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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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転生者

転生者は無敵なのだ。


転生者

東北を800万石、北海道を500万石に生産力を上げたモヒカーン国である。

これにMS600万石が加わるのだから30万に膨れ上がったモヒカーン国は訓練。

「訓練しないとリサ帝国には勝てない。上野下野の討伐はMSにやらせておこう」

て理由で上野下野は18万の兵で攻撃を受けて籠城する敵軍を包囲した。

「じゃあ米だ。暫くは部下の訓練に励むことにする。籠城していろ」と島津高山。

リサ姫の本隊かジタークが討伐に来るかも知れんが転生者強いからなぁ。

ゴールデンリサが4隻討伐に来たがティミッド7機失い駿河に駐屯したのだ。

「リサ姫~。こうなったらディールギス80を動員しましょう」

て理由でディールギス80が転生者バルーンを叩くべく一騎打ちに励んだ。

「転生者の乗るゴーレムはやたら防御力が高いんだぁ」攻撃力もだが・・・」

老朽化した駆逐艦とお手製のゴーレムで戦ってるのに最新鋭の戦艦を圧倒する。

「沈めぇ。主砲開け。転生者の船がどれだけ強いか見せてやる」と砲撃するのだ。

「なっ?何であの程度の主砲でエンジントラブル起こすんだぁ?」不味い。

駆逐艦でもあの反則ぶりなのに、ゴールデンリサを乗っ取られたら」恐ろしい。

「ゴールデンリサを爆破する。乗組員は全員船を降りろ」レオタードを着るように指示。

万一脱出艇を攻撃されてもレオタード着てれば宇宙空間でも耐えられるのだ。

「けっ。逃がすかよ」脱出艇が案の定襲われたが犠牲者は0人である。

しかもさっきから補給艦無しで弾幕貼り続けているけどエネルギー切れないのか?

「転生者の船にそんな物は存在しない。最初だけだ。弾薬やエネルギーが問題になるの」

兎に角撃ち続ける駆逐艦にディールギスとゴールデンリサは4隻全滅。

ゴーレムも逃げようとするか。ありえないスピードで追いつき撃破されたのだ。

「あれだけダメージを受けてるのに何故沈まない?悪魔の船だ。しかももう回復?」

「撃て撃てぇ。これ以上あの船を駿河に近付けるなぁ。撃ち落せ」

膨大なエネルギー砲が全て命中してる筈なのに撃沈できない?

いくらファンタジーだからってこんなルール理不尽すぎるぞ・・・。

「駆逐艦に駿河を奪われました。我々も降伏するしかありません」生身で大気圏。

突破は無理だし宇宙をさ迷って救出部隊が来るの待つか?

「降伏すれば命だけは助ける」それ命は助けるけど陵辱されるという意味か?

「身代金を取って解放してやる。身代金ビジネスは俺等の専門だからな」

そして3億ディルスの身代金を要求した。

「別に命は取らないよ。でも身代金寄越さないと人質の身の安全は保証できない」

「分かった」3億ディルスの身代金は軍備拡張に注ぎ込まれたのだ。

3月2日朝、新型戦艦により駿河80万国は陥落したのだ。

転生者の船は恐ろしく強く討伐軍は一蹴されたのだが困ったことに人材がいない。

「略奪だ。作物の9割は税として召し上げる」30万の軍に逆らえるものはいない。

「転生者様。税金3割位の方が消費が刺激されてかえって税収が増えるものですよ」

経済の基本はよく分からんが税金6割でも4割でも収入は変わりないらしい。

なら税金3割で国民の機嫌をとっておいた方が何かと得ではないのか?

今は年貢収入に頼る時代ではないしこの米余りの時代年貢収入では儲からない。

「そうか?なら税金は2割にしよう。人口は何人くらいだ?」

「800万人くらいですね。転生者が好き勝手出来る夢の国を造ろうじゃないですか」

「転生者万歳~。転生者の納める神の国万歳~」え~い。

討伐が不可能であるからには和平するしかないとリサは思ったのだ。

「て理由で和平しよう。討伐が不可能なのに戦いを続けていても無意味だからね」

コイツラこれをリサ帝国の無条件降伏と受け取って要求してくるだろうが我慢だ。

何を言い出すか話くらいは聞いてやろうと思うが決裂したらどうしようかなぁ。

スライムが人間に勝てるか?

