後リサ帝国
株の話ばっかりですが、だって一番手っ取り早く儲かるんだもん。
急成長組織の話だから下落はありえないし。
後リサ帝国
南国連合は6兆人に膨れ上がり、4月8日正式に後リサ帝国の属領となったのだ。
「じゃ酒を飲んでくれ。酒位で属国の機嫌が取れるなら国一番の美酒をくれてやるぞ」
美女でたらし込むのはこの差別に五月蠅いこの時代無理だが酒なら問題ないのだ。
「一応言っておくが女官にはちょっかい出すなよ。出したら即刻同盟破棄だからな」
「分かってますよ。俺らは酔って女の子のお尻触る様なヘマはやらん」酔うほど飲まんし。
「それと下賜の宝石と布だ。売り飛ばせば50万ディルスにはなる筈だ」と袁術である。
「くれるのか?税金は納めないが交易はすると言う事で良いんだな?」と南国連合。
「お前らから税金取って俺に何の得がある。お前らは後リサ帝国の兵力削減に協力しろ」
「兵力削減?」「お前らが帰順すれば南方国境軍は必要なくなるだろう」「ですねぇ」
南方国境に備える兵力要らなくなったら兵士が失業するかもなぁと思うんだが。
「心配するな。お前らの軍があればフィスとリューセンとダークとクーラを退治できる」
「あいつらぶった切ってきましょうか?」と言い南国連合の王の一人がリューセンを倒す。
「本当に首持って来たよ。お前には金1億ディルス授ける。今後も忠勤に励め」
「有難きお言葉。後リサ帝国の繁栄と俺の出世の為に娘をアサシンにしダークとクーラを」
南国王の1人王允は娘の貂蝉を使って二股交際を仕掛け刃傷沙汰に追いやるのだ。
そして邪魔なダークとクーラを倒すと空白地帯になっていたガルマニア銀河団で挙兵。
貂蝉王として自立してガルマニアに住んでいた2京人を支配下に置いたのだ。
リサ星雲に残された15京人は食料庫ガルマニアを失い空腹に耐え食料増産に走るのだ。
「貂蝉王と項羽帝国。そして後リサ帝国の3つに分かれて争うのか?王允はどうする?」
「あれは娘が勝手にやった事。王允国は後リサ帝国に忠誠を誓います」と忠誠を誓う。
「本気か?お前王になれるのだぞ」「私はリサ姫の他に王などほしくありません」
見上げた心がけだが袁術皇帝は5月1日、兵を鍛え上げ産業も奨励して50ガイ儲けた。
税収も100ガイ。後リサ帝国の借金も660ガイディルスに減らす事になる。
白夜帝国の暗黒皇帝が袁術に押し付けた借金は900ガイディルスに減っている。
「思うんですが。エターナルから鉄屑を仕入れて製錬して10ディルスで売りましょう」
項羽帝国の支配地域は魔法金属でゴーレムを造っていたから鉄は貴重であるのだ。
そして産地偽装して後リサ帝国の鉄として売り出せば100ディルスで売れるかも知れん。
「別に原料他国産でも精製して鉄の板にすれば後リサ国産で良いんじゃないか?」
まあ食料とかなら兎も角工業製品は原料他国でも後リサ帝国産と自称して良いのか?
