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なにYOU天然!  作者: 大原英一
番外編
42/47

サカナクションのサンバ

 最近、サカナクションというバンドが流行っているらしい。

 いまさら? とか言ってはならない。オレのアンテナはいつだって周回遅れなのだ。アンテナに周回遅れとかあるのだろうか、まあいい。

 そういえば、こないだテレビに出てたなサカナクション。曲もひとつやふたつ聴いたことあるぞ。紅白にも出場してたのか、すげーな。

 つーわけでYOUTUBEで彼らの代表曲を聴いたわけなんだが、ころっと感動した。『ミュージック』という曲だ。

 ほかの曲はあまり知らないので、コアなファンに、おいそれ代表曲ちげーぞと言われたらごめんなさい。


 とにかく、いい曲だ。ありそうでなかった曲でもある。YMOや坂本龍一を聴いて育ってきたオレら世代には懐かしい感じもする。

 さて今日は彼らの曲の素晴らしさについて語る回では、実はない。タイトル見てヘンだと思ったっしょ。

 もうひとつ紹介したい曲があって、それは『てんとう虫のサンバ』だ。サカナクションの曲じゃない。チェリッシュというデュオなんだが彼らの説明は省く。

 結婚式や披露宴の定番ソングとして有名なあのサンバだ。お嫁サンバじゃないよ? なろう読者に通じるか不安になってきたぞ?


 まあいい、とにかくそういう有名なサンバがあって、日本人はみな披露宴でそれを歌うんです。結婚式に即した曲だな。

 反対に結婚にはそぐわない曲というのも、もちろん存在する。平井堅の『瞳をとじて』や久保田利伸の『missing』などがそれにあたる。

 いわゆる失恋や別離を匂わせる曲は、たとえそれが名曲であっても披露宴で歌ってはならないという暗黙のルールが存在する。そりゃそうっしょ。

 じゃあ最初のテーマにもどるけどサカナクションの『ミュージック』は、どうなんだろう。

 うん、結婚式には合いませんね。なんて言うか、高尚すぎる。たとえば優れた芸術作品に触れたときにおぼえるような感動は、やっぱオメデタイ席には似つかわしくないんだと思う。


 けっきょく、わかり易いのが一番だ。マツケンサンバとか。しっかし、こと日本では結婚式すなわちサンバなのだろうか。

 まあ、おめでたくて陽気な音楽ではあるけれど……あ、ミュージックではあるけれど。

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