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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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忘れ去られぬように

何人のキャラが作者に忘れ去られただろうか?

忘れ去られぬように

「私は忘れ去られんぞ」コネと縁故は中央官僚のお役人として働いていたのだ。

ジャンヌとラインと藤吉郎は補給部隊を牛耳っており資産を800ガイにしている。

エリシアも僧服帝国の相続を認められて、強大な勢力を確保した。

4月2日、さやかは4万の兵でブラックホール近郊の星を占拠して独立を志した。

「皇帝陛下。この琴野。あのさやかをぶった切って手柄を立てようかと思っている」

皇軍総司令官の琴野は、早速ブラックホールに兵を派遣して壊滅させておくのだ。

「革命祭りは認めても組織は壊滅させておかないと、調子に乗って反乱企む」

「さやかを追い払え~。軍隊は壊滅させろ~」とは言っても1400ガイ返済せんと。

鎮圧する訳に行かないので、適当に追い払っておくのだがさやかはしぶといのだ。

「軍隊を養うには領地が必要だ。ムホンとリサ帝国を戦わせてその隙に」と思う。

だが領地を2億石に増やし経営が上手く行けば10億石は超えようと言う領地である。

「今リサ姫と争っても俺に得はないから暫くは成り行きを眺めてるだけだが」

砂糖を餌に使ってドラゴンを誘き寄せて捕える事により軍備を拡張していたのだが。

「魔剣が手に入りました。部下の贈答用に確保しておきます。儲かりますねぇ」

「肉は確保しておいて。猪の肉は貴重じゃん。食べると美味しいよ」確かに上手い。

アミと唯は必死に草食獣の餌を探していたが、植林地帯には入らない様に警告する。

「ぶっほほ~ん」猪は同意して、荒野をさ迷うジビエとなったのだ。

「琴野さんに賄賂贈っておけ。上手くゴマすりに成功すれば加増ありかも」

「分かった。コオリカ。何とかリサ帝国閣僚に送る賄賂を確保しておけ」

「分かりました。民衆から賄賂取り立てるのは心苦しいのですが用意しましょう」

琴野に水着プレゼントしたら大喜びしていたが早速5千万石加増があった。

「税金は納めるように。税金納めないような民は私の国民ではない。

そりゃ障害とか病気で働けない人は仕方がないが払えるのに支払わないのは売国奴だ。

「勿論支払いますよ。でないと功績が認められて出世とかありえなくなるし」

程々に領地を治めていたって、加増はありえない。

目ざましい改革に着手して成功してこそ、豊かな領地に加増して貰えるのだ。

「気持ちは分かりますが領地を確保して土着化されても困るからそろそろ転封かな」

とらこは言うが、取り敢えずアミと唯に植樹をさせておく事にしたのだ。

リサ帝国中央は豊かだが、西方は貧しい地域が多いらしく俺に改革させる気らしい。

「ムホン様。猪が770頭に増えました。この星ムホン星を手中に収めました」

アミと唯はせっせと植林に励み、野獣と虫や草の生息地域を増やすのだ。

「巨大蝙蝠が植林地帯を襲撃しました。兎とか捕食してるみたいですけど」

「蝙蝠は食えん。狼や虎が食ってくれるの期待しよう」ムホンはアミと唯に命じる。

植林した木に水をやるのも仕事だから巨大蝙蝠見たら追い払うのが役目である。

「俺達バンパイア様の従者です。バンパイア様が食わせてくれるなら狩り止める」

巨大蝙蝠は降伏して琴野にプレゼントされたのだ。

「皇帝陛下ぁ。蝙蝠をプレゼントされて喜ぶ女の子って多いのかなぁ?」

まあ蝙蝠が好きな女の子だって探せばいるだろうが私達は好きではないのだ。

「ムホンは先物取引で抑えた小麦畑の収穫で領地の小麦を5億石に増やした。

「儲かるけどとらこ。そろそろ転封だろうから何時でも出かけられるように」

そして4月3日朝、下着共和国8億石に転封を命じられたムホンであった。

「この国食料はリサ帝国に頼っているのか?」取り敢えず部下を使って開墾だ。

「さぁ開墾だぁ。悩んでる暇などない」玉蜀黍を植えて4京人の国民抱えて。

「食料は自活出来ないといけない。下着シティに入城しよう」ムホンは改革を練る。

「義母は手厳しいなぁ。この星石油が出るのか?」まあ石油はこの国ではいらんが。

「皇帝陛下ぁ。下着共和国は貧しいですねぇ。まずは土地を肥沃にしないといけない」

「ふふっ。株転がしで2ガイディルス儲けた。早速肥料買ってくるよ」

注文すると直ぐに届いたので肥料を撒いて緑化に努めるのだが即日芽が出た。

4月4日朝、下着共和国はジビエと交渉して植林地帯に手を出さない様に言っておく。

「取り合えず謀反疑われるからやりたくないけど、革命祭りしかない。

「琴野と一騎打ちを所望する。俺が勝ったらムホンシティを返してくれ」

「て言ってるけどリサ姫どうする?」琴野はリサに相談するが儲かるなら良いのだ。

「わざと負けてあげなさい。調子に乗るようなら領地削減するからね」

リサの許可を得たので一騎打ちに及んだが、ムホン弱すぎである。

それでもこちらも人心収攬のプロであるから、何とか上手く負けてやった。

「武人としてワザと負けられるほど屈辱的な事はない」と思うが俺皇太子である。

リサ帝国の繁栄に貢献して、可能ならば皇軍総司令になれれば新王朝の誕生だ。

鹿が500万頭。猪が3千万頭。環境保護の軍資金調達の為にジビエを狩るのだ。

下着共和国の産業は石油である。石油地球に売ったら大儲けじゃないか?

因みに地球は疫病に苦しめられており交易は禁止であるからありえないのだが。

「下着共和国に企業を誘致してくれたら税金はタダにする」との声を聴き。

企業誘致を打診してきた企業もあるが、まあ貢物は用意させるよ?

「税金は取らないが世の中には賄賂と言う物がある。分かっているね?」

「勿論でございます。賄賂で税金タダにして貰えるなら何とか調達します」

俺達下着共和国の3大財閥、豊臣家、足利家、白雪家の納税率が下がるから賄賂出す。

やっぱ税金下げれば良い商売出来るし無税なら部下の給料上げろと言う事だ。

「白雪家の当主は、リサの生みの親であったが、リサが相続していた。

豊臣家はリサの昔の友人のぼるにライが当主であり、足利家はあゆみんである。

「どの位の賄賂贈りましょうか?金貨3千京枚ほどで良いですか?」

「7ガイ。税金は取らないが月7ガイ賄賂を寄越すように」と命令が下る。

「え~?白雪財閥リサ姫が当主なんですけどリサ姫も税金取られるんですか?」

「当然だ。ビシバシ徴税するからな。新規商店は無税だからお前らから搾り取らんと」

のぼるとライとあゆみんも直ぐに忘れ去られるのだろうか?

そうはさせるものかとのぼるとあゆみんは思ったが口には出さなかった。

売名行為の予定です。

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