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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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モヒカーン更生計画2

交易って儲かる。

昔見たTRPGのルールだと金貨60万枚まで載せられる船があった。

胡椒は1個金貨1枚分だから60万個乗せられる。

それで最低金貨4枚だから1ど交易すれば240万枚儲かる。

交易は儲かるのだ。

モヒカーン更生計画2

4月3日、ダイヤを売り借金を2万ディルスにまで下げ貯蓄も3万ディルスになった。

株は2万ディルス分であり、この国ちょっと働くだけで誰でも儲かる国らしい。

「すまん。前の彼女に借りた金1万ディルス返済を迫られてしまって」

色んな所から金借りたしリサ姫の義弟なら返済できるだろと思われてるんだな。

「今すぐには無理だぞ。親父。ところで借金はいくら残ってるんだ?」

「金貸してくれそうなところには全て借りまくったから50万はあると思う」

これ国の税金で支払ったら国民から疑惑の目で見られてしまうからなぁ・・・。

親の借金を返済する義務はないと言ってしまいたいがそれ言うと愛妻と別れる事に?

「親父。アレだけ金借りてどうやって返済するつもりだったんだよ?」

「いや借りた時は2千ディルスだったんだ。利子が膨れ上がり50万に」

俺が金目当てでフォートレスさんを口説いたと言われんように返済しないとな。

「顧問弁護士になっても良いぞ。給料はいらん」給料もらうと色々とヤバいのだ。

リサ姫のコネで顧問弁護士にしてもらったと言われるに決まってる。

「弁護士事務所経営して良いか?うちの領民を弁護するのが俺の仕事だ。

領主のクライアントは領民であり、弁護士は国民を守らないといけない。

港の人口が8千人に増えて農地も500人くらいに増えたから領民に借りよう。

「8千ディルス貸して欲しい。何時返せるか分からんが返す時は2万返済する」

取り敢えず借金は返済しないとヤバい。

「良いですけど借金増えるんじゃないですか?」まあ俺達は良いけど。

「皇帝の義弟だからって金持ってる訳じゃない。今までの投資を返済しないと」

取り敢えず3万ディルスの金で物資を買い付け領民に売りつけるのだ。

「7万ディルス。褒美に300石加増」結局税金で食わしてもらってるのか?

「じゃ5万ディルスは返済だね。手元に軍資金がないと商品の買い付けが出来ない」

「支払ってもらえるのか?もう駄目だと諦めていました」

それなら踏み倒しておけば良かったかもと一瞬思ったが、交易すれば返済できる。

「300石の領民からは思い切り3千ディルス取り立てるぞ」

「酷いですなぁ。税金で自分の借金返済するのこの国では文句言えないけど」

フォートレス様の方に請求書寄越されたら終わりだぁ。

「6万ディルスで交易船譲ってほしい。イリーア。お前を船長にする。

借金8万ディルス、親父の借金45万ディルスを返済するには船がないと。

4月4日、交易で8万ディルス儲けたが5万ディルスは親父の借金返済に注ぎ込まれ。

借金も77000ディルスに減っていたが雑務はイリーアに任せて弁護士の仕事だ。

取り敢えずジャンシティと名を変えた漁港はMSが4千人部下を送り込むのだ。

ブルマ反対派の拠点作りに送り込んできた部下だが4万ディルス税金取る。

「残り36万ディルス。何で親父の借金息子が支払わないといけないのか・・・」

でも俺が立身出世できてフォートレス様嫁に出来たのだから返済義務あるんだろう。

「農民の給料リサ姫が出してくれるから京畿煽るだけで大成するんだよな」

「返済ご苦労。功績により石高を3千石にする。ジャンシティにパン屋を建てる」

ジャンシティは15000人になり、借金も減る傾向にあるのだが。

冒険者ギルドには1万ディルスの課金を命じる」そして借金返済に当てるのだ。

「フォートレス様に集らないのが見事だ。私権利放棄しても良いなぁ」

何か取り立てるの可哀想になってきたので古証文は献上しようと心に誓った。

この優しい国民が債権放棄する代わりにフォートレスさんから下賜されたいと望み。

「良いですけど記念品しか出せませんよ」結局私の力で借金棒引きにするのか?

