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隣の子はツンデレ!?

【】は心の声です

俺の名前は佐藤卓也。 自分で言うのもなんだが、友達はぼちぼちいて、顔も頭も中の中ぐらいなごく平凡な高校生活を送っているアニメ好きな高校生だ。

そんな俺にはみんなに秘密にしていることがある それは人の心、気持ちを読むことができるということだ。

なぜ秘密にしているのかというと中学生時代バカだった俺はみんなに「心が読める」なんてことを打ち明けてしまった

当然スクールカースト最下層だった俺の言葉を信じてくれる人はいなく、その日から俺はいじめの対象となった。

だから俺は高校生活を成功させて楽しい思い出を作るためにみんなにこのことを秘密にしている。


「おはよう佐藤君」


挨拶をしてきたのは俺の隣の席の一条由紀だ。こいつは学年一の美女と言われてる。一条由紀は高校1年生の五月に転入してきた子だ。とても高校生だとは思えない美貌で転入当時にはとてつもない噂になったんだが由紀には一つ欠点があった。

それは途轍もなくシャイなところだ。そのせいで今は陰で「内気なお嬢様」と呼ばれている。


「佐藤君今日は早いのね いつもギリギリに来てるから驚いちゃった。」


「今日はねなんか早く起きちゃったからさ っと話し変わるけど国語の教科書忘れっちゃったから一限目の時貸してくんない?」


「ん~別にいいけど次はちゃんと持ってきてね」


「分かった分かった」


とこんな感じでまぁまぁ仲がいい?

いやー学年一の美女と隣の席になれるなんて運良すぎ 神様ありがとぅ~


なんでこんなに仲がいいのかというと、転入初日に沢山喋ったっていうのもあるし

初めのころ【帰り道が心配】って由紀の心が言ってたから一緒に帰ってたら、なんか仲良くなっちゃったんだ。


ここまで聞いた話なら由紀の事はシャイでとてつもなくかわいい子ってイメージしかないと思うが、実は心が読める俺だからこそ分かったとてつもない事実があるのだ。そうそれは・・・極度のツンデレなのだ!! (心がね)

ーーーーーーーーーーーーーーーー


「卓也~お前ここの問題答えてみろ」


「えーっと」


「ちゃんと聞いてたら分かることだぞ」


とっさに由紀の顔を見た


仕方なさそうに答えをノートに書いて教えてくれた。


「○○です」


「正解だちゃんと勉強しとけよ」


「はい・・・」


ありがと助かったよ!


これで借り一つ、ね 次はぜったいおしえないから

【まぁ卓也くんが次もおしえてっていうなら教えてあげてもいいけど・・・】


(心の中じゃ卓也君呼びなのね・・・)

ーーーーーーーーーーー

帰り道


一条さん今日はありがとね いやぁ~俺もいい友達を持ったな。

このお礼は今度するから何がいい?


「じ、じゃあ か、買い物付き合ってほしい」


「買い物?別にいいけど なんか欲しいものでもあるの?」


「うん。ちょっと服が欲しくて」


「分かった じゃあ服買いに行こう~!ちなみに明日でいい?」


「うん明日でいいわよ」

【デートってことね ふふ!楽しみだわ】


(で、でーと・・・そうか女の子と二人で出かけるすなわちデートってことか・・・いやー俺もデートに誘われるなんて成長したな~)

「じゃあデートってことだね!」


「は?馬鹿な事言わないでよ別にデー・・・ じ、じゃあ私先帰るからまた明日ね」

そういった一条由紀は顔を赤くしてその場から逃げるように走り去った。


「デートかー そういえば何着てけばいいんだろう」

おれは初めてのデートの服選びに悩むことになった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!初めての作品なので、緊張したのですがどうだったでしょうか?

由紀のツンをうまく表現できたか気になりますが、楽しんでいただけたなら幸いです。

続編も書こうと思っているので次回もまた、よろしくお願いします!!

感想や評価もお待ちしています!

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