表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
244/263

隠れ蓑

サッカーで敵の油断を計る。

そんあ話のはずだったが・・・。

隠れ蓑

ジタークは積極的にサッカーを部下にさせて野心がないことをアピールしようとした。

まあこういう戦法を使われると芝居だと分かっていても段々油断してくるのだ。

「あのう。こちらブルマ小僧様のお城でしょうか?」と6千人の野盗が尋ねるのだ。

「何のようだ?俺の部下になりたいなら喜んで迎えるぞ」とブルマ小僧は言う。

「話が早い。こんな戦乱の世もう耐えられません。ブルマ小僧様の部下にして下さい」

土下座でお願いする野盗6千人だがコイツラ養うと食料が不足するなぁ。

「分かった何とかしよう。住む城は自分で探せ」と言うので野盗の城を奪い取った。

「食い扶持増えた。部下3万人に・・・」リサ姫にお願いして食料贈ってもらおう。

トロミDとチームカラミと配下60万人を最強のサッカー選手にする為訓練していた。

そのリサは食料の補給を了承して100万石を贈っておくのだ。

「助かったぁ。MSの残党が攻めて来る前に廃城を奪って部下を増やさないと」

小麦さえあれば略奪しないで済むからノンビリと兵を募ることが出来そうである。

馬を空中投下で補給する訳にもパラシュート部隊で投下する訳にも行かないからな。

ゴールデンリサが入港できるような港ないし、馬は自力で集めないと。

「て理由で頼むよ。馬を5千頭くれ」ジタークは馬商人に土下座で頼み込んだのだ。

「恥ずかしくないのか?」商人は呆れてジタークを見るがジタークは真顔で言う。

「国の為に馬が必要なんだ。あんたじゃないと馬を調達できないんだ」

そんなんで感激して馬タダでくれてやったら俺が破産するよと思うのだが。

「陳城を奪って俺を陳城の太守にしてくれるなら馬をタダで差し上げましょう」

「陳城?あのMS軍3万が立て篭もってる陳城か?我々は8万しかいない」

でも陳城を奪えば兵3万人を配下に組み入れて10万人だからMSと戦える。

「分かった。陳城の守りはお前に任せる。馬をくれ」別に陳城は落とせる。

その後この馬商人は自力で陳城の王になれる自信があるのか?

「て理由で陳城は頂く。降伏しろ」人口50万兵3万人の陳城は降伏した。

「じゃお前を太守にした降伏兵は任せる」馬商人は兵8万人を掻き集めて王を自称。

強力な騎馬軍団で各地を攻め落として城50を得たのだ。

「何だと?馬王の軍勢が40万人?国民が3千万?」これにはジタークも驚いた。

ブルマ国MS思った以上に弱体化しているらしいと思い高みの見物を決め込むのだ。

馬商人から貰った5千頭の馬はジターク軍の主力になり野生馬を掻き集めていた。

7月25日やっと騎馬隊を12000にしたジタークは手頃な城を攻撃する。

ブルマ国に反旗を翻した小国を討伐して馬6千と武器を手に入れたのだ。

国民500万人、城は7つであるのでブルマ国から討伐軍がきても暫くは耐えられる。

「騎馬隊を鍛えて最強のサッカー選手を生み出すのだ」島津高山は騙される。

一応勢いに乗る馬王の軍を滅ぼさない限りブルマ小僧の国には手が出せないのだ。

8万機で最強の軍を作るべくサッカーの練習に励んでいたのだ。

「アイツラ放置しておくと予に逆らう反逆者になるな」と馬王は思うのだ。

「ブルマ小僧は予の家臣なのか?それともブルマ国の家臣なのか?」

どっちでもない。

俺はリサ姫の部下であり誇り高きジターク・ケービイーンだ。

「アイツラ早くも思い上がり我らに反旗を翻してきたか」と思うジタークだが。

「従おう。だがいつの日にか陳城を奪って俺の国を再興するのだ」

ジタークもリサもサッカーにしか興味のない暗君のイメージが強くなってきたのだ。

だが油断させて国力を蓄える機会がないと国を保てないのである。

「ブルマ小僧様。戦乱にあえぐリサトピアから逃れてきました。国民にして下さい」

「お金は生活費くらいは持っています。決して面倒はかけません」

まあ国民が増えれば国の力が増すし荒れ地の開墾でもするか?

