ロッカル一味の乱
強大化したロッカル一味はリサ帝国に対して反乱した。
そしてリサ義勇軍も対抗して立ち上がる。
因みに元ネタは三国志です。
三国志ならネタパクっても余程のへまをしない限りは問題にならない。
版権とかなさそうだし。
ロッカル一味の乱
5千に増えたロッカル一味は近隣の村を占拠して武装反乱に立ち上がったのだ。
これに300年も革命祭りの模擬戦ばかりやっていたリサ帝国軍は弱体化して敗れ去る。
「アルタニアの全山賊とゴブリンに檄文を飛ばせ。アルタニアを乗っ取りガルダンに降伏」
すれば正規軍に取り立てて貰えるだろうと思い部下に兵を集めさせたのだ。
リサ帝国に不満を持つ者はたちまち集まり数万人に膨れ上がる。
「これだけの兵が揃えばアールソン村など怖くないのでは?偽勇者一味を退治しましょう」
だがリサ帝国は弱そうに見えて強大な国なので油断は出来ないのだ。
「駄目だ。リサ義勇軍倒したらエリスとルミナが本気で攻めかかって来るぞ」
取り敢えず兵を集め革命祭りの放映権料で部下を養いアルタニアを乗っ取る作戦を取る。
1月3日、ロッカル一味が建国したロッカル国は3万の山賊をかき集め3万5千になった。
「兵を募集する。弱体化したリサ帝国を倒してロッカル国の王になるんだ」
アルタニアに駐屯している100万の兵はロッカル一味に追い払われて県城に立て籠もる。
そして義勇兵を募集する事になったが最近のリサ帝国は貧乏なので金は出せない。
「義勇兵募集。志ある者は金貨30枚で義勇兵に応募しろ」アールソン村にも通知が来た。
これに志を得た500人の冒険者は今噂のリサ義勇軍に身を投じて戦おうと集まる。
「リサ姫。リサ22世の悪政にはもう耐えられません。義勇兵に入れてください」
「恩賞頂ければそれに越した事はないのですが、取り敢えず食うだけで十分です」
とリサ義勇兵は570人に膨れ上がり、一生懸命小説を売り軍資金を蓄えるのだが・・・。
「やっとかき集めた軍資金が3700ディルス。税金取られるからちっとも貯まらない」
暴君でも主君は主君だ。
主君が気に入らないと廃嫡していたら2600年の伝統も数年で終ってしまう。
「今ここでロッカル一味を撃ち破れば今の村長罷免してリサ姫が村長になれるんじゃ」
リサ義勇軍の兵は結構本気でリサの復位を希望していたが借金返済するまでは無理だろう。
「それ良い。何で英雄皇帝の生まれ変わりが挙兵したのにこんな奴村長にしとくんだよ?」
アールソン村で村長弾劾の動きが起こったのは不覚だった。
重い税金ばかり取り立てるリサ帝国は最近では国民の人気はないのである。
「リサが挙兵しただと?ロッカル国の500万の軍勢相手に500とは正気か?」
ロッカル国ではこの動きを正確に察知して国の15歳以上の若者500万人を総動員した。
「ロッカル国国王カクタイン1世に従わぬ者には重い刑罰が待ってるぞ」
だがリサが魏延に兵300を率いさせてカクタイン軍5万を相手に戦うと敵は崩壊した。
「深追いはするな。ここで追撃しなければ我々が勝ったと言う事になる」と魏延将軍。
「戦利品は馬2千頭です。矢も5万本。食料が300万人分」大戦果である。
魏延と馬超が3レベルで兵のレベルも2レベルに上がったが負傷して動きが取れない。
取り敢えずアールソン村に引き上げるぞ。貴重な部下をこんな戦いで失う訳には行かん」
それで引き上げると千名の部下が待っていたので唖然とする魏延と馬超であった。
「魏延将軍が300の手勢で5万騎を撃ち破ったと聞き、こいつについてれば安全かと」
リサ22世の散財と戦争で職に就けない若者がリサの勝利を聞きつけ駆け付けたらしい。
「これだけの兵があれば砦を乗っ取れるんじゃないの?砦を乗っ取り旗揚げしましょう」
参謀職のシエルが魏延と馬超に砦を乗っ取る様に依頼しておいた。
砦を奪えば5千は兵が募れるが養える自信がないのでリサは反対である。
「ロッカル国を滅ぼさないと天下は乱れますよ」とフォートレスは魏延を送り出す。
「攻め取れ。丸太で砦の門を撃ち破り後から続け~」魏延と馬超は先頭に立ち敵を討つ。
「強い。撤退だぁ。冒険者の兵は兎も角魏延と馬超は強いぞ」そして夜、砦は落ちた。
「申し訳ありません。20名も負傷者を出しました。しかし砦は我らの物です」
まあ功績立てた部下に恩賞上げないと問題だから2人に350ディルスずつ与える。
1月4日、ネットで小説を販売したら600ディルスの収入になり部下に分配された。
「食料と武器を運び込ませなさい。我々はここで勢力を養うから」兵1500では勝てぬ。
1月7日、反撃して来た中央の1500億の宇宙軍によりカクタインは追い詰められた。
流石に500万で1500億の兵には勝てないが侵攻して来たガルダン帝国を撃ち破る。
久しぶりの勝利だがリサ22世はカクタイン討伐は3万人もあれば十分とガルダンを追撃。
「やあマイハニー。久しぶりだね」ルミナが来るがこいつまだ彼氏気取りらしい。
「最後の詰めはリサ義勇軍に任せようと言う事になった。砦に結集した4千の兵で」
