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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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株の悪魔

民主主義で一番儲かる商売は株です。

失敗すると借金が雪だるまなのも株だけど。

株の悪魔

5月5日、リサはこの革命祭りの効果で2%だけ上がった株を売り80ガイ手に入れた。

元金は減らさずに含み利益で80ガイ手に入れたリサは早速借金を返済する。

920ガイディルスになったが、ルーミスの熱狂的な支持者は30京人を超えたのだ。

「株価150ガイディルスに上がった。武器は項羽に売るとして200ガイ位は」

武器の密輸は物凄く儲かるので私もやろうと思ったがこの国の義務は借金返済である。

「て訳で300ガイディルスで買わない?こっちもあんたに押し付けた筈の借金に」

自分で作った借金を返済する事が出来ずに苦労する大馬鹿者がリサと袁術らしいのだが。

「萌え10億隻にオタク5億隻に歴女500億でたったの300ガイディルスよ」

前の戦いで惨敗した項羽は手っ取り早く武器が欲しかったので借金して武器を買った。

「よっしゃ。じゃあリサ姫。借金返して。返したらなったらもう千ガイ押し付けるからね」

ひでぇなぁと思うリサだがまあ株で借金返済するのは簡単であるので借金をする。

「リサ紙幣30ガイディルス借りて株を買い値段を上げて売り抜けるのが定石だよ」

「させるかぁ。増資だ増資。我が項羽株式を乗っ取れるもんなら乗っ取って見ろ」と喚く。

「増資だと~?やってみるが良い。力尽きるまで買い占めてやる」て訳で5倍に増資した。

「もう駄目だ。500ガイ支払うから平和的に株を返してくれ」と泣いて頼むのだ。

増資により株価が下がったが勿論損害は返済してもらえるんだろうな?」とリサ。

「500ガイディルスじゃ不満で?」「株が暴落する前の値段で買い取れ」と言うリサ。

そんな要求を聞いたら下がりまくった株の分を合わせると800ガイディルスになる。

「破産してしまいます。800ガイの借金を方が悪いさせて頂く訳にはいきませんか?」

そして800ガイディルス項羽株式に押し付け、借金を清算して残り180ガイになる。

この金で株を買い増し320ガイディルスのリサ星雲の株を保有したのだ。

「呂布将軍。ちょっとエターナルまで言って項羽軍破って来てくれないか?」と袁術。

「トウターク様を救出して良いでしょうか?袁術様の野心の邪魔になりますか?」

「いや問題ない。酒を持ってきてくれ。通貨を発行する」袁術が酔いつぶれて酒を飲んだ。

5月6日袁術死亡のニュースが全宇宙を駆け巡り株価は下がったが項羽の仕業らしい。

「惑わされるな。主上は生きておられる」この死亡と復権のニュースを巧みに利用した。

「項羽は借金を返済して3千ガイディルス貯め込んだらしいです」ああそうかぁ。

私の借金が1千ガイ、ルーミス2千ガイ、袁術3200ガイだけど袁術死亡ニュースは。

流石の私も主の死亡ニュースで大儲けする訳にはいかないし株主優待券と企業の利益を。

「あのう。相談したんですがリサ帝国の株320ガイ分頂ければ500ガイ肩代わりする」

リサ帝国の株は優良銘柄が多いし配当は月に5%なるマルチ商法砲並みの配当である。

利子を受け取り続ければ1年で元が取れるから悪い取引では断じてないのである。

「そうして貰えると有難い。じゃ残り500ガイディルス」リサは大喜びであるのだ。

「リサ姫が株買い占めてくれるから株価が上がってウハウハだけどこの辺で清算しろよ」

好景気の時に少しずつ利益確定させれば株の大暴落で損をする人はいない筈だ。

袁術死亡の誤報で大分株主が損害を受けたが致命的にはならず労働に励んでいるのだ。

「あの項羽の奴。武力一般とうのあいつがあんな姑息な策を弄するとは信じられんぞ」

「袁術様。株の投資の失敗って減税処置ありましたよね?申請したいんですが・・・」

こいつらから税金取ったら暴動が起きそうだから来月は取り立てるのよそうと思う袁術。

「分かった。木の人形リサ姫ドールで大儲けしよう。儲けの半分を国民に分配する」

リサ姫ドールとルーミス人形は予約が殺到して50ガイディルス儲かったのだ。

こういう企画ものは買ってやらないと国の財政が悪くなりサービスが低下するのだ。

「でも辛いよなぁ。リサ姫ドールに着せる洋服とか買わないといけないしなぁ」

このドールの注文で材木の価格がいきなり高騰して1本5ディルスになりました」

朗報だと思うが材木で箸作るとなるとこの高騰した材木で買う奴いるかなぁと思うのだ。

「買わないと後リサ帝国の財政が傾くんじゃないか。買えば良いんだろう?買えば」

物は大切にしないといけないが、それでも需要の80%しか供給しないのである。

「全く。国が課金を要求するからバイトしないと先祖伝来の貯金が減るじゃないか」

それでも後リサ帝国は国の国力を総動員して企業を富ます為に産物を買うのであった。

「80%になったか?俺は助かったな」などと大喜びする国民もいるが富裕層から税金を。

「それ駄目です。金持ち虐めると異国に逃げたり反乱を企んだりするようになる」

