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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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最後の反撃

どこぞの国では未だ戦乱が続く。

戦争が続くのは貧しいからだと思います。

豊かなら戦争やろうと言う人は弱そうな他国に武器売りつける。

そして貧乏な人を更に飢えさせる・・・。

最後の反撃

ハミパンのMSは超高性能人造人間AI6千人を従え銀河を制圧したのだ。

偉大なる神アンチブルマ神様に仕えるAI達はブルマを禁止して神の国を造ろうと。

「ブルマを穿く者は裁判なしで処刑だぁ。アンチブルマ派に逆らう奴は処刑だぁ」

「黙れ~。あんたらなんか破門だ。ハミパンMSはアンチブルマ派とは関係ない」

アンチブルマ派の名においてハミパンのMSを倒す義勇軍を募集する。

「背教徒と戦うべく立ち上がらぬアンチブルマ派は破門にする」と宣言した。

「さてどれだけの兵が集まるかなぁ」と期待するシャリーだが80万人程度である。

「これだけか?」「良いじゃん。1億集まってきたらとても食べさせる事出来ないよ」

10月3日、訓練したアンチブルマ派の精鋭はハミパン銀河に進出するのだ。

「アンチブルマは出ていけ~」「圧政者はリサトピアに来るなぁ」誤解を広める。

「あいつらが私の名を騙って侵略してるだけで私が命令したんじゃない」誤解だよ。

「五月蠅い。俺の妹を返せ~。貧乏に耐えかねてブルマを売っただけなのに処刑など」

死体さえ回収出来れば蘇生は出来るんだけど無理だよね?

「死ねぇ。この外道がぁ」ミルフィーユに抱き着き自爆ボタンを押す。

「離れろ~」思わず気功弾で撃ち返してしまい大爆発した。

それを目撃したAIの扇動員が必死に扇動してアンチブルマ神の評判を下げようとする。

「あいつらはアンチブルマ神の非道を訴えただけなのに謀殺されたのだ」

信じた50名ほどの人間がアンチブルマ神に復讐する為に軍に入隊したのだが。

「まあそれは名目でAIで稼ぎまくったら騙されていたと主張してリサに降伏する」

こんな猿芝居に騙される奴が今時いるか?

