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孤星の抗戦  作者: 轟蓮次
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侵略の幕開け

ちょっと投稿してみたくなったので…。

それは、静かに訪れた。

夜空はいつもと変わらぬ黒に染まり、無数の星が瞬いていた。

都市の灯りはまだ輝いている。

人々はいつもと変わらぬ日常を過ごし、誰もが明日も同じように訪れると信じていた。


だが、彼らは知らない。

その夜、遥か彼方の空の向こうで、見えない戦端が開かれたことを。

最初の異変は報道機関が捉えた。軌道上の観測衛星が異常な影を検知したのだ。


巨大な物体。静かに迫る影。各国の軍事機関が緊急会議を開く中、市民たちはまだ気づいていない。

しかし、影は徐々に地球を覆い始めていた。

そして――その日、人類は「それ」と初めて向き合った。


政府は混乱し、対応方針を決める時間は限られている。

戦うべきか、それとも交渉か。

だが、その議論さえも虚しく終わることになる。

なぜなら、「それ」は待ってはくれなかったからだ。

夜が明けると、空はすでに異星の軍勢に覆われていた。


――それは、初めて世界が沈黙した瞬間だった。

各国の首脳が緊急会議を開いている頃、都市ではまだ普通の生活が続いていた。

だが、誰もが気づき始める――空の異変に。

衛星通信が断続的に不安定になり、軍事施設の一部が突然沈黙した。

ニュースは混乱し、SNSは憶測で溢れかえった。

そして、その時。


世界各地で、未確認飛行物体が降下を始めた。

巨大な金属の構造体が、重力を無視するかのように静かに地表へと降りる。

その様子は、まるで「視察」に来たかのようだった。

攻撃もない、通信もない。ただ無言で、そこに現れた。

しかし、それこそが恐怖だった。


「敵は、こちらを試している」


そのことを最初に理解したのは、一人の民間人である。

かつて軍に所属し、戦略家としての頭脳を持つ彼は、直感的に感じ取った――これは「威嚇」でも「和平の申し出」でもない。

ただの圧倒的な支配の表明。


各国が対応を決める間にも、降下は続く。

そして、ついに最初の通信が入った。

それは、人類に選択肢を突きつける「声明」だった。


「我々は、この星を求める。抵抗するならば、排除する。」


簡潔で、冷徹な言葉。それは交渉ではなかった。ただの「通知」である。

戦うのか、降伏するのか――人類の選択が迫られる中、すでに侵略は始まっていた。


件の民間人、蓮池智之は、自室の暗がりでテレビ画面をじっと見つめていた。

報道番組が断続的に状況を伝えている。

スクリーンには世界各地の都市の空模様が映し出され、未確認飛行物体が降下している様子が次々と流れてくる。

侵略者は動いている。

しかし、その目的も意図も、何一つ明確ではなかった。

この星を求める…普通に考えれば侵略だが額面通りに受け入れられるか?

確証がないならば裏を読まなければ。


智之はテーブルに両肘をつき、両手で顔を支えながら考え込む。


このままでは状況を読み切ることは不可能だ。

自分にできることは限られている。

元軍人とはいえ、今は一般市民に過ぎない。

だが、それでも動かなければならない。


彼はリモコンで音量を下げ、静かな空間の中で自分の思考を整理し始めた。


「侵略者の目的が本当にこの星なのかは分からない。だが、この沈黙はおかしい。攻撃も交渉もない――これは、何かを待っているのか?」


智之は冷静に事実を並べていく。

侵略者は降下を開始したが攻撃をしていない。

政府は混乱状態で、明確な対応策を示していない。

市民も不安に包まれているが、まだパニックには至っていない。


「まずは情報だ」


智之は行動指針を固めた。

侵略者について何も分からない以上、まず自分に必要なのは情報だ。

そして、その情報を得るためには一人では限界がある。

信頼できる仲間――かつて軍隊で共に働いた者たちが必要だった。


彼はデスクにある古い手帳を手に取り、ページをめくり始めた。

そこには軍時代の仲間たちの連絡先が記されている。智之の指先は、ある名前で止まった。


「彼なら、情報収集には役立つはずだ」


だが智之は慎重だった。

侵略者が通信を監視している可能性も否定できない。

まずは手帳を見ながら、どの相手に連絡を取るべきか、リスクを含めて検討を始めた。

ちょっと文体が固いかな?

読み難くはないかな?

そんな不安がありますね。

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