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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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3部 毒矢のリサ

三国志風の小説。

董卓が善玉の作品は俺は聞いた事ない。

あったら読んでみたいな。

3部 毒矢のリサ

フィスの放った刺客に完全に油断していたリサは毒矢にやられて重傷を負ったのだ。

「私の癒し魔法でも癒せない毒って一体?」シエルは緊急にリサ姫の病を治せる医者を。

「この毒エトロフシティの癒し草でないと治せませんよ。今リューセンの手にある筈です」

リサ姫を救うにはリューセンと戦わないといけないのかと出発準備をする事にした。

2月7日大急ぎで準備を整えたシエルはリューセンに癒し草を分けてくれるように頼む。

嫌なら力付くで奪い取るしかないが、ここでフィスは大軍を送り込み足止めする。

「リサ財閥はここで終るのだ。魔人兵団にてリサ財閥の金品を奪いつくせ」とフィス。

「お~。項羽様。リサ姫が毒矢に倒れたからには癒し草を2千ガイディルスで売れば」

エトロフシティの攻防で項羽の物になった癒し草はリサ財閥に5千ガイディルスで売る。

「トウターク帝国の銀行さん。5千ガイディルス貸して貰えませんか?」フォートレスが。

「無茶言わないで下さいよ。幾ら小切手が使える社会でも5千ガイディルス集めるのは」

それでもやらなければいけないけどフィスが攻めてきたの撃退しないと無理だな。

「ははっ、これでリサ財閥の土地を差し押さえればトウターク帝国の一角を占領出来る」

リサは苦し紛れにドラゴンに変身して毒に対抗しようとしたが毒が多少弱まったらしい。

人間には致命的な毒でもドラゴンの巨体を倒すものではなかったらしいのだ。

「私に毒を盛った魔人軍団は送り返して。我々はアルタニアを放棄する。イヤン星に」

「分かりました。その条件で項羽と交渉してみます。リサ姫を毒矢などで倒させるか」

株券と国債を1800ガイディルスと現金2千ガイディルスを持ってイヤン兵に逃げる。

「無傷でアルタニアを併呑した。じゃこれは癒し草だ。香草茶として飲めば治る」

名医ファーリの治療により一命はとりとめたが若干カリスマ性を失ったのだ。

「ゴホゴホ。バーンの店で命のたこ焼きを言入れて来なさい生命力が1~6個上がる奴」

「分かりました。お任せください。電話一本で注文して送り届けさせます」

リサはイヤン星の宮殿を借りの住まいとして、病気がちになったリサを会長に。

新総裁を劉備に任せて奪われたリサ財閥領の奪還を模索し始めたが正式に譲渡された土地。

これをどんな因縁をつけて取り返すかは悩むところであるが、取り敢えず武器を集める。

「リサ姫~。香草茶をお持ちいたしました。命のたこ焼きが届くまで香草茶で耐えてくれ」

「済まない。金貨30枚ご褒美に上げるように」リサは昔を思い出したのか書類作成を。

「無理はなさらないで下さい。出来る範囲で良いんです。シエルちゃん」と姉が呼ぶのだ。

「書類をやっといてくれない?OK?」「良いですよ」と言い書類を何枚か作成する。

「昔の書類4人組の復活ですねぇ。お姉ちゃん毒矢にやられてるんだから休んでいて」

体調が悪いのに無理に仕事させて倒れられては何の為にアルタニアを放棄してまで薬草を。

「分かったわ。書類5枚だけ。お願いよ。私は健康を害してでも書類を作成したいのよ」

「仕方ないなぁ。5枚終わったら休んでくださいよ」シエルが書類を持ってくるのだ。

「ゲホゲホ。やっと終わったぁ。書類やってないと力尽き寝込みそうだから後10枚」

「え~?少し休まれた方が。香草茶持ってきますからそれまでは大人しく寝ていて下さい」

必死で眠気と戦ってるリサだが、寝てしまってからも悪夢にうなされ毒と戦っている。

「悪夢見たぁ。寝たくない。香草茶を温めなおしてきて。書類10枚やっておく」

「分かりました。お姉ちゃん、昔から書類の悪魔だから。そこは昔から変わらない」

「気力を失ったら確実に死ぬわよ。書類作成をやっていれば多少は気がまぎれるからね」

病気でも適度な仕事や鍛錬をしていた方が調子が良いと言う事はたまにではあるがある。

「香草茶持ってきましたよ。肉のスープ飲めるようなら飲んでおいてください」

少量の肉のスープと栄養価の高い香草茶を飲んでリサは再び眠ってしまうのだ・・・。

「睡眠薬でアッサリ眠るとは本当に気力尽きると天寿を全うされそうね。でも寝て置く」

べきなのでイチかバチか睡眠薬で眠らせるが寝言らしきリサの声が聞こえるのだ。

「これなら大丈夫そうね。シエルちゃん。睡眠を取っておいて。夜の担当は任せるわ」

「そうですね。では寝ましょう。魏延に馬超さん。護衛をお願い」そして2月8日深夜。

起き出したリサはベットに置かれていた書類の山と格闘して時間を潰すがシエルが起きる。

「申し訳ありません。食事の用意をさせますのでお休みになっていてください」とシエル。

「眠くはないわ。この食料の山をエターナルに売っておいて」それと香草茶お願い。

「お粥に適度に塩かけて持ってきなさい。栄養は関係ないわ。体力が回復すれば良い」

「良いんですか?リサ姫が暗殺者に倒されたと聞いてお見舞いの麦が届いてますけど」

