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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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結束

ブルマ派の英雄に万歳・・・。

結束

8月3日、ブルマ派は正式には50%枠を保っていたが違反者が続出していたのだ。

ブルマ原理主義者を率いるシャリーは一生懸命布教と資金集めに勤しんでいたのだ。

「動ける者はドラゴン狩りだぁ。ドラゴン1頭殺れば10万ディルスは手に入るから」

私を処刑しなかったこと後悔させてやるが、取り敢えず薬草取って金儲けですか。

「取り合えずお金貯めてでっかい城を建てて活動拠点にしよう」いや30年ローンで。

「1月300ディルスの家賃で30年契約で貸してくれないかなぁ」

城1つあれば6千人は兵を募れるのでぜひ借りれるもんなら借りたいのだが。

「良いぞ。拠点に篭っていてくれた方が監視し易いとリサ様の思し召しである」

て訳で即日入居してブルマ派の残党3万人をかき集めたが食わせるのが大変である。

「こいつら食わせて俺の資産もバッチリ確保しないといけないんだもんなぁ」

盗賊ギルド狩りの仕事に兵を派遣して泥棒の上前を撥ねるか?

と思い盗賊ギルド狩りの仕事を探してみたがリサ帝国治安が良いのだ。

民衆の迷惑になるギルドを探すのに一苦労して8月4日やっと来た宇宙の果て。

ワク―銀河を牛耳る盗賊ギルドの討伐依頼を確保して来たので革命祭りである。

放映権30万ディルスで売れたが、この金額では部下を食わせるのが精一杯だ。

「我々はリサ姫に反逆しているのではない。ブルマさえなくなれば満足なんだ」

あの男を欲情させる為だけの衣装の何処が良くてリサ帝国の国民は穿いているのやら。

「保温性バッチリだし防寒着としても東京の冬の寒さなら何とか耐えられたぞ」

「まあ嫌いな人に無理に穿けとは言わないけど嫌と言えない人がいるから禁止しろは」

主流派にならないと思うけどなぁ。

「盗賊ギルドぉ。財産を差し押さえて金貨50万枚を没収する。覚悟しろ・・・」

「え?俺ら確かに麻薬の密売には手を染めましたが煙草だけですよ」と言い逃れる。

「薬事法に違反するんだ。リサ帝国の薬事法では煙草も麻薬だ」

と言い財産を没収して縄張りから追い払うと30万ディルスでギルドを買い取った。

「OK。みかじめ料キッチリとってこの縄張り俺達が守ってやるぜ」

まあカタギに手を出さなければファンタジー世界でマフィアなどに怯える奴はいない。

「おっ。前のギルド潰れたのか?前のギルドより売り物安くしてくれたら支持する」

8月5日、シャリー城に集まった3万人の兵は米の収穫を手伝っていたのだ。

軍隊何て給料ドロボーが一番良いに決まってるのだが革命祭りに軍隊は必要だ。

「働いて給料分は何とか自力で稼いで。就職先は何とか手配するから」

一生懸命ネットで就職先を探すシャリーと配下の魔術師団である。

僧侶を破壊の神アンチブルマ神として信者を集めると1万人が信者になった。

「アンチブルマ神万歳~。お前ら貢いで第二の城を確保するんだぁ」

別に城を買う必要も奪い取る必要もない事が分かった今日この頃であるのだ。

借りれば良いのでアンチブルマ神の誕生の聖地6畳一間の部屋には巡礼者が来る。

神様だって神殿で解脱した訳でも悟りを開いた訳でもないのだ。

6畳一間の部屋で悟りを開いた神がいて何が悪いと言うのだと本人は思うのだ。

「まさかとは思うがお前もパンツエネルギーがないと活動出来ない神なのか?」

「そこは不利になりますね。欲望駄々洩れのパンツ教団は強いからね」

長年活動してきてやっと少しは知名度上がったかなぁとあゆみんは書いているのだ。

「本来ならあの邪神ルミナと手下共には逆らわない方が良いに決まっているが」

私怨もあるしあのリサ教団だけはアンチブルマ神の神罰を下して封印してくれる。

「第二の城を手に入れた。家賃1月千ディルスの格安物件」

そこに6千人の失業者が集まって来るのだ。

「余の統治方針はブルマ禁止で絶対無比の神アンチブルマ神への帰依なんだが良い?」

「あの邪悪なリサ帝国を倒してアンチブルマ神の清らかな世を作りましょう」

この国人頭税じゃないから稼げない国民何てぶっちゃけいらないんだが・・・。

「アンチブルマ神様に貢物だ。奇跡を起こして信者を増やすぞ」早速教団設立を。

「リサ教団に破門された僧侶が8名入信したいと言ってきていますが如何します?」

シャリーの心の強さに魅かれて総攻撃をして来ないリサの事だ。スパイに決まってる。

「3万ディルスだ。3万ディルス貢いだら考えてやろう」と無茶ぶりしておく。

「もしかして俺らの事疑っていますか?リサ姫に破門されたのは本当です」

「当たり前だろう。我々アンチブルマ派だぞ。リサ教団の僧侶など信用できるか?」

あのパンツ道を広める為には手段を択ばない邪悪な宗教ならあり得るじゃないか。

「誓ってアンチブルマ派の命令には背きません。リサ帝国に報告書は送りますが」

こいつ自分からスパイだと認めやがった。

「うちはスパイを抱え込むほど豊かではないんだけどね?」じゃあミソギ式だ。

「このブルマを踏みつける事が出来たら信用しても良いよ」とシャリーだが・・・。

あのパンツを愛するリサ教団と邪神教徒がブルマを踏みつける事など出来る筈が。

「踏み踏み」アッサリ踏みつけやがったがこいつら本当にリサ教団の僧侶か?

「殺人と強制性交以外の命令なら従いますよ。俺ら汚れ役ですから」と僧侶達。

全くリサ姫の手下はこんな奴が多いが俺ら泳がせてるうちに心の強さを会得する。

そうすればリサ帝国を倒してアンチブルマ神の世の中にする事も可能だ。

「失業者には仕事手配しておいて。紹介料の50ディルスはチャンと取るのよ」

冒険者は仕事さえあれば儲かる商売だが、殆どの冒険者はドブさらい専門である。

早々美味しい話が転がってる訳もなく、ドブさらいと死体洗浄なら暮らしは成り立つ。

「生きていけるだけで幸せよ。お金が貯まれば城の3つめが借りれるんだからね」

そうは言うがブルマ派を切り崩し、反リサ帝国を結集する訳にはいかんな。

我々は子の2城と36000人の部下を引き連れ再起を計る為働いたのだ。

修行の予定です。

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