がする。アンチ正統派とでもいおうか。
ユキリン。かたや、こちらはガチ正統派だ。往年の斉藤由貴をどことなく思わせる。スケ番刑事の新作がでるとしたら、主役は彼女しかいないだろうな。
まゆゆ。オレはロリコンじゃありません。ただ、彼女ほど戦略的にロリータという武器を用いている人物もほかにいない気がする。感心する。
キタリエ。はい、二列目以降に入ってきましたよ。彼女はいろんな意味で、あたらしいと思う。アジアン風味の美人だ。オレ的にはツボです。
タカジョウ・アキ。オレのなかでは今のところ最強です。キャラが薄い、というか、薄幸そうな顔立ちをしている。声も小さいし、絶対にハキハキとはしゃべらない。なのに、なんであんなに、ステージでは凛としているのだろう。不思議だ。
以上がオレのAKBに対するレビューだ。(どうでもいい!)
ちなみに、歌番組などで彼女たちのステージを観ると、どうしても二列目以降に目が行ってしまう。青田買いの楽しさとでもいおうか。
このあたりも、人気の秘密なんだろうなあ。
それでは皆様、よいお年を!