和の5王
いや~。
屠殺って頸動脈を切り安らかに命を奪う筈です。
俺は肉の人生など考えたことないが。
牛肉も豚肉も平気で食べるし。
和の5王
ムホン王は独立を宣言して反乱を起こしたジェローム軍討伐をに申し入れたのだ。
「新星謀反人帝国を建国する。やったぁ。俺が皇帝になれるとは思わなかった」
謀反帝は早速国民を募集して30京人を中央銀河から掻き集めたのだ。
リサ帝国内ではうだつの上がらない民が謀反人帝国の通貨ムホンディルスを求める。
「今ムホンディルス買い込んでおけば数百倍に跳ね上がるぞ」誰でも分かる。
よって謀反ディルスを買い占めて8千ジョムホンディルス買い占めたのだ。
300倍で240ジョウ=ジョの次の数字の単位になるので換金できない。
中央銀河にはリサトピア帝国の軍も来てたが、470京人の市場では無理だ。
今のうちにリサトピア帝国内の産物を買い占めておけ。
「いや~。信じられるか?30京人いる俺達が全員諸侯だぞ」
農業用ゴーレムに耕作させれば遊んでいて6千ガイ石手に入る状況である。
リサトピア帝国も総力を上げて2ジョ石まで農作物の生産をお仕上げたのだ。
実質物価は統制されているので作りたいだけ作っても家畜の餌以外は高いのだ。
「食料の少ない南に売りに行けば確実に儲かる。ジタークの養女王シエルに松茸を」
松茸は高級品で1本1ディルスもするし、松茸作らせれば金になるのだ。
「いや~。3人の妹と娘に国分けちゃうとは思いませんでしたよ」いや作戦だよ?
国を完全統一しても利益は出ない。
幾つか国があれば、為替相場や貿易や賠償金でたらふく儲けることが出来る。
要するに軍事力さえ持たせなければ良いだけだとリサは思ってるらしかった。
「いや~。350年の苦労が報われました。即位式やって良いんですよね?」
後にやってやっぱヤーメタとか言い出しても遅いからね?
「信用ないな。即位式の贈り物に軍馬を500頭。兵を8千持っていくと良い」
まあ独立認めても王宮勤めだから領地に行くのは無理だと思うけどねぇ。
「兵8千元手にしてアルキメーダ共和国討伐して群雄に名乗り出ていいですか?」
ルリは補給の仕事をジャンヌに任せて仕事を引退して8千人の100億レベル兵を。
「これだけ鍛え上げられた兵ならアルキメーダ共和国など直ぐに討伐できますよ」
て理由で宇宙船ジブタルタルに乗り戦場に赴くと北で大暴れしてゴブリン自治区北を。
10月11日、兵は40万、砦70にまで跳ね上がったのだ。
「ルリ様が軍事的才能あるとはしりませんでした。金貨を火で炙りましてございます」
ゴブキラーとジュートは卑劣な手段を使うので火で炙らないと安心して使えん。
「ヨウザーン殿の息子香蘭はこのリサトピア人の傾向として女性願望がある。
だが香蘭の場合は女の子も大好きだったので息子の嫁にならないかと誘われたのだ。
「取り敢えず人口600万、ゴブリン500万、ミノタウロス300万だし」
私の立場だとサッサと戦争終わらせてジェロームを縛り首にして平和にしないと。
「リサマシンガンだけ持ってゴンザレスと戦うよ。私は義父ほど甘くはない」
因みに縁談は受けることにしたがその前にジェロームとアルキメーダ共和国を倒す。
「和の5王3王ジタークとルリとムホンの連合軍だよ?」「愚か者が」
チュドーンと閃光一発でルリの軍勢が閃光に怯えて砦まで逃げ延びたのだ。
「ヤバい。ルリの下に集いし兵士諸君に告ぐ。焼き芋は美味い」これで恩賞は決まる。
「ルリ陛下が焼いてくださる焼き芋食えるんだぞ。伝説の補給大臣ルリ様の焼き芋だ」
「リサ帝国の国民なら小学校3年の歴史の授業でリサ帝国史は必修だからな」
義務教育でもリサ帝国史を覚えられないと卒業させてもらえないので必死に覚える。
その伝説の人が俺ら兵士の為に焼き芋を焼いてくださるというのだから士気が上がる。
「お酌もするよ。全員は無理だから500名そっちで選んで」ルリは落ち葉を集める。
焼き芋焼いた灰は森の肥料として還元して落ち葉や木の枝の補充に貢献してもらう。
兵の士気を回復するべく始まった焼き芋会は高級馬車で運ばれてきたのだ。
「馬に人参を食べさせなさい。馬は人参さえ食べさせておけば良いから安心である」
「あっルリ様それ迷信ですよ?塩くらいはなめさせておかないと馬が弱ります」
本当にこの人リサ帝国を飢えさせたことのない伝説の英雄なのだろうか?
