第2話 惑星 エルステス ①交戦
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惑星、エルステス、それはデフテロス星系、第4惑星であり、銀河系の地球と反対に位置する端に最も近い探索者ギルドを有する星だった。それはつまり、銀河系の1番端に位置する恒星系、エナンシオン星系第3惑星、エルフセリアから最も近い探索者ギルドのある惑星、ということだった。そんな惑星に僕は向かっているのだが、そこにつくまで、ハイパードライブでも少なくとも2日はかかるので、その間、自動運転に任せて、のんびりと過ごしていた。ハイパードライブ開始から2日経った頃、ブー ブー ブー ブーっと警報音が鳴り響き、機器から、
「緊急通信が着信中。緊急通信が着信中。つなぎますか?」
という音声が聞こえたので、
「つないでくれ」
というと、正面左のモニターに、将校と思しき女性が写り、
「こちら、エルステス帝国少佐、アイリーン・エヴァンス、ただいまキリアキア艦艇と交戦中、至急、救援を頼む。繰り返す。こちら、エルステス帝国少佐、アイリーン・エヴァンス、ただいまキリアキア艦艇と交戦中、至急、救援を頼む。」
となっていたので、
「ハイパードライブ解除!!それとともに艦艇を先頭速度で運行!!相手の艦艇をスキャン!!艦種を識別!!」
と言って、実行させると、その艦艇は直上方向が死角である、アンドロメダ級中型艦、ドヴェイン、5隻だったので、こちらの速度と小回りの速さを生かして、後ろから直上方向へ一気に加速しながら、主砲の、荷電粒子砲5門すべてを手前にいた2隻の艦艇のうち、こちらから見て右側の艦艇に斉射した。すると、その1撃だけで、木っ端微塵に吹き飛んだので、あとは作業だった。そして、掃討し終えると、エヴァンス少佐が、
「救援助かった。ありがとう。しかし、見慣れない船だな。」
と言われ、僕は、
「15歳になったので、昔、師匠からもらった船で探索者ギルドに登録しようと出てきたんです。それと、キリアキアに殺された師匠の敵を討つためにも星を出てきたんです。いきなり目当ての組織の船に出会えるとは思っていませんでしたけど。」
「そうだったのか… 悪いことを聞いてしまったな。すまない。」
「いえ、気にしないでください。あ、そうだ!!戦利品、もらっていいですかね?少しでもお金はあったほうがいいですし。」
「ああ、いいぞ。助かった。じゃぁ、宇宙港まで案内するよ。」
「ありがとうございます。」
と言って、回収だけ終わらせて、宇宙港に向かった。
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