でも最近知ったけど日本って労働者は貧しいイメージだが富裕層はとんでもなく裕福だ。
日本って資源小国で貧しいと宣伝してた奴がいて最近まで鵜呑みにしていたから。
「後リサ帝国万歳。袁術様。借金が重荷なんです。鉄を売って軍資金調達して良いですか」
鉄は軍需物資にもなるので輸出には国の許可を貰わないと後で何言われるか分からん。
「良いよ。ノルマは50ガイディルスだ。項羽の借金を増やす為なら労は惜しまぬから」
そして項羽の下に300ガイディルスで鉄が贈られてきて項羽は買ったのだ。
鉄ゴーレム、アイアンミルフィの製造により不足しがちな魔法金属に対抗する。
「項羽様。これで借金6300ガイディルス。お願いです。後リサ帝国と和平して下さい」
「黙れ~。虞美人を返すまでリサ星雲から撤退はしないぞ」
と項羽は後リサ帝国領に攻めかかり頑強な守りで抵抗する後リサ帝国の駆逐艦萌えに敗北。
戦艦オタクの追撃と主要ゴーレム歴女により散々に撃ち破り項羽により100万機が負傷。
「項羽強い。張飛が鍛え上げた1人100万レベルの精鋭部隊だぞ」明日からまた訓練だ。
「お前ら。項羽を討ち取ったら千金と1万石を与えるぞ」それに釣られて兵が群がる。
「お前ら。はした金で俺を裏切るのか?人質を処刑されても良いのか?」
「黙れ~。偉大なるパンツ教団に逆らう神の敵を討伐してパンツの園に行くんだぁ」
いや最近は殆どパンツ見る事のない穏健派のシエル派が8割だからとルミナは思う。
「食らえ~。歴女の力を甘く見るんじゃない」ルミナはゴーレムで出陣して赤兎馬を倒す。
「おお~。俺の赤兎馬が。必ずこの復讐はするから後で後悔するなよ」と逃げ出すのだ。
「今攻略したら6300ガイディルスの借金は俺が支払う事になる。見逃してやれ」
袁術は止めを刺そうとする項羽を逃がすように命令を下したが部下は黙っていない。
袁術の命令を無視して項羽を捕えて後リサ帝国の牢屋に放り込まれたのだ。
この行為により後リサ帝国の借金は7200ガイディルスに跳ね上がるのである。
「俺のミスで借金が跳ね上がった。ログネルに侵攻しろ。リサシティを奪回する」
借金の返済が後リサ帝国に回ってくるのが嫌だから項羽逃がそうかと思ったのにミスった。
「武士の情けだ。虞美人と同じ牢屋に閉じ込めて置け。見張りは付けるなよ」
取り敢えずログネルを奪い取り曹操が正当後リサ国軍としてリサシティで蜂起した。
自由リサ国軍は30万の兵で蜂起した曹操軍に3万の兵で対抗するのである。
「1千ガイ肩代わりしてくれるなら曹操の統治を認めても良いぞ。どうだ曹操」
曹操は17歳の可愛い女の子だがルミナとエリスの娘が転生したのがルーミスである。
曹操と名乗り軍師荀彧を率いて群雄の世に名乗りを上げたが借金の条件を飲んだ。
5月2日、早速臨時税をたっぷりとって借金を850ガイディルスに引き下げる。
「曹操。俺はお前が気に入った。側室になれとは言わんが友達として付き合わんか?」
お友達と言う名目で付き合い始めて隙あらばと下心は取り敢えずないつもりである。
「袁術さん。皇帝を僭称する悪人と聞いてたけど良さそうな人ね」ルーミスも乗り気だ。
「借金を返済して項羽を倒した暁には私をエターナル太守に任命して王にしてくれない?」
良いけど曹操って俺みたいなおじさんでも良いのかと思う袁術である。
「あはっ。リサ帝国の古いしきたりで皇族の初Hはスク水Hなのよねぇ」と袁術を誘う。
「どうせ政略婚だから皇位くれるなら情婦になっても良いよ。勿論トピーに禅譲する」
「よせ。いやらしい事想像してしまうじゃないか。男は若い女の子に弱いんだ」
「あははっ。正直だねぇ。セクハラに厳しいけど善人ぶる人の方が何考えてるか分からん」
悪口言われたからっていちいち文句付けてたらしょうがないし偏見撲滅は無理だと思う。
差別したからっていちいち職を解いたり牢に放り込んでも差別はなくならないと思うけど。
「まあ私は気にしないけど。分かった。借金半分寄越しなさい。3850ガイ引き受ける」
「おおっ。この忌々しい借金を引き受けてくれるのか?」袁術は大喜びである。
その代わり18歳になったらスク水Hで楽しませてよねと本気なのかからかってるのか。
こんな事言ってるのに乗って下手な発言したら「セクハラです」と逮捕される事例が多い。
「中年男をからかうんじゃない。正式に婚約した後でないと怖くて手が出せんからな」
それでもモラハラとか言い出すんだと思うが、差別撲滅何て本当に出来るのか?