「OK。カクタインを討ち果たしたら警察署長の位ください」だがリサ22世は誤った。
討伐軍が3万人と知ったロッカル国は正規軍との戦いを避けゲリラ戦で抵抗。
補給基地になっているリサタワーを攻略しようと攻めかかるのだ。
「俺はカクタイン1世。降伏しなければ全員首を刎ねるぞ」革命祭りで4兆ディルス入手。
リサ帝国の戦は革命祭りと呼ばれてルールの下行われるがルールを無視する奴もいる。
ロッカル国戦いカクタイン1世を討ち取り、リサ義勇軍と共に反乱軍を追い払ったが。
もはや辺境を支配する力を失ってしまい、人口8京人を抑えるまでになってしまった。
群雄が割拠してアルタニアにはスカポン国が興ったのだ。
「もうこうなったら我々も蜂起するしかない。アールソン村も独立しようじゃないか」
リサ帝国に義理立てしていては軍団100万のスカポン国に白魚の踊り食い国。
ロッカル国の残党は1月8日東国を名乗り海軍力で勢力を挽回しようとしたのだ。
「訓練しなさい。ロッカル国を滅ぼしてリサ帝国を再建するのよ」取り敢えず借金を。
「借金は規定通り返済しますからアールソン村の警察署長に任命させてもらえません?」
人口が減った事もあって借金返済のノルマはアールソン村が150万ディルスになった。
「やっぱり独立してやる。スカポン国と白魚の踊り食い国とリサ義勇軍どれが良い?」
白魚の踊り食い国は東方、スカポン国は北方、東国は南にあるのだが。
「取り敢えずリサ姫誘いましょう。こうなったからには警察署長にして軍を奪うしか」
リサ帝国はアールソン村の警察署長に任命され砦の主に任命されたのだ。
「借金のノルマが450万ディルスって。弱みに付け込んで警察署長になれたと思ったら」
「まあ仕方ないじゃん。魏延将軍。ロッカル国の砦をもう1つ落としてきて」
スカポン国と白魚の踊り食い国とロッカル国で争ってる隙を伺い漁夫の利を占める。
「取り敢えずリサ帝国に反旗を翻す計画立てたアールソン村をリサ帝国に売って・・・」
「私が討伐すればリサ22世の覚えもめでたくなるからねぇ」奇麗事じゃ国民は豊かには。
リサ姫が出世すれば救われる国民が増えるのであってその為には密告も仕方がない。
「落として来ましたよ。降伏兵が3千程ですがこいつら仲間に入れますか?」と魏延。
「勿論だよ。然し荒れ果てた地方ねぇ。これじゃ山賊にでもならなきゃ食べていけない」
これ私のせいだよなぁ。
責任取る気はないけど多少は罪悪感があるから木を植えよう。
「食料が2千万人分。武器が4千人分ですね」兵糧を調べたフォートレスが言う。
「馬が8千頭に増えました。食べさせるの大変ですけどここは治水工事しかないでしょ」
侵略しなくても国を富ませれば民は潤い兵も集まるが取り敢えず侵略しかないなぁ。
「関羽将軍。張飛将軍。兵2千を与える。手頃な街を制圧して」OK分かった。
て訳で討伐軍が絶対に来ないと思える辺鄙な村を攻撃して降伏させ兵2千と民1万を奪う。
「写本は疲れる。でも小説売って少しでも軍資金を稼がないと」とリサであるが。
「でも街を奪ったらまた書類に苦しめられる生活が訪れるんだろうなと思われるのだ。
1月9日、リサは荒れ果てた砦周辺を立て直す為ダムの建設を行う事にした。
「土嚢を積み上げて川の水が盆地に溜まるようにするのよ。急ピッチで行いなさい」
早速川の水をせき止め、1月12日朝までかかって川の流れを若干変えたのだ。
そして盆地には水が溜まりこれを聞いた民が徐々に集まってくるのである。
民4万人リサ義勇軍1万5千に膨れ上がった軍勢を食わせる為苦労したのである。
「決起して12日で1万5千人かぁ。食料1千万人分分けるからお金に換えてきて」
でも民4千に玉蜀黍生産させて食料を確保しないとなぁと思われるが当座の金は小説で。
「小説100部。買ってくれないと部下を食わせる事が出来ねぇんだよ」と劉備将軍。
「つまりみかじめ料を支払えと?」そうは言ってないけど買ってくれないと国防が。
「ぶっちゃけ俺の主君ドMなんだ。全部売らないと俺がお仕置きされるんだよ・・・」
それはドSないのかと思うのだが軍事力を背景に泣きつかれたら買わない訳に行かない。
「分かりましたよ。でも毎回そんな泣き落としで国民が言いなりなると思わんでくれ」
取り敢えず2千ディルス確保すると税金半額納めて軍資金を4千ディルスにしたのだ。
「救国債権を発行します。一応扱いは所長債」て言うがこの貧しい中社債を買う人が。
「アッバルさん。名馬イカロスを売りに出して。300ディルスになる筈よ」
馬の販売で儲けようかなと思うリサであった。
馬は8千頭もいるから雌馬が殆どである。
「馬の繁殖で儲けるつもりですか?」フォートレスは驚いてリサを見たのだ。
「ふふっ。馬を鍛えて付加価値を上げて売り出す。馬だってレベルアップするんだよ」
最強の軍馬にして売りに出し、競争馬にすれば30万ディルス位にはなるかも知れん。
「まあ取り敢えず戦場で訓練だよ。弱いロッカル軍を相手に金品を奪い取るよ」
こうしてロッカル国との最後の戦いが始まったのだ。
決戦東国との戦いの予定です。