これで借金は28万ディルスに減ったが、4月5日更に12万稼いだのだ。

これで親父の借金残り18万だ。親父には贅沢させておけよ」と商店に指示。

俺の為に50万ディルスも借金する親父の金銭感覚だとまだ借金あるかもしれん。

「イリーア。義理姉の貢物忘れるなよ。宝石コレクターのリサなら高く買ってくれる」

税金で下賜用の宝石集めるのが趣味の困った皇帝である。

「分かった次の交易で親父殿の借金を根こそぎ返済してやる」物資を蓄えるのだ。

「あのこの綿織物買いませんか?制作費って安く造っても安く売れないみたいなんで」

まあ年収500万円くらいの米問屋で外国産だから7分の1で仕入れた米を。

6分の1で売ったら70万円くらいだろうから食っていけない。

なのに70万円で売る馬鹿な企業が何処にいるというのだ。

ここにいるな=作者、とか本人的には思っているが。

農業安保を主張する人って安い外米に進出されたら日本農業は終わりだという。

でも値段日本の相場に合わせて上げるならTPPで農業崩壊せんではないか?

「まあこの綿織物物価が安い地方で買い集めたんです。中間マージン取るだけなら」

物価が安くても大量に仕入れて売れれば儲かるから安くても良い筈だが。

実際に消費者に売るときには国の相場に合わせて値段が跳ね上がるらしいのだ。

でも普通に冷静に考えれば当たり前の話なんだよね。

7分の1で祖国で売れる品を7倍で売れるからわざわざ日本脅迫して市場開かせようと。

品物をアメリカから日本に持ってくるんだろうと当たり前のことに最近気付いた。

7分の1で売るなら祖国か米が程々に食べられてる周辺国で売っても良い筈である。

それをわざわざ日本で売ろうとするのは祖国の7倍で売れるからなのだろう。

TPPで直接ベトナム直営店みたいなのオープンして安く仕入れて高く売られたら。

農業安保の人はそのへんどう説明しているのだろうか?

「まあ兎に角綿織物は売れます。1番物価の高いリサ居住区10京人に売りましょう」

「イリーアに任せる。この交易で18万ディルス稼いで借金叩き返しましょう」

4月6日、リサ姫に宝石を貢いだら20万ディルスで買ってくれたのだ。

綿織物も5万ディルスで売れて親父の借金完済、借金7千ディルスになるのだ。

「借金して3号船買おうぜ。アピロンは無駄に広いから艦内移動に船使うんだし」

取り敢えず24万ディルス借金して4隻船を買ったのだ。

「乗組員募集。イリーアはリサ居住区で売る品を選んでこい」リサが喜びそうな宝石。

ルビーの腕輪を大量に買い付けリサに売りつけようと考えるジャンである。

万一買取を拒否されたらジタークさんに売りつけるかムホンさんに売りつけるか?

そういやアイツ俺の甥になるのか?

姉さんの娘の旦那だからな。

あいつが俺の身内なのか。

「えっと買うけど私のポケットマネーで良い?税金で買った宝石は下賜してるから」

この宝石は個人資産で持っていたいけど幾らよ?32万ディルス以上は出さないよ。

「40万ディルス。仕入れ値が4万ディルスもしたんですよ?」

「10倍の値段で売るつもりなの?分かったわよ。付加価値就けて50万で転売する」

そして4月7日の交易で25万ディルスを稼ぎ出し35万ディルスの貯金ができた。

「すまん。ギャンブルで負けて400ディルス借金してしまった」

ああ成り上がり者が金持ちになると身内は困る典型だなと思いながら農地を任せる。

「親父は農業だけやってれば良いんだ。悪い仲間に誘われてギャンブルするな」

「そうですよ。断り辛いのでしたら私が圧力かけましょうか?」

だいたい息子を出世させたくて借金作りまくったんだろう?とフォートレスは思う。

望み通り臣下としては最高位の位に出世して継承権もムホンに続き第2位である。

皇帝にはなれないけどリサ帝国国王にはなれる筈であるのだ。

「あのお金支払うから加増とか出来ませんか?」フォートレスに頼むジャンであった。

「いや無理だよ。あんた段々野心が出てきたわね?次期皇帝はシャルロットよ」

「皇帝にはなりたくない。アピロンの荒野でも買うことにします」

35万ディルス注ぎ込んで荒野を1万石分買い取ってしまったのだ。

「親父。荒れ地の1万石開墾して15万石位に収入アップさせる訳にいかんか?」

「畑耕して良いのか?俺は農夫だからな。畑耕してこの4ガイ石の土地を。

10ガイ石に押し上げるのが夢なんだ。

何気に1万光年の宇宙母船だし荒れ地も多いし、方舟よりでかいのだ。

そしてイリーアはこの交易で経験点を貯め、30レベルになっていたのだ。

モヒカーン更生計画3の予定です。

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