29.ギター寒侍
29 2013/02/27
拙者、ギター寒侍と申します。
デンデデレ デンデデレ デンデデレ……(アコギの音。註:アコースティック・ギターの略)
「アタシはパー子♪ パーマン・チームの紅一点♪ 地球の平和を守るのよ……って、いうじゃなーい♪」
ジャラン(アコギの音)
「でもアタシの本名……星野スミレですからっ! 残念!」
「それと職業、アイドルですからっ! 残念!」
デンデデレ デンデデレ デンデデレ……(アコギの音)
「わいはパーやん♪ パーマンで初の関西人♪ コッテコテやで、いてこましたろか……って、いうじゃなーい♪」
ジャラン(アコギの音)
「でも、わいの本名……大山法善ですからっ! 残念!」
デンデデレ デンデデレ デンデデレ……(アコギの音)
「ボクはパーマン♪ ふだんは冴えない小学生♪ パーマン仲間と地球の平和を守るんだ……って、いうじゃなーい♪」
ジャラン(アコギの音)
「でも二号だけ……猿ですからっ! 残念!」
デンデデレ デンデデレ デンデデレ……(アコギの音)
◇◇◇
ふう、今回はちと、おふざけが過ぎましたな。パーマン・ネタがどうしても書きたくて、こんな風になっちまいました。
ネタのあとに、どうして蛇足ともいえる解説をするかといえば、意外とネタの尺が短かったんです。いつもこれくらいは書こう、というノルマを課しているもので(笑)
パーマンの設定のなかで特筆すべきは、やはりコピー(ロボット)の存在だろう。これがなかったら、パーマンというお話は成り立たない。
ヒーローに「変身中の不在」はつきものだ。某地球防衛隊の〇〇隊員も、〇〇マンに変身中は不在とならざるをえない。出動中にどこかへ消えるとかふつうだったらクビだよね、そんな隊員(笑)
つまりこれは、暗黙の了解というやつだ。〇〇隊員はたぶん〇〇マンなんだろうなーって、ほかの隊員も気づいている。そこをあえて突っ込まないのは、彼らが大人だからだ。夢を壊してすみません。
パーマンはこのへんの障害を、じつに巧みにかわしている。コピーを用意することで、本人の不在を隠しおおせているのだ。
しかし、これはこれで問題な気がする。
少年たちの日常に、本物ではないロボットを代理として置くことが、はたして善といえるだろうか。
家族や友人といった周りの人たちを、だし抜いていることに、なりはしまいか。
これで何度目かの登場となるウチの残念な同僚タキオカだが、ふと気づくと、彼の鼻が赤いときがある。
もしやコピー……?