「要らない。私気分悪いと我儘なの知ってるでしょ?300年の付き合いだよ?」

「麦粥の方が健康に良いんですけどねぇ。会長のご命令なら仕方がない」とシエル。

そして粥を持ってくるとリサはノンビリと食べ始めるが香草茶も飲んでいるのだ。

「美味しい。でもそんなには食べれないわ」余った米粥を少しずつすすりながら動く。

「この書類だけで300ガイのお金が動く。何とかそっから50ガイ捻りだすのよ」

無茶言わんで欲しいと思うがやっぱり、リサ姫は我儘娘だと思うシエルである。

だが我儘だろうと気紛れだろうと回復したからにはこの人が総裁に復帰して劉備はクビだ。

「分かりました。倒れられてるうちに借金が膨らみ総額1500ガイディルスに」

「支払えば良いんでしょ?病気療養中の私に家の借金の話など聞かせるなぁ」ゴホゴホ。

「申し訳ありません。早速出来るだけのディルスをかき集めるように配下に指示します」

シエルは財閥化した時に密かに編成していた水着親衛隊に指示して金を集めさせる。

「あっ写真は駄目よ。私の部下妄想に使うなら見るだけにしてくれないと洒落にならない」

可愛い女の子の水着姿やレオタード姿にいやらしい妄想をするなと言うのは無理だ。

妄想家を締め出す訳に行かないし見て妄想のに使われるだけなら諦めて貰うしか・・・。

全ての客に健全な気持ちで女子スポーツを楽しめは無理だが撮影は弾圧で阻止出来る。

「分かってますから。シエル様。リサ会長はお元気そうですか?国民から集めた2百ガイ」

「おおでかした。そなたを水着係長に任命する。毒が癒えたらフィスを倒すわ」

早速100ガイ税金を納め100ガイで借金を1400ガイディルスに下げたのだ。

材木が3千京ディルスが千京、農業が800京位だが雑貨や家電の収入が月2千ガイ程。

株が5千ガイディルスほどで商人は儲かるなぁと思うリサであるが毒矢により体調不良。

「書類を。私に書類を」リサは体調不良な時こそ仕事したがる人なのだろうか?

「仕方ありません。30枚終わったら休んでくださいよ。元気になったら地獄の書類の山」

押し付けますから早く元気になって書類の悪魔の復活を宣言しましょうとフォートレス。

「分かった。私が死んだって誰も喜んではくれなさそうだし療養するよ。新作ゲームを」

帝位に就いていた頃は商人からの貢物とかのゲームで遊んだがこの際だからゲームしよう。

「ゲームなら良いでしょ?RPGいくつかクリアして感想文書いておくわよ」

ああいうのは攻略本とかの売り上げも収入につながるから攻略本見ながらクリアしよう。

自力でクリアする程暇じゃないし、リサワールドなるオンラインゲームもどうなった?

「久しぶりにやってみようかなぁ。どうせ療養中だしトウターク帝国に貢ぐ税金も」

て訳でリサは書類作成を行いながら幾つかゲームをやってみたがレベルアップが困難だ。

「え~い。このゲーム難易度が高いから最初のマップで15レベルは稼いだ方が良い」

1レベルから15レベルなら難易度は高くないし、半日も努力すれば上がるのだ。

モンスターから取り上げた金品でエリア最強の武器防具を買えばある程度は楽にクリアだ。

「取り合えずお金よ。ダンジョンは単純だから、レベルと武器さえあればクリア出来る」

「香草茶をお持ちいたしました。肉のスープと麦の粥です」て訳で食事にするが8日。朝。

「疲れたぁ。ひと眠りするわ。大分気分が落ち着いてきた。眠剤頂戴」シエルが用意する。

「お休みになって下さい。眠剤はスープの中に溶かし込んでありますからもう一杯」

「分かった。病が治ったらフィスの奴ギタギタにしてやる」そして仮眠を取るのだ。

「書類仕事忙しいなぁ。この劉備に領土を与えればトウタークなど物の数ではない」

などと口走る劉備と配下の趙雲は病気のリサにせっせと貢物を差し出し機嫌を取った。

「農家に技能実習生招こうかと思うんだけどどうだ?張飛」農業人口20兆人に増えた。

「時給銀貨3枚じゃ誰も仕事しないぜ。日給1万円とかにしないと」と張飛である。

「最近時給300円で技能実習生雇い働かせる企業があるらしい。俺らは真似するなよ」

まあ技能実習生も日本の技術盗むだけ盗んで本国に帰れば英雄扱いなんだろうとは思う。

日本の職人の技術は技を盗むであるから日本の匠の技を盗んで応用するのは問題ない。

まあ職人さんならそれで良いんだが特許が絡む技術は盗まれたら大問題であるが・・・。

「冷遇に耐えてトウターク帝国の技術を盗むんだぁ。技を覚えてしまえばこっちのもんだ」

「はいはい。リサ帝国の農家は豊作貧乏だからねぇ。でも月給20ディルスは出そうね」

技能実習生冷遇したら日本に来る労働者が激減して労働者不足になるんじゃみたいな?

「リサ帝国では月給20ディルスでも安月給のブラック企業だが農業で5千はだせん」

「草鞋売りとジビエさえ獲れれば農家の下働きだって月収数万ディルスは稼げる」

肉はこの時代貴重品で、1等屠れば1年は遊んで暮らせるだけの金貨と交換出来るのだ。

昼頃リサが目を覚ましたので食事と香草茶と数十枚の書類を持って来たシエルである。

「癒しの魔法かけてくれない。毒の効果大分弱まったみたいだし今なら癒しの魔法で」

そして癒しの魔法をかけるとリサは気分が良くなったらしく食べながら書類を片付けた。

療養中の予定です。

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