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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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反セクハラ国の逆襲

月が地球から離れていく。


反セクハラ国の逆襲

4月8日朝、早速ブルマの会はリサ帝国に抗議する為デモを起こしたのだ。

一応治安を維持する立場のリサ帝国は金にならないデモを鎮圧するべく説得する。

マスコミが報道すればブルマの会の呼びかけに答えて反乱を起こすに決まっている。

「あの邪悪なリサ帝国を滅ぼして女性の人権を守るんだぁ」と言われるのだが。

男としては、ブルマはエロいが女子も大部分は気にしていないリサ帝国だと思う。

それでも苦情の反乱が起こるからには下手するとブルマ禁止の流れになるかも知れん。

「ここは妥協しよう。ここでセクハラをアピールしたら反発が起こる」

そしたら民衆の支持など移り気だから、一気に世論は反ブルマ化するかもしれない。

「最近セクハラ発言が急に減ったなぁ。あれはあれで止められると腹立つんだよな」

4月10日朝、女子に対して慎重な態度を取り始めた男共に女の子がアタックする。

何かちょっかい出されないのも女として見られていないような気がして腹が立つのだ。

女にだって性欲はあるし恋に恋する感情もあるから結婚抜きでも恋はしてみたい。

「セクハラ反対~。ブルマ反対~」でも大多数の女子は冷淡にブルマの会を見ている。

「ブルマの会って。別にさぁ。こんなエロい格好認めていて男の目線が嫌だとは」

言わないって思うしエロい目で見られるのが怖くてブルマなど穿けるかぁ・・・。

などと思うのだが嫌なら嫌だと言って良いんだぞと思う女の子達である。

「別にさぁ。私はあんたにエロい事されても良いよ?セクハラの範疇だったらね」

ここで言うセクハラはキスに胸揉みに尻触りである。

女の子が同意していれば問題はない筈だが、後で文句言われるかも知れないな。

「お前俺に惚れてるのか?」などとうっかり聞くが女の子は全力で拒否した。

「女の子が遊びで男にセクハラされるのは良くない?それこそ差別だと思うんだよね」

「そうか。遊びか。残念だ。だが俺のエロテクニックで洗脳してやるから覚悟しろ」

洗脳も最初に宣言して女性が同意すれば新興宗教みたいなものである。

「セクハラ反対~。ブルマ反対~」北の銀河にある反セクハラ国が蜂起した。

エロストピアの建国を宣言して、革命祭りで雌雄を決する宣言をするのだ。

「エロストピアが反逆?早かったなぁ」とリサは思うが鎮圧しないといけない。

「何で自分で作った国滅ぼすんですか?宗教戦争はシエルにお任せ下さい」

とシエル軍2万機をエロストピアに突入させて決着を付けよう。

「エロストピアに一歩でも攻め込めばあゆみんの親父を処刑するぞ」

え?

ヤバいじゃん。

ここであゆみんのお父さん死なせたら私の責任になるの?

でも要求飲む訳に行かないんじゃと思う。

こんな奴に譲歩したら付け上がるだけだしあゆみんが敵に回るかも。

「リサお姉様。私に弓を貸して下さい」あゆみんは弓を受け取ると敵兵を討った。

「人質がどうなっても良いのか?それでも邪悪なパンツ教団の一味かぁ」

邪悪なパンツ教団に都合の良い時だけ国際法を持ち出すの止めてくれないかなぁ。

勿論国際法は守るよ。

「娘よ。サッサと殺せ。こんな殺人鬼に捕らえられた俺の防衛力が足らんのだ」

「お父さん。言い残す事はありますか?蘇生できませんからね」

どうせ俺は地獄行きだろうから言いたい事言うぞ。

「リサ姫とあゆみんのパンツが見たかった」などと言うので少し考えた。

パンツ見せる口実でエロストピアの陣地に潜り込めれば力付くで助けられないか?

「娘と姪のパンツ見たがるなんて、死を覚悟してなければ言えないセリフだよねぇ」

のぼるは好意的だがあゆみん次第だなと思うリサであった。

「今からパンツ見せに行く。リサ姫の生パンツを地獄の申し開きに使うのだな」

リサが陣地から出てきて水着姿で登場したのにエロストピアの将兵は唖然とした。

「この争いの時代に叔父とは言え臣下に過ぎないオヤジの為にパンツ見せるだと?」

将兵はリサの行動に度肝を抜かれたがエロストピアの王エロス1世は恐れた。

「近寄るな。近寄ればこのオヤジを殺すぞ。分かってるのか?」

いや最初から見捨てるつもりだから殺されても構わないけど私のせいにだけは・・・。

「リサ姫を見ろ。これが国民にパンツ道を強要する人間のやる事か?」

取り敢えずジタークが敵兵を煽るのだが、兵士は突撃してオヤジを救出する為進軍。

「近寄るなぁ。反撃しろ。リサ帝国の邪悪な軍勢を蹴散らせ~」

これほどの優勢でありながら子供に怯え人質を取るなど人間のやる事なのか?

人質を取らねば交渉もする能力もないエロストピアに未来はないな。

「もうヤダ。お前なんか知るか?僧侶にだって性欲はあるんだ」槍を投げつける。

「性欲ノー。音楽駄目偶像崇拝禁止。俺らの様な俗物にはとても耐えられん」

リサトピアの性欲全開で堕落しきった俺達に清らかな心は無理だ。

「リサ姫。降伏するから妓楼のタダ券下さい」とエロストピアの兵5万人が降伏した。

エロス1世はまだオヤジの首筋にナイフを突きつけて抵抗する。

「近寄るなぁ。あゆみん。貴様実の父親が殺されても良いのかぁ」首筋に力を籠める。

「しまったぁ。殺してしまった」慌てて逃げ出すエロス1世だがリサの兵3名が。

「殉教者はパンツの園に送られる。エロス1世を捕えよ」そしてエロス1世は自決する。

「俺達はエロス1世に騙されただけで」人を殺していれば無罪などにはならない。

組織的犯罪は例え犯行現場で死人が出なくても死刑が適用されるのである。

「リサトピアに歯向かう愚か者共。あんたらは終身労働刑」と言い捨て兵士を送った。

「我々はリサトピアと徹底抗戦する」エロストピアの城主クリストファーが指示する。

エロストピアがあまりの禁欲ぶりに亡命者が殺到して人口7千人に落ち込んだ。

「ブルマの会の信者65000人突破。エロストピアなど時間稼ぎの道具に過ぎない」

リサトピアは100万の兵でブルマの会を包囲して降伏の時を待ったのだ。

4月11日朝、ブルマの会は停戦協定に同意して6500人の信者はエロストピアに。

エロストピアを占領。

穏健派のブルマの会が禁欲にまみれたエロストピアを建て直す事にするが。

だがブルマの会は決してセクハラ反対派一色ではない。

「本心からセクハラ反対を唱える穏健派は2万人。リサ帝国の1610京には及ばぬ」

「リサ帝国からの切り崩し工作もありますな。リサ教団を受け入れれば中尉に」

「よせ。我々はこの自治区で反セクハラの機運を高めるのだ。マスコミを動員しろ」

マスコミを動員してリサの悪行を連ねた暴虐の書を全宇宙にばら撒いたのだ。

「リサ帝国は許せん。反乱だぁ」各地で蜂起する民衆もいたが勝てる訳ないだろ。

鎮圧されてブルマの会は孤立するが天然の要害を頼みに抵抗をつづけたのだ。

禁欲の国の予定です。

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