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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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闇金の脅威

闇金怖いですねぇ。

銀行は貧乏人には中々貸してくれない。

でも初めて起業する人に銀行が納得するような非の打ちどころのない企画書無理じゃ。

担保さえ確保出来れば普通に貸しても良いと思いますが。

闇金の脅威

後リサ帝国は20ガイディルスの資産を持つ株式会社虞美人株式が経営規模拡大を目指す。

この情報に気付きト一で金を貸す事を思い付き虞美人株式に打診してみたのだ。

「おお金を貸してくれるか。では8ガイ程」まさかこの国で株が暴落するとは思わない。

リサ姫かルーミスか袁術が天に召されない限り株価が下落する事はないと思ったのだ。

それで会社を買収した後虞美人株式の完全子会社化して本社の株が上がる様に工作する。

「株の価値14ガイ8千ディルスにまで上がった。じゃあ利子を支払っておこう」

闇金に借金して支払いが滞ったらどんな嫌がらせをされるか分からんから利子だけでも。

「じゃあ増資だ。株は株主に割り当てる。俺の分は自腹で購入する形を取る」

これで虞美人株式の社長は現金の殆どを失ったが18ガイディルスの資金を蓄えた。

5月16日、虞美人株式は本業の油業者の収入でランタンを売りまくり儲けている。

「ト一何だぞ。グズグズしてられるかぁ。業績を上げ何としても株価を上げろ」

後リサ帝国首都ルーミスシティの油業者を二分するA油問屋を買収する事を考えた。

「このA油問屋さえ買収すれば株価は上がるし油に値段倍にしても買うしかないだろう」

「でも貸してくれる金貸し後リサ帝国しかないですよ?もし返済出来なければ」

「私の資産を担保にすれば10ガイは借りれる。A油問屋の株を買い占め大企業化する」

て訳で10ガイトイチで借りてA油問屋を乗っ取り油の値段が一気に3倍になったのだ。

「あいつらまさか値上げするとは思わなかった。そりゃかかった資本回収しなけりゃだが」

「袁術様。もう手遅れです。下手に手を出せば債権が踏み倒されます」とリサである。

「あいつらの値上げに便乗して食料品の値段が4倍に上がっています。米が5キロ金4枚」

元々物資は不足気味の後リサ帝国だから誰かが値上げすると食料が高騰するのが悩みだ。

「困りましたねぇ。油を南国王から買い付けて虞美人株式に大損させてやろう」

5月17日南国王に緊急の油の輸入を打診して孟獲は油を届けて来たのだが粗悪品だ。

「こんなもんで本当に良いのか?正直俺らの技術では後リサ帝国には勝てんぞ?」

「いや粗悪品だから良いのよ。物価の高騰に悩んで安い粗悪品を輸入したと言い訳する」

「酷いなぁ。まあ技術者さえ派遣して下されば油位それなりに作りますよ」

でも輸入に頼っては南国産の油の供給が途絶えた時袁術様が困るんじゃないんですか?

