表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
201/263

家畜の値下げ

閻魔大王にしろ神にしろ地球が滅んだら80億人は死人が出るんですよね?

それ1人で裁くんですか?

宗教ってどう考えても無理がありませんか?

キリストさんや釈迦が悟りを開いたのは多分本当の話なんでしょうけど。

死後の世界とかは無理がありすぎる。

家畜の値下げ

1月2日朝、ジタークが余計な事をしてくれたおかげで家畜業者が悲鳴を上げたのだ。

家畜の値段は1夜にして1頭50ディルスまで下がり、小麦の値段も下がりまくる。

「ジターク様。困るんですよ。我々家畜商人の暮らしはどうなるんですか?」

この一件で呪いの藁人形が売れに売れて、ジタークを呪い殺す魔術師まで現れる。

「大丈夫だ。天然物の家畜は売れる。でなければ民衆は自分の庭で家畜買うだろう」

と言うのだが豚と牛の値段は暴落し続けていてジタークはこの機を狙ったのだ。

自分で家畜と食料大増産してるのだから株価が下がるのは分かりきったことである。

下がりきった今買い家畜商人の要求を飲んで生産を縮小すれば株価は元に戻る。

「米酒だ。米酒を1本1ディルスで売るぞ。酒と米と家畜はジタークが一番だ」

「裁判に訴えてやる。ジタークは家畜を増産して不当な利益を得ているぞ」

「その前に株売られちゃいましたよ。ジタークが買い占めるんじゃ?」と言い出す。

「その通りだよ。株を買い占めてリサトピアの家畜業者を牛耳るのはこのジタークだ」

3ガイディルスで売りに出された株をせっせと買い込み家畜業界を壊滅させた。

「何で裁判所が無視するんだよぅ?家畜商人がどうなっても良いと抜かすのかぁ」

ジタークは家畜商人を根こそぎ配下にして4千名の部下に家畜の世話をさせる。

そして家畜の値段を1頭5万ディルスに上げてしまったが売れるので問題はない。

「ふふっ。ライバルを叩き潰してから値上げすれば儲けは独り占めじゃないか」

リサ帝国は伝統的に家畜は育てないので5万ディルスくらいなら買ってもいいかな。

「恩賞を与えよう。何が欲しい」と北の休耕王英布は木綿の織物で生計を立てる。

「では遠慮なく。5万ディルスの高級豚と牛を食べさせて」

「あのバカ高い豚と牛を俺に買えというのか?

それだけは何とか思いとどまってもらえないだろうか?

「まあ良いですけど」アッサリ折れたが、部下は結構根に持っているだろう。

「英布様。この木綿の水着伸縮性が物凄い。どうやって造ったんですか?」

「言う訳がないだろう。こんな重要な秘密をリサ姫に知られたら処刑される」

リサは金の為なら悪魔になれる女だと思ってる英布であった。

従う者には親切だが、利権争いを起こしたら確実に処刑されるので慎重にしないと。

「リサ姫に献上してご機嫌をとっておこう。30億人の部下を食わせる為には」

この木綿を全宇宙で流行らせて5万ディルスの肉を手に入れることであると思う。

「そんな訳で100万ディルス貸してくれんか?英布木綿の製造に使う」

「何で金持ちで7千ガイディルスもお金あるリサ帝国が課金要求するんですか?」

金に汚い皇帝も皇帝なら手下も手下だと思う金貸しであった。

「私1年も返済待つ余裕ないんです。国にお金貸しても何時返ってくるか分からん」

信用ないなぁと思う英布だが金ならちゃんと返済してるだろうと思うのだ。

「いや私は金貸すの嫌だし。それとも無理やり徴収いたしますか?」と金貸し。

そんな事をすればリサ姫の怒りを買いミルフィーユとMSの二の舞だぞ。

「英布木綿が売れたら5倍にして返済する。着心地の良さは抜群だ」

男は気持ちの良さに失禁し、女の子は気持ちよさに悶え苦しむ天下の英布木綿だぞ。

「そんなもん買う奴は変態だぁ。お前なんかに金は貸さん。女の子に恨まれる」

交渉は決裂して英布木綿は妓楼に売られたのだが評判は良かったようだ。

「この英布木綿リサ教団に売ったらどうですか?パンツエネルギーが搾り取れる」

などと言うのだが英布は木綿、ジタークは家畜で財力を身に着けていた。

「て理由でうちは家具でも作ろうかと思っているんですが金貸してくれない?」

「嫌だ。リサ姫本人なら兎も角何で謀反人に金貸さないといけないんだ?」

「税金たっぷりとってるんだろ?リサ姫に頭下げろよ」と金を貸してくれないのだ。

「おい。お前謀反人なんだってな。ここで革命祭りを起こせば統治能力のなさで」

ムホンのMSが降伏して滅んだ後神聖イケブクロン帝国が反乱の準備を整えていた。

ここで反乱を起こされたら罷免されると怯えるムホンから軍資金を脅し取る。

「借財が250億ディルスも溜まってるんですよ。1ディルスも貸せるかぁ」

「金貢がないと反乱起こされるんですよ。そしたら俺クビだぞ。良いのか?」

「クビは困るな。分かった。60億ディルス捻出する。イケブクロン帝国って」

あの構成員300万人の関西マフィアのイケブクロン帝国か?