転生者共にとってリサ帝国はスライム同様なのである。

「部下の給料支払ってくれるなら和平に応じても良いぞ・・・」

へっそれだけ?

まあコイツラの給料国費で丸抱えなら調子に乗って1億人位雇うかも知れないなぁ。

「1人5千ディルスだったか?支払えるんだろうなぁ?

「まあお金だけは腐るほど持ってるけど」前に本当に銀を腐らせたことが。

「まあそれなりの地位を与えるから機嫌を直してリサ帝国に仕えてくれ」

まあ戦闘準備が整うまでの和平だがそれなら金貨50億枚くれないか。

「50億ディルス?良いよ。転生者と戦うのはハッキリ言って不味いからね」

和平は成立したのだがこんなの転生者をつけあがらせるだけだろうなと思う。

「転生者の夢の国へ。くれば税金は2割だぞ。楽に暮らせるぞ」

リサ帝国の労働者の税金は0ディルスで富裕層からの税金で運営している。

なのに労働者が転生者の国に来る筈もなく人口は1千万人近くに留まった。

「転生者様。我らは名将モヒカーン様にお仕えするべくやって来ました」

転生者達は奴隷貿易を復活させ、ジタークの領土から国民をさらってくるのだ。

国民を増やして税金取らないとリサ帝国を倒すことは出来ない。

リサ帝国が1万人犠牲にするつもりで転生国に歯向かったらやっぱり転生国は負ける。

MSの人口は5千万人くらいに膨れ上がっていたが食料は600万石。

苦しい台所事情だが隙きあらばリサ帝国を倒して簒奪したいと思うのは転生国と一緒。

「ジタークさん。余分な米屋小麦をこっちに売ってくれないか?」と頼むMS。

人口130億人のジターク領はこれを認めて食料を分けたが肉も売るのだ。

「会津200万石を褒美に与え、800万石する」

「良いんですかい?一応MSはブルマ反対派でパンツ教団の天敵ですよ?」

「儲かれば良いんだよ。全く俺の領地で反乱を起こされて俺は腹切らないと」

行けないところだから功績を立ててリサにゴマすらないとどうなるか分からん。

俺は騎士じゃなく平民の自宅警備員だから腹を切れと言われても作法は知らん。

「大変です。シャリーが兵を挙げました。東方国境を閉鎖して籠城を決め込みました」

「あの愚か者。モヒカーン殿。アイツラやっつけてくれたら褒美をだすよ」

「本当か?じゃあ300億ディルスくれ。株に投資して大儲けするから・・・」

「シャリーは生け捕りにして。あいつさえ生け捕りにすれば反乱は鎮圧できる」

そして反乱を鎮圧してシャリーをしばき倒して捕らえて戻ってきたのだ。

「全く反乱を起こすとはいい度胸ね。領民は50億人に削減よ」

サッサと戻って仕事しなさい。

「今回はしくじりましたがこの次は上手くやってみせますよ」

諦めることのないシャリーだが貯め込んでいた600ガイディルスは没収された。

「褒美として2千億ディルス授ける。大金持ちになったら私に貢げよ」

「何処まで金に汚い皇帝なんだ?」と言うのだが公的資金導入の噂を聞き。

借金して株を買い漁ったら500ガイ儲かったのだ。

ジタークは1千ガイディルス儲けて配当の高い株に投資しているのだ。

「どっちが金に汚いんだ?良く元手2千億で500ガイも儲けたわね?」

どんな不正を行ったのかは問い詰めないことにしようと思うリサであったのだ。

不正を追求したら株価が暴落するかもだから民の為に隠蔽してしまおう。

「どうせ不正したと疑いがあるから罰金400ガイディルスよ」

この一言にモヒカーンとバルーン大佐は憎しみの目を向けたが我慢するつもりらしい。

大人しく400ガイディルス支払ったがリサ帝国に復讐を誓うのであった。

転生者の驚異の予定です。

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