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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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国政大改革

大した改革もしてないのに栄えているリサ帝国。

資源が少なくとも食べ物と家さえあればそこそこ栄える。

でも日本に資源がないと決めつけて外国に依存するようにしたの誰なんだ?

国政大改革

ハクビ領に原料だけ集めさせて絨毯と綿織物を作らせていたのである。

リサ帝国本国では食料にならない作物は作らせないので材料はムホン領に発注した。

ムホン領は大喜びで服や装飾品の材料になる木綿を送り届けてくるのだ。

「絨毯を織る労働者50億人集めてきました。機織りの王ファーリ様の弟子らしい」

「ファーリちゃん、絨毯織りもやってたの?」「頼まれて1ヶ月だけ教えたことが」

今じゃ弟子の子孫の方がよっぽど優秀なんじゃないかと思うのだが。

「皇帝陛下。食器職人とか。あっご存知ですか?絵画と彫刻が大流行なんです」

ああファーリちゃんの専門だもんねぇ。

「ファーリちゃん。絵を所望する。1億くらいで売れる大作を作ってくれない?」

「良いですよ。楽しみですねぇ」ファーリは出ていくとヨウザーンの報告を聞く。

レザーアーマーの需要があります。あれ水着みたいに描かれることが多くて。

スケベな男たちが大喜びするんですよねぇとルリが報告するのだ。

最近は肉製品の殆どをパンツエネルギーの生み出した代用品で補っている。

だから万一パンツ見せるのが嫌だとなっても革命でも起きない限りパンツ見せるし。

「全て売れたとしてどのくらいの税収が期待できるの?」リサは聞くのだ。

「3千ガイディルスは。何時も売れる訳ではないですから」兎に角絨毯だ。

「絨毯にくるまって登場だよ。どうぞ私を召し上がれ」クレオパトラのマネらしい。

普段女の子の姿してるから百合夫婦として有名だがこの時は何故か乗ってきた。

「ああ待ってよ。流石にR15で露出狂プレイは不味いわ」などと言うリサだ。

「分かっとるわ。この凛の名において望み通り美味しく頂いてやる」

と部屋に連れ込まれてしまったので部下が話し合うことにしたのだ。

「絨毯売れると思う?リサ姫すっかり悪乗りしてるよ。兄さんも・・・」

ルリが頭を抱えるが、売れなクても国家財政に影響はないので問題はないのだが。

「国家予算800ガイディルスもあれば十分だからねぇ」

そうは思うが絨毯で村興ししてリサ帝国を更に発展させないといけないのだ。

「高級羽毛布団と綿織物は比較的売れ行きが良いですよね。ゴブリンとコボルトに」

売りつけようと思うルリだが部下のヨウザーンが止めたのである。

「そう言えば私が国家公務員になったという事は、部下の給料支払ってくれるのか?」

ヨウザーンによっては重要なことなので確認することにしたのだ。

「勿論ですよ。6千人の部下は全員国家公務員ですよ」これで30万国は俺の物?

明日から贅沢のし放題だなと思うがここは我慢することにしようと思った。

贅沢を権力者がするとどこぞの王族のお姫様の二の舞であるのだ。

俺的にはそんなに贅沢してるように見えずお姫様ならそのくらいするだろと思うが。

俺のように見ないで贅沢が鼻につくお姫様らしい。

まあリサ姫のほうがよっぽど贅沢してるよなと思うが。

「ああ俺も高級羽毛布団買うよ。12回払でいいか?」月賦で支払う気なのか?

「国費で私物買う訳に行かないだろ?」とヨウザーンは怒るのだ。

まあ借金返済して多少は贅沢できる世の中にしたいとは思うが暫くは無理だな。

「水着もタンキニ派が増えたけどさぁ。H目線が嫌という訳ではないのだ」

それが嫌だという奴が水着など着ると思うか?

エロい格好しといていやらしい目で見るなと言うのは無理な話だ。

女子だってブルマは兎も角水着やレオタード姿の女の子をエロい目で見る男かいる。

それは分かってる筈だと思うのだが。

どうしても嫌ならレオタード着なければ良いだけである。

水着はタンキニだってズボンだってエロい目で見るぞ。

しかも胸を強調するのは今でも抵抗ない女子いるみたいだし胸フェチの男いるんだが。

寧ろ巨乳の方が男が追い求めるエロスの象徴みたいだけどそれは良いのか?