「それに6千人でリサ帝国を倒そうなんて無理に決まってるだろう」

それでも集り強請りで大儲け出来ると思った兵が3万人集まったのだ。

「守備兵が崩壊。8千人しか残っておりません。正規軍を導入しましょう」

治安維持だけの警官隊や守備隊に軍隊と戦えと言うのは無理かと。

「え~い。1京人の兵でこんな反乱叩き潰してやる」面倒臭くなったらしい。

「呂布さん。AIの反乱を平定してきて。人造人間は多分強いから」と忠告する。

人造人間って遺伝子とか改造するのだから最初から最強のAIが誕生する筈である。

「分かってます。可哀想ですが情け容赦なく叩き切って起きます」

そしてハミパンのMSを名乗る異教徒達と戦う事になるが8千に増えていたのだ。

「流石にAIでもリサ帝国軍の精鋭には勝てないと思ったみたいね」敵は立て籠もる。

「強行突破する?犠牲を恐れず突撃しろなどと私には言えない」

「元々この凛の失態です。兵を分けてくだされば訓練してハミパンのMSを討つ」

元々リサ帝国とのバトルで鍛えられたレスラー共だからそこそこ強いのだ。

「私の下に残ったのは3千人のみですけどね」凜は言うのだが皇后様ご出陣か。

「俺プロレスラーなんだよ。兵を貸してくれれば誘き出して倒してみせるよ」

プロレスはショーである。

少なくとも神様プロレスは興行収入を上げる事しか興味がないのだ。

「リサ姫がアピロンでこの銀河の近くにいる。リサ姫。凜に兵を与えますか?」

そう言う質問は困るんだけど。

政治はフォートレスちゃんと琴野ちゃんに。

軍事は呂布さんに任せてあるんだから私お金の管理しかする気ないよ。

ああ。最近謀反が怒って株価が下がった。

婿殿がムホンさんだから縁起の悪さも手伝ってガチで反乱起こすのかなぁ。

「母上。それは酷い。自分の息子にムホンなんて名付ける親に文句言ってくれ」

「分かった。ムホンさん。ハミパンのMSを誘き寄せる為に反乱を起こして」

「革命祭りだろうな?後になって謀反起こしたとか言われても責任もてんぞ」

取り敢えず革命祭りを宣言してムホンシティに3億の兵を集めたのだ。

「ハミパンのMSか?そなたの野望に感銘して謀反を起こした」

反乱が起こり呂布軍は撤退を開始するが、AI軍が突撃を開始してきたのだ。

「逃げろ~。方面軍に逃げ込め」予定通り方面軍の守る城に逃げ込んだのだ。

「ちっ。逃したか。領地に戻るぞ」と命令して戻ると城門は閉められている。

「どういう事だ?」考えれば誰にでも分かる事だろうと思われるが。

「我々はムホン軍の者です。代わりに城を守りに来ました」

こんな言い訳が通用すると思ってるのか?

「騙したなぁ。お前を信じて出撃したのになんだその態度は」

て言われても俺リサ帝国の皇太子だし何で俺がリサ帝国裏切ると思ったんだよ?

この名前のせいで就職には苦労したが、皇帝の息子になれたのは幸運だ。

革命祭りで領土を得て出世して皇帝の娘を妻にして皇太子になった男である。

「攻め落とせ~。ムホン軍を捕えて血祭りに上げろ」バキドカバキと兵が倒される。

人造人間とて不意打ちには耐えられず全滅したのだが王は驚愕したのだ。

「お前ら血迷ったのか?アンチブルマ神を倒すべく誓い合った仲ではないか」

「あんなのハミパン銀河を根こそぎ強奪するための方便だし守る義務ないよなぁ」

「儲けたからお前をリサ帝国に差し出して命だけは助けて貰う事にしますよ」

いやリサ姫赦さないと思うんだが一応助命はしてやるかと思うムホンだった。

そしてリサ帝国に引き出されるハミパン王だが即斬首されたのだ。

「あんた達これだけ悪事を働いておいて助かると思うの。財産の95%は没収よ」

別に残りの5億ディルスでも一生遊んで暮らせるだけあるでしょうとリサは思う。

「最も流刑地送りだけどね」兵の抗議も聞かずに流刑地に送り付けたのだ。

MSを討伐する為に3万の正規軍を動員してMS軍を撃ち破りカンタ渓谷に追い払う。

カンタ渓谷は鉱物資源が豊富で鹿や猪が豊富だから1万に減ったMSを養える。

ハミパン銀河のMSは400人にまで減ったが、ムホンシティのMSが結成された。

今はネットで戦闘員を確保出来る時代なのである。

たちまち集まった反リサ勢力200人がリサ帝国の手下を狙う辻斬りになったのだ。

辻斬りにとってムホンシティの不安定化はテロの温床になるので有難い。

「ムホンシティで辻斬りです。400件ほど起きました。犯人は荒野に逃亡」

荒野に逃げ込まれては手の出しようがないが冒険者に命じて一応討伐に行かせた。

「アンチブルマ神様。ムホンのMSの所在を突き止めてください」

ムホンはアンチブルマ神に頼んで謀反のMSの所在を突き止めさせた。

そしてミルフィアの空爆により辻斬りを殲滅させようとするのだが荒野は危険だ。

「整備兵が辻斬りに殺られました。蘇生は不可能です」人材が減っていく。

10月5日リサ帝国の兵器工場が何者かに占領されディールギス80が盗み出された。

「ゴールデンリサがハイジャックされました。ムホンのMSと名乗っていますが」

「兵器工場の警備はどうなっているのよ?撃ち落としなさい」乗組員は公務員だ。

ハイジャックされたら見殺しにされる事は分かっている。

「あっそうか。神の力で転送すれば良いのか」神の力で人質を解放させた。

「撃ち滅ぼせ~。テロリスト共への見せしめだぁ」

この猛攻を潜り抜けて荒野に逃げ込んだのは見事だ。

「ルリちゃん。ゴールデンリサが鹵獲されたけど気にしないで。上手くやっとくから」

「このような失態を侵すとは不覚です。腹切りましょうか?」

「それ言うならジャンヌに補給するように指示出しておきなさい」とリサである。

「多分大丈夫ですよ。最近のゴールデンリサは魔法鉱石ビキニナイトでないと」

マジで言ってるにしては笑えるがビキニナイトなら玉蜀黍でも造れるぞ。

「素人が造ったらエンジンが燃えますよ?」今頃ゴールデンリサが火の海なんじゃ?

困ったねぇ。

ムホンのMSはこのアピールで勝機ありと見たのか800名に膨れ上がったのだ。

MSの逆襲の予定です。

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