これでブルマ小僧国の人口が600万人に膨れ上がったが馬王国と密取引を始めた。

「難民は難民でもお金は持っていますからねぇ。商売はできる資金ありますよ」

馬王国も建国したてで物資はいくらあっても足りないし食料も売れますからね。

荒れ地が本拠のブルマ小僧国は鹿や猪を狩って密輸するだけでかなりの金になるのだ。

「サッカー見ていってくれ。このブルマ小僧国はサッカーの収益で経営する」

募金箱をおいて寄付を募るのだが国民も分かってるから分相応の寄付はするのだ。

「30億ディルス?良くこんなに貯まったな。10億ディルス定額給付金で返せ」

民衆の力を手っ取り早く向上させるには定額給付金しかないので大盤振る舞いだ。

そして8月1日、税金は3億ディルス徴収したがブルマ国が攻めてきたのだ。

「30万の兵?見くびられたものだな」ティミッドのビーム砲で兵をぶっ飛ばす。

慌てて包囲戦に持ち込んだブルマ国は空爆でちまちまと叩く作戦に出た。

難民を気前よく受け入れていたら1200万人まで増えてしまったが問題ない。

食料はリサ姫が贈ってくれるし生活費も密貿易でなんとかなる。

リサ領の人口も難民を手当り次第受け入れていたら1200京人になってしまった。

「どうやって食わせれば良いんだよ?」とジタークは思ったが口には出さない。

「魚釣ってこい。食料なら幾らでも入用だぞ」ジタークは戦場で荒れ果てた田畑を見る。

「分かりました。食料貴重なのにどうして軍隊は食料庫を焼くのでしょうか?」

「敵を倒すまでのビジョンしか軍閥の頭にはないだけだろう」とジタークは思う。

食料焼き払って敵軍を崩壊させせた後敵地を占領した時どうするつもりなんだ?

「崩壊?ブルマ小僧国強い」30万の兵は1戦で崩壊して寝返る者もチラホラ・・・。

「寝返り兵は5千人だけ採用しよう。軍需物資を鹵獲して領土にひきこもれ」

それで魚と肉を確保してブルマ小僧国で食料を確保することにしたのだ。

何時までもリサ帝国に頼っていられないので城を襲い食料を確保するのである。

「荒野7城、ブルマ国30城、人口2500万人を確保した。飢える。戦えない」

国民には獣を狩って飢えを凌ぐように言っておくか?

「ブルマ小僧様。食料庫を抑えるべきでございます。陳倉を抑えて民の食料を」

「陳倉に食料があるのか?守りは硬いだろう?」と思うのだが。

「守備兵は2千です。今落としておけば民百姓が救われます」と言うので兵を出す。

ここでジターク軍は敵の罠にかかり完膚なきまでにやっつけられて7万に減らした。

「食い扶持が減った。ブルマ倉を設定してここに食料を溜め込もうじゃん」

て理由でブルマ小僧国の余った食料をブルマ倉に溜め込み始めたのだ。

「国王は国民を守らないといけない。ブルマ倉に食料を溜め込め」とジタークである。

「減った兵力の補充はどうするんですか?」少数精鋭化だな。

最終的に4万人にまで絞り込もうと思ったが、取り敢えず訓練であるのだ。

兵のレベルが2レベルになれば強力な軍団を結成でき数など問題でなくなる。

「ブルマ国が10万の兵を率いて攻めてきました」大チャンスだと思うジタークだ。

輜重部隊を襲えば大量の食料と武器弾薬が手に入るし勢いに乗って陳倉を攻略。

「補給部隊を襲え。ブルマ倉に蓄えるんだぁ」補給部隊は4万の兵に襲撃されたのだ。

「動くな。これ以上攻め込めば領民の首を刎ねるぞ。それでも良いのかぁ」

「軍閥とは取引しない。我々が恨まれる覚えはない。パンツの園で会おうぞ」

突撃を止めないブルマ小僧軍。

「補給部隊は全滅。食料と武器弾薬が山のように手に入りました」

「死んでいった捕虜の家族には年金を支給しろ」それは後でやっておくとして。

「撤退だぁ。食料なしじゃ戦えない」撤退準備に取り掛かったブルマ国軍に奇襲。

「馬王国が陳倉を攻略しました。もう補給の当てはありません」

て訳で諦めて降伏することにしたのだが、降伏を受け入れたのは3万人までであった。

「酒をふるまえ。厳しい訓練に耐えられた者だけがブルマ小僧の兵になれる」

「あのう。ブルマ小僧様のお城はここで良いんでしょうか?内戦で財産取られて」

いや生活費くらいは持ってるが陳倉攻略の噂を聞きつけてやって来たらしい。

「陳倉攻略したのは馬王国だぞ。馬王国に行けよ」と追い払ったが馬王国に行かない。

「我々はリサ帝国の志を継ぐブルマ小僧様の住民になりたいのです」

「食わせる食料がないんだ。自力でなんとか調達してくれんかね?」

「馬王国と交易しちゃ駄目ですか?我ら600万人飢えても良いから配下にして」

良いけどよぅ。

食わせる食料マジで足らんから敵国から奪うしかないんだよなぁ。

これで3100万人の人口を抱え込むことになったジターク軍は騎馬隊3万騎。

これでブルマ国の城を襲撃しまくり食料を得たのだ。

勢いに乗って城70、人口8千万人まで膨れ上がった。

「領土と国民を増やせば増やすほど貧困化していきますな」

それでも兵が15万人。

精鋭3万騎のレベルは2レベルに上がりブルマ国を圧倒していたのだ。

全国選手権の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