「俺は妻だけで満足している。前に1度だけ水着Hさせてくれと言ったら殴られた」

このエロスに寛容なリサ帝国でスク水H拒否する女の子がいるとは意外だな。

「いやHはしたんだ。2ヶ月間も口聞いてくれなかったが」

だったら愚痴るなよ。

鷹山ファンが怒るぞと思うが、俺だったて若い男だ。

たまにはマニアックなHを楽しみたいと思って何が悪い?

リサ帝国では名誉ある皇族のしきたりなんだろ?

「ごめんなさい。堅物で有名なよう山にちなんで名付けられた貴方の台詞とは」

俺だって男だ。

スク水姿に見とれて若い情欲を抑えられなくなる時もある。

それは兎も角スク水は値上がりして、H用のスク水は値段が300ディルスもする。

「まあご改革をいたしましょう。部下の給料国が保証してくれるなら」

私は30万ディルス近くを借金の返済につぎ込めるのだ。

5月11日、ハクビ領の借金は480万ディルスで本国の募金は30万ディルス。

「いや~。憧れの公務員になれましたな。藩主様を100万石の太守に」保田は言う。

「どうせ石高上げても国に没収されるだけだがな。絨毯千枚売れとお達しだ」

「正直俺等改革には反対だったんですがこのハクビ領の窮状では仕方ないか・・・」

「でも後は返済するだけですな」保田と西瓜川ともてさしはしきたりの復活を。

「最強のハクビ軍の大名行列だけも復活させて欲しい」見栄を張ることも必要である。

貧乏人だと見くびられると舐められてまともに交渉相手としてみてもらえないのだ。

日本は大国の筈だがそれでも敵対勢力にはアメリカの手先だと言われることもある。

これでまともに交渉して貰えないことが昔は結構あったのだ。

「60万石で飛び地は10万石程度。絨毯のノルマ達成してご機嫌とろうではないか」

「じゃあ3枚は俺達が買うよ。藩主様。給料5千ディルスならこの国も栄える」

「最初から公務員目指せばよかったかもな。絨毯売ってご機嫌取ろうぜ」

まあ改革もジャン領で1月1.5億の収入を上げているが船があれば増収になる。

あれを真似すればすぐに借金返済できるんじゃないのか?

「我々も貨物船を買ってジャン領に物資を売ったらどうかと思いますが」

珍しく保田が建設的な事を言うので、船の代金は保田に支払わせて1隻買ったのだ。

改革反対派で事ある毎に嫌味を言い続けた保田であるが決まった事は実行する。

一応重臣に相談するので決まったことに逆らうと味方は誰もいなくなる。

「藩主様。ちゃんとお貸ししたお金は返済してくださいよ」て言うので3万石に加増。

「これで文句ないだろう?早速物資を買い集めてジャン領で売れ」

「分かりました。いつの日にか借金返済して国の財政も健全化しましょうね」

あれだけ金に汚い皇帝と部下たちである。

実はリサ帝国の財政は火の車なのではないだろうかと思うヨウザーンであった。

必要もないのに金に汚くなる人間がどの位いるだろうかと首を傾げる。

「リサ姫。老朽艦を貸してもらえませんか?一気に借金を返済したいと思います」

国難に備えて今のうちに借金を返済しておこうと思ったがルリが2隻貨してくれた。

金貨60万枚収納できる小型船だよ。

「有り難い」早速物資を積み込みジャン領で売ると100万ディルス儲かった。

「俺ら部下の給料と店の維持費20万ディルスでいいよ。借金返済してくれ」

「この儲けは領内の活性化に注ぎ込むよ。ふふっ。115個の宝石」

早速仕入れて他国で売り飛ばして150万ディルス儲けて借金を380万にした。

「今日中にもう一度仕入れて売るぞ」これを3回行なった。

「借金残り80万ディルス。蓄えも50万ディルス残ったぞ」

「ずるいよ。リサ帝国の船を貸してもらうなんて」義弟のジャンと婿殿は怒った。

リサ帝国の絨毯は100万ディルスで売れ帝国の新たな財源になったのだ。

王道の予定です。

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