上手く行けば油の値段が暴落する筈だが、余り暴落が続いても困るから程々にしないと。

「て訳で緊急輸入したけど1樽銀貨40枚で売ってあげるよ。粗悪品だからねぇ」

後でこんな不味い油食えるかとか言われても困るのだが一応有料で配給するのだ。

「あっ。もう駄目だ。流石に対策立てられるか。明日から値段元通り」諦めるしかない。

5月18日急速に物価高は収まり虞美人株式は不買運動まで起きるありさまである。

「何とか2ガイディルスかき集めました。株かも40ガイディルスに跳ね上がり一応は」

儲かるのだが、株を20ガイ分売り飛ばして利益確定して借金返済してしまおう。

そして後リサ帝国のリサ受け持ち分の借金が480ガイディルス。袁術が3100ガイ。

ルーミスはファンの熱狂的な課金により借金を1500ガイに減らしたのだ。

「袁術様。遊びに来ましたよ。献上品のダイヤモンドと布です。20億ディルスはする」

「下賜の品を与える。ファーリちゃんの絵をプレゼントしよう。それとドレスだな」

一応ルーミスのスリーサイズは調査させたが最近こんな調査させたらセクハラだろう。

だから調査は困難を極めたが貢物のドレス用意する為サイズ知りたいと言ったらOKした。

「全く。皇帝がスリーサイズを公開しなけりゃいけないなんて初めて知りましたよ」

ルーミスはグラビアアイドルだからスリーサイズ公開してるが袁術は知らなかったらしい。

「ルーミス。お前をリサ星雲皇帝に任命する。後リサ帝国での位は騎士元帥」と袁術。

物凄い高飛車だがルーミスは素直に命令を聞いて「有難く存じます」と答えた。

「後リサ帝国では油が足りない。リサ星雲の油少し分けてくれんかね?」と袁術である。

「我々は何を下賜して頂けますか?」と言うので「鮎とかどうだ?」と答える。

「我々とて油は不足気味です。最近はパンツ見せてくれる女の子が減ってエリスの加護が」

やっぱりパンチラはセクハラだと言う話になって最近穏健派が教団を支配している。

「てか鮎とか獲れるなら鮎の油でも料理出来ますよ?」とルーミスは言うのだが。

「まあ良い。一応万一に備えて小麦だけは過剰に作らせているんだ。小麦で良いか?」

「小麦?30ガイ分くらいなら輸入するわ。油も20ガイ分で如何?」早速増産しないと。

「OK。借金を返済したら褒美にスク水Hしてやろう。曹操とスク水H何て萌える」

「まあ良いですけどやる気出ますねぇ。リサ帝国の皇室のしきたりですからねぇ」

まあリサ教団=パンツ教団の伝統の儀式で後リサ帝国でも初夜はスク水Hが伝統である。

「袁術様。まあこの話小説だし17歳の女子高生ものでもギリギリOKかもだけど」

念の為に18歳になるまでは日本の法律にのっとて我慢するが削除されたくはない。

「じゃ早速油用意させましょう。袁術様。私を抱いてくださる約束忘れたら戦争ですよ?」

「分かってるよ。女の子が抱いて欲しいと言うのに拒否する男がいるか?」

でもこれだけ借金多いとこまめに株を売り買いして財力を蓄えても中々減らないんだ。

「あの抱いてくださる約束前払いでも良い?やっぱりどうせ抱くなら若い娘好きでしょ?」

「まあファンタジー世界だし16歳位で結婚する女の子も多いが児童婚だろ?最近は」

「まあそうですね。スク水Hが伝統だから18歳で男に抱かれる女の子多いんですよ」

小さい頃から英才教育とダンジョン薬の館に通いお勉強とスキルアップに励むのだ。

ファンタジー世界はレベルアップさえすれば大抵の技能は覚えられるから高給で雇われる。

無学な人の為の社員研修として薬の館攻略とかがある位なのだが。

だから18歳で万一子供が出来ても22歳位で再就職出来る有難い世の中であるのだ。

「今のうちにせいぜいゴマ刷っておきますよ。いや袁術様のお情けを頂けるなら」

そして領地に帰り20ガイ分の油を調達して後リサ帝国に即座に送り付けて来たのだ。

5月20日、順調に株の売買を続けて含み利益30ガイディルスを手にして450ガイに。

「じゃあリサ油商店を立ち上げ、激安の油を売る事にする。油だけは安くしないと」

油の販売を請け負ったリサはリサ油商店と株管理会社リサっち財閥を結成したのだ。

「大変です。フィスがエターナルの惑星の1つを占領。50万の兵で蜂起しました」

何が大変なのかと曹操は思ったのだがこの調子では項羽軍は敗れたらしい。

武器を売ればまた儲かるかもなと後リサ帝国に戦艦オタクを注文しておいた。

「このインチキ娘が。お前から買った戦艦とゴーレム大惨敗だぞ。たった50万人に」

「あれは紛れもなく後リサ帝国の主力武器。文句があるなら真似して自力で造って」

項羽は腹を立ててリサ星雲に攻め込んだがやっぱ項羽は猪武者だとルーミスは思った。

フィスにも勝てなかったのに我々と戦ってもお前の方がやっつけられるに決まってる。

結果項羽軍から逃げまどい孤立させてから部下を壊滅させて追い払ったのだ。

「賠償金千ガイディルス支払うように。3千ガイディルス持ってるのは知ってるよ」

「無念だ。持っていけ。仮想通貨シルバーコインに代えてある。これが小切手だ」

おっしゃこれで後リサ帝国450ガイ、リサ星雲500ガイ、袁術3100ガイディルス。

「いや~。今度の戦は儲かりましたねぇ。袁術様。私我慢出来ません。お尻触って下さい」

「いやそこは我慢するべきだぞ。お尻触ったら淫行で逮捕されてしまう」と袁術。

「ですよねぇ。申し訳ない」「俺だって出来れば触りたい。でもそれは淫行と言うんだ」

て言うので袁術の下賜した小麦を持って帰り業者に納入して30ガイディルス得た。

それをそのまま借金の返済に充て470ガイになるがリサっち財閥は金儲けが上手い。

そして6月1日リサ星雲は30ガイの税収、後リサ帝国は150ガイの収入があった。

後リサ帝国の国家予算は90ガイディルスほどに設定しリサは410ガイに借金を減らす。

そして株の配当200ガイディルスで株を買い、株主優待100ガイ分を売り払った。

それを株に注ぎ込んでリサ星雲の株を買い占めるとリサっち財閥の保有株を増やすのだ。

「あのう。ノルマ300ガイディルス追加な。俺も金集めするがお前程上手じゃない」

これで袁術の借金2800ガイディルス、後リサ帝国の借金710ガイディルスになった。

「20ガイ返済に注ぎ込んで450ガイディルス。10ガイディルスで経営出来るとは」

安い国だと思うが取り敢えず配下の部下を鍛え上げて後リサ帝国の精鋭にしよう。

「あんた達は軍功を立てて袁術様の親衛隊になるのよ。文句あるなら申し出てくれない?」

別に文句はないけど嫌だと言ったら左遷かクビなのも事実なんだろうなと思う。

「ルーミス様。袁術様の愛妾として抱かれる約束してるんですよね?」と部下達である。

皇帝を僭称した男ではあるが、エリスとリサ姫が認めているならそれなりに正当な王朝だ。

ただ財政はリサに牛耳られており、何故か後リサ帝国の借金はリサが返済している。

「皇帝陛下万歳~。我らは後リサ帝国の親衛隊だぞ」この時からリサ星雲の兵は親衛隊。

袁術ファンクラブの親衛隊を自称するようになり袁術も認めたのだ。

「利子の支払い額をねん出するのに苦労したわ。魏延将軍。我々は必ず借金を返済する」

リサはこの日書斎にこもり何やら怪しげな研究に没頭して研究書を作成したのだ。

「えっとね。30ガイで売ってあげよう。量産化すれば5千ガイは儲かる筈よ」

後リサ帝国の国民総生産は膨れ上がり70ジョにまでなっていたが物価は安い方だ。

「リサ姫が研究者として才能があるとは思いませんでした。30ガイディルス支払う」

小切手で支払いをすまし、借金を680ガイディルスにするとフォートレスを後見人に。

そしてリサは研究室に篭ると歴史研究の書物リサ姫物語を書き版権を50ガイで売った。

研究と株の予定です。

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