「袁術。お前妻が愛人持つのは許せる方か?曹操を好きなのはお前だけじゃない・・・」
ぶっちゃけ曹操に従ってる部下のほぼ全員がルーミスファンでありルーミス狙いである。
「ファンクラブまであるんだ。余り有名じゃないけど地元のバカン星では著名なアイドル」
「おおっ。袁術以下42京人がファンになるよ。お前俺の代わりに皇帝にならんか?」
「断るよ。何でそんな面倒臭い事しなけりゃいけないの?私はリサ22世が嫌いなのよ」
借金作るだけ作ってトウタークの乱の原因を作りこの国を戦火に包んだ皇帝を愛せよと?
「イヤン星とバカン星とアルタニアを奪取せよ。項羽軍をリサ星雲から叩き出す」
取り敢えず項羽を釈放してエターナルに追いやったらイヤン星とバカン星が降伏した。
勢いに乗ったルーミス軍はアルタニアと惑星シオンを奪い取りリサ星雲を制圧する。
兵は3億に膨れ上がったが、曹操軍の士気は高くぶりっ子してみたら20ガイ集まった。
「自由リサ国軍解散しないか?こうなっては曹操様の覇権に協力するのが人の道だろう」
袁術が一目ぼれして婚姻による国家統合がなされるのではないかと噂なので戦乱は終わる。
だが項羽を甘く見ていたらしい曹操はエターナルに進撃して敗退し追い返されるのだ。
「ごめんなさい。負けちゃいました。袁術さん。暫く内政を頑張りましょう」
ルーミスは5月3日、借金を150ガイディルスするとお決まりの株を買うのだ。
「今度の株は鉄鋼の株にしよう。やっぱ手軽に金儲け出来るのって株しかないんだよね」
「それならこのリサの所有する株を100ガイ売ってあげよう。インサイダーにはならん」
鉄鋼株が上がるなんて誰も知らないし、儲けなければ別に良いのである。
「曹操ちゃん。暫くは売りに出さない方が良いよ?インサイダー取引疑われるから」
リサは忠告するが後リサ帝国は300ガイの株を処分して借金を360ガイディルスにし。
リサ星雲の株を500ガイディルスに減らし、ルーミスの支配力を拡充させたのだ。
「面倒臭い。もう全額叩き返してやる」リサ星雲の株を140ガイ残して売り飛ばした。
そして借金を完済すると革命祭りを宣言してマスコミに武勇をアピールして曹操と戦う。
「そこブックと違う。この大根役者」ルーミスとリサは部下を使ってリハーサルをする。
昔やらせの革命祭りが横行した事もあって革命祭りはプロレスの模擬戦扱いになった。
「邪悪な項羽軍に占領された街を曹操軍が解放する。私の軍は項羽軍を演じるから」
一度悪役やって見たかったんだと思うのだがこの設定じゃ5京ディルスがせいぜいだな。
「それは仕方ないですよ。テレビの人気が落ちてる昨今革命祭りの収益も減ってるし」
ルーミスは部下の荀彧とファンクラブから巻き上げた30ガイディルスで株を買った。
保有株130ガイディルス、現金50ガイディルスだが借金も4千ガイあるのだ。
「千ガイディルスこっちに寄越しなさい。借金は私にも責任あるからね」とリサである。
「それと革命祭りでゴーレム歴女のアピールをしておくのを忘れないで」巡洋艦萌え。
戦艦オタクも宣伝次第で買い手がつくかもしれないからせいぜい番宣に使わせて貰う。
そして鉄鋼株を釣り上げる為の違法ギリギリのリサと曹操のやらせショーが始まった。
株の悪魔の予定です。