自発的に金を出させるしかないのだが医者とか拡充しないといけないなぁ」と思うリサ。

「袁術様。医療費40ガイディルスほど税金で処理してください。この国150ガイは。

税金徴収出来る筈だから医者を各地に派遣して病人を見て回らないと死亡者が増える。

「分かった。早急にネットで国民に通達を出しておく」そして医療費は無料になった。

学費も無料だし、軍人の養成機関では1月9ディルスの給料も出るのだ。

障碍者雇用とかやっておくと良いんだけど金貨6枚位しか出す気ないのだ。

「部下の給料も1京ディルス程度であり、若返りたい者は聖なる水着で女の子になれる。

「最近人余りなんですよねぇ。学歴社会ですから。勉強出来ないと就職口が限定される」

どんな世の中でも弱者いるのだが税金40ガイディルス程度で弱者ビジネス出来るなら。

「任せて必死なって水着のパンツ見せて30ガイディルスかき集めたわ」とルーミス。

これを女性蔑視と言うなら深夜にやってたアイドル育成番組とかも女性蔑視になる。

「私グラビアアイドルだからねぇ。そう言う仕事もやった事あるのよ」ルーミスである。

おおそうかとこの金で借金を返済して残り1970ガイディルスになってしまう。

5月7日、再びリサ紙幣50ガイディルスほど借りてリサ星雲の株を買い占めて釣り上げ。

ルーミスは300ガイ程に上がった株を売り抜け150ガイ手に入れたので返済した。

1820ガイディルスに減らしたのだがルーミスは再び革命祭りでリサ領を襲い併呑する。

「袁術陛下万歳~。私の領地に攻め込むとは良い度胸ね。討ち取ってくれるわぁ」とリサ。

必死に立て籠もり袁術の援軍が来る前に併呑され、10万の警備兵は袁術に居候。

「曹操ちゃん。いや~。曹操ちゃんのグラビア写真集なら100ガイで売れますよ」

1人頭10万ディルスになるがそれでも国の為には買わないといけないのだ・・・。

そして250ガイディルス手に入れたルーミスは借金を1720ガイディルスに引き下げ。

「皇帝陛下ぁ。私頑張って国の借金280ガイディルス返済しました」と曹操である。

そして気紛れに人口調査をやって見て5月10日3京人も隠れ人口がいる事が分かった。

45京人に膨れ上がった後リサ帝国は好景気を煽る為洋服店をオープンさせるのだ。

「株主は最低金額で募集して。そうすれば業績が上がった時何百倍にも価値が上がる」

て訳でこの株券は1枚銅貨1枚で売りに出されたのだがリサのドレスを作らせるリサの店。

「人口を調べ直しなさい。ルーミスちゃん。人口を調べ直せば隠れ人口がきっといる」

て訳で思い切り冷酷に人口を調べ直して人の住める星や人口要塞には部下を送り込んだ。

結果後リサ帝国50京人、リサ星雲20京人に膨れ上がりゴブリンも300京人増えた。

後リサ帝国のゴブリンは300京、リサ星雲のゴブリンは50京人である。

後リサ帝国のエルフが5京人、ドワーフが2京人でありドラゴンが400億頭であった。

「食わせる人口増やしてどうするんだよ?俺はこいつら食わせる自信はないぞ」と袁術。

「いざと言う時の為に蓄えを増やした方がよさそうね」食べさせるだけならルーミスでも。

屯田兵による計画農業を実施しましょうと部下を寄越して取れ過ぎたキャベツを徴収した。

キャベツって日本だと価格調整の為作り過ぎた分をトラクターで踏みつぶしているらしい。

ならリサ星雲の取れ過ぎたキャベツの一部を年貢に徴収して酢漬けにしても一緒でないか?

「ああキャベツを供出した農家の6月分の税金はタダだ。別に働けば税の数十ガイなど」

「喜んで納めさせていただきます。うちは玉蜀黍農家なのですがジビエの言葉分かる人」

「俺が分かる。収穫の一部をやるから畑は荒らさないでくれと説得して良いのか?」

まあジビエにのみ苦役を強要するなら交渉にならないから農家にも損をして貰わないと。

「分かった。ジビエの呪いが怖いからな。ジビエとの約束は破らんよ。飢えても守る」

て訳で兵1億人が手伝って農業を行い5月15日にダークエルフが傘下に加わった。

「エルフちゃん。感謝するぜ。リサ帝国から離脱して数百年。復帰のチャンスを狙ってた」

「来るんじゃねぇ。ダークエルフ10京人など食わせられるかぁ。サッサと帰れ」

袁術は怒ってダークエルフを叩き返そうとするが呂布が宥めるのだ。

「落ち着いてください。食料は自給率90%あります。何とか食べさせる事は出来ます」

「食料だけの問題じゃないぞ。何処に居住させれば良いんだよ?住める星は分譲済みだ」

それでも受け入れない訳にはいかないので後リサ帝国の砂漠の銀河タルーキンを与えた。

「ひでえ星だな。話に聞くとリサ帝国が500ガイディルス注ぎ込んで失敗した荒野らし」

「酸素薄いなぁ。パンツエネルギーでようやくここまで来たらしいけど植林するか?」

「木生えるのか?リサ帝国が居住を諦めた銀河だろう?」て言うダークエルフ達だが。

「入植者がいなかっただけで普通に水もある。採算が合わなくて開発中止に追い込まれた」

ホントかよと思うダークエルフだが取り敢えず植林しかないじゃんかと思ったのだ。

闇金の脅威の予定です。

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