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なにYOU天然!  作者: 大原英一
本編
7/47

7.メリクリ

7 2012/12/24


 メリー苦シミマス! ども、大原英一です。

 このメリー苦シミマスというのは、かつて一世を風靡した超絶「金持ち系」おぼっちゃまマンガに登場する、ドタマ勝悪かちわる先生というキャラの台詞です。

 クリスマスだと浮かれてばかりいずに、苦しんで勉強しろよ、というメッセージが込められています。

 そういえば、最近ガリ勉マンガって見なくなったなあ。ガリ勉て言葉がすでに死語だし。ま、少子化の時代だし、不景気だし、頑張って勉強してもあまり意味ないか……って良い子のみんな、ヤサグレたおっさんの言葉に弄されてはなりませぬ。

 今日は(なんでか)めでたい日なので、アラカルト的にいくつかの話をしようと思う。


 まずキム〇クについて。

 はじめに断っておくが、オレはキム〇クを好きでも嫌いでもない。あまり関心もない。じゃあなぜ話題にするの、といえば、今日たまたま彼が出演しているドラマをチラ見して、ちょっと思うところがあったからだ。

 今日、いきつけの美容室に散髪に行った。いい直す、かぎりなく床屋に近い美容室だ。床屋と美容室の違いって、なんだろう。床屋っていうと、どうしても、おっさんがタバコをすぱすぱしながら髪をあたるっていうイメージがある。

 オレの散髪を担当してくれるのは女性だ。だから美容室でいいのだ。はい、話を続けるよ。

 オレのいきつけの美容室は、予約なしで行っても、ほとんど待たされることはない。かりに待たされたとしても、マンガの品揃えがそこそこあるので退屈することはない。むしろ、少し待たされたほうがマンガの漁り読みができるのだが、残念ながらすぐに呼ばれてしまう。

 そこで、あらかじめ散髪中に読むマンガをきめておく。この半年くらいはずっと『ジョジョ』だ。散髪時間も短いので、いっこうに進みやしない(笑)

 今日も『ジョジョ』の一冊を手にとって、散髪開始となった。で、いつものごとく、鏡台と鏡台のあいだにテレビがある。ながら族というやつだ。

 テレビで流れていたのが、キム〇クが出演しているドラマだった。タイトルも憶えていないが、たぶん最新のやつだと思う。違ったらゴメンなさい。いや、内容には触れないので別にいいか。

 前述のとおり、オレはキム〇クに興味がない。民放のドラマ自体、あまり見るほうではない。だから、ただ番組がやっているなくらいの感覚で、意識は『ジョジョ』に集中していた。

 それでもドラマの台詞などは耳に入ってくる。かるく聞き流す感じだったが、おや、と思ってしまった。

 劇中の登場人物が、キム〇クそのものなのだ。キム〇ク演じる某ではなく、彼がそのまま台詞を喋っている感じ。

 本来ならば、彼が演じる役には、それ自身のキャラクターなりバック・グラウンドがあってしかるべきだ。しかし、そういったものが、まったく頭に入ってこない。原因はむろん、キム〇クのキャラが強すぎるのだ。

 彼のあの喋り方、相手の話をほとんど聞かずにまくし立てる感じは、聞いていて思わず笑いそうになった。ホリとかがよく真似をする、まさにあの感じだ。

 このドラマの原作者は、あるいは脚本家は、キム〇クをイメージして物語を創ったのか。あるいは、どんな脚本がきてもすべてキム〇クのカラーに染めてしまうほど、彼のキャラが強烈なのか。

 ま、どっちも正解だろう。


 ふたつめの話。これも今日の美容室でのことだ。

 今日はめずらしく、少しだけ待たされた。そうはいっても一五分か二〇分くらいだ。その短い時間に、いつもできないマンガの漁り読みを、オレは敢行した。

 オレが手にとったのは『ワン・ピース』。たぶん既刊は全巻揃っていると思うのだが、とてもそんな短い時間で読みきれるものではない。なので、かいつまんで、数巻をぱらぱらとめくっていく。

 実は、オレはマンガ好きでありながら、『ワン・ピース』をガチで読んだことがないという不遜な輩なのだ。

 理由は、過去に何度か試したのだが、自分の感性と合わずに楽しめなかったからだ。

 だが興味はある。なんで楽しめないのか、そこのところに、ものっそ興味がある。オレはちょっと、ズレているのだろうか。


 思わせぶりで申し訳ない……この続きは次回!


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