「池袋が誤解されるからその国名辞めろ~」抗議が殺到してI帝国と呼ばれるように。

「皇帝陛下万歳~。神聖I帝国が余りにうざいので鎮圧されたらリサに讒言された。

「婿殿?あんたこんな弱い奴に脅されてお金支払い続けていたの?左遷よ左遷・・・」

こうなるなら報連相したくないのだが小さい城を貰って悠々自適の老後を送ろう。

「謀反さん。どうするの?」シャルロットがムホンに話しかけるのだ。

最後までムホンに付き従った兵1万と共に形勢逆転の機会を探るが家具売ろう。

「リサ帝国が座っていた黄金の台座だよ。100億でオク開始だよ」

まあ口上が嘘なのは分かってるので誰も問いただすものはいないが2兆3千億まで。

リサ帝国から持ち出した私物を売り飛ばせ~。

「ふふっ。300ガイディルス儲かった。お前ら密告したらクビだぞ」

「もうバレてるよ。250ガイこっちに寄越しなさい。婿殿。食料も売れる?」

リサ帝国何気にスーパーで手に入れた3割引の肉を定価で売って儲けたいらしい。

「お任せを。母上。飢饉に苦しむ国は何処にでもありますよ」

即座に飢饉に苦しむ水着共和国のエロスの鏡に食料を売り飛ばし30ガイ儲けた。

パンツトピアから発掘した鯨の胆石は燃料として珍重されるが鯨も食べる。

「横流しするから高値で売って稼ぎの1部をこちらに送りなさい」と命じるリサ。

「国の財産を無許可で売却した婿殿の行為は打首ものだが今回だけは不問に処す」

助かったぁ。

でもここで功績を立てないと本当に打首にされそうだよなぁ。

あのリサ姫無能な部下には酷薄だしなぁ。

そうは思っても手元に所持が許された50ガイディルスで水着を買う事にしたのだ。

英布木綿を買えば英布は儲かるし、こちらはネットオクで販売して儲ける。

しかもパンツエネルギーは要するに男の欲望と女の子の欲望がエネルギー源だ。

気持ちの良い水着でエロスなエネルギーが高まればパンツエネルギーの効率が高い。

しかしアピロンはパンツエネルギーでは動かんのだろうか?

ゴーレムもパンツエネルギーではなく最近は無原動力アホポイを使っている。

「私が悶え苦しむ姿を見たいの?ああHな悶方になるからお楽しみになりましたか?

リサ姫はHに悶ながら一晩楽しく過ごされましたとしか書けんぞ。

Hなことした前提で子供まで出てくるのに今更この程度の表現で問題にはなんだろう。

翌日スッキリした顔でパンツエネルギーの貯蔵庫を満足そうに見つめるリサであった。

ちなみに1月3日朝神殿内でHな行為に励んでいた不届き者が衛兵に捕縛された。

「俺達は国益の為にパンツエネルギーをリサ姫に捧げていただけだ。悪くない」

「取り敢えず頭から水かぶって服着なさい。見苦しいもの幼妻に見せるなぁ」

今時18歳で結婚とかだとやっぱ幼妻になってしまうんだろうなぁ。

「申し訳ございませんでした。まさか愛欲の神リサ教団が神殿でHするの駄目と言うと」

コイツ本気で言ってるのだろうかと思ったが神には嘘を見抜く力あるんだろうな。

でないと閻魔だろうがサタンだろうが口先で騙して天国に行けるだろうし。

でもリアルだと疫病で1日1万人弱死んでるんだが1人で1万人裁くのか?

閻魔大王とかいう人は。

「全く。こんな言い訳長年神様やっていて初めて聞いたよ」覚悟は出来てるんだね?

「神殿内でHなことしちゃダメだと布告出しておかないと」

幾らセクハラ御礼のパンツ教団でも神殿でスク水Hとは神を舐めとんのかぁ・・・?

「ごめんなさい。ご自分もお楽しみになってたのにあんまりです」

「あのリサ姫がエロく悶てるの見たら我慢できなくてつい」

私が悪いのかと思ったが取り敢えず滅茶苦茶しばいてから開放してやったのだ。

H禁止令の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