馬の飼育方法知らないらしいが人参は馬の餌としては高級品だから牧草のほうがマシ。
「そんなんでよく補給大臣勤まりましたねぇ。馬の餌の補給に人参送ってたんですか」
五月蝿い。
私にだって知らないことの1つや2つあると思うが馬は塩なめるのか?
「取り敢えず焼き芋焼くけど余った焼き芋は猪の餌にするよ。話し合いでね」
ちゃんと話し合い収穫の一部を野生動物に上納すれば、野生動物は畑を荒らさない。
前に羊と人間の関係を説として紹介した書物を読んだことがあるのだが。
飢饉の時羊が人間の抑えていた草に侵入して追い払うか殺すか受け入れるか考えた。
その説では羊の方も人間の抑えてる食料食べれるなら多少の犠牲は仕方ないと思った。
人間も獲物の羊を細く長く食料にできるなら野菜が犠牲になっても仕方ないと思った。
こうして暗黙の共生関係が成立して何時の間にか家畜化してしまったという説だった。
「今年は獣食料にしちゃったから増やす為に食料を分けないといけないのよ」
特に肉食獣と話をつけて獲物上げるから草食獣襲わないでと頼むことに・・・。
「良いけどよぅ。俺達も弱肉強食はしかないと思ってるんだ。だが肉食獣にも慈悲が」
面白がって狩りをする作者の親が飼ってた猫もいたが、あいつ残虐だったなぁ。
滅多に食べないのに趣味で狩りをしてるのか飼い主が獲物取れない奴と思われてる?
猫って飼い主が獲物獲れない人間だと猫本人に思い込まれると一生懸命狩りするらしい。
猫に人間生活のシステムなど分からないし。
犬なら昔読んだ漫画で人間の経済事情に詳しい犬がでてきたが。
「まあ兎に角狩られるなら諦めるよ。人間に逆らったら群れ全頭皆殺しだもんな」
生贄を提供することによって群れが助かるなら仕方ないが老獣にして欲しいんだが。
「分かってるよ」獣達は話し合い生贄の長老を決めたのである。
「俺達500頭が名乗りを上げる。どうせ死ぬなら群れの為に死んだ方がマシだ」
獣はせめてもの慈悲を要求する。
「別に銃や弓矢で撃ち殺さなくても良いんだろ?頚動脈を切って安らかに死なせろ」
て理由で酒に酔わせて正気を失わせてから頸動脈を切り楽に死なせたのだ。
「パンツの園で会おう」ジビエがパンツの園に行けるかどうかは誰にも分からない。
そもそもジビエが女の子のパンツ見て喜ぶとは思えないし。
「酒?そう言えばペスト対策にネズミと話し合ってノミ取りの薬飲ませるのよ」
失った兵の士気を高める為兵士40万人にはヨウザーン国5千万石の民を分けようと。
「OK。下水道で溺死するのは嫌だからな。ドブネズミにだって人権はある」
ドブネズミの肉は美味いが、人間が食った話は余り聞かないので獣に献上する。
「美味い。飯を食って獣の数を減らさないように頑張ります」そうして貰えると。
ジビエは鹿は兎も角猪は多産だから直ぐに増えるだろうと思ったのだ。
10月12日、ネットで国民を募集したら30億人応募者が出てきた・・・。
伝説の英雄が国を興し領地を得ようと奮闘しているので国民も集まるのだが。
「諸君。香蘭殿と私は結婚して嫁養子に入ることになった。兵を養い反乱軍を撃つ」
北に地盤を作り反乱軍を撃つ体制を整えたがアルキメーダ軍は強かったのだ。
アルキメーダの逆襲の予定です。




