2億石の領地
忘れてしまったキャラは再登場しないと思う。
2億石の領地。
4月1日。玉蜀黍が大豊作で一気に2億石に膨れ上がったがムホンは悦に入るのだ。
「ムホン様。貢物で御座います。部下の酒代に使ってください」と金貨の山。
「我々は玉蜀黍酒の生産に取り掛かっている。いずれ酒で大金持ちになってくれるぞ。
5ガイディルスを注ぎ込みリサ帝国の古古米を買ったムホンは日本酒を造るのだ。
「材料さえ集めればムホン領でも酒位造れる。さやかちゃん。残りの1400ガイ」
ムホンは国力を2億石にした功績で加増もあるかなと思っていたのだが2千万石加増。
西方領土と下着共和国を栄えさせる為に取り敢えず玉蜀黍を植えておいたのだ。
「最近の玉蜀黍は3週間で実るのだ。収穫後の農地には薩摩芋を植えて置け・・・」
OK。この領地の食料自給率を10億石まで押し上げて手柄を立てて加増を期待する。
「さやかさん。超高級な日本酒で1本50ディルス位なの造って見せるぜ」
ムホンは植林と農地の拡大を領民に行わせて部下を6万人に減らしたのだ。
「このムホンシティはリサ帝国で一番治安の悪い領地らしい。宇宙中の悪党が」
迷惑この上ないが宇宙中から悪党が集まり、人口5億人に増えていたのだ。
その多くが儲かる煙草の密売で儲ける悪党共だが、この煙草発がん性がないタバコだ。
それでもリサ帝国からは煙草=悪のイメージで弾圧されているのだ。
「今月の税収年貢が1億石。産業の収入が80億ディルス。儲かったなぁ」
「50億ディルス貢いでおけ。上手く行けば加増があるかも知れない」とムホンだ。
「賄賂を贈って領地が加増されるなら俺は喜んで賄賂政治家になるぞ」
領地が増えれば確実に儲かるし豊かな国では貧乏人は少ないので人口は増えるのだ。
まあファンタジーの国って、人頭税が多いし国民が多ければ収入も増える。
それ故に人口獲得は小国にとっては重要なのだが何故か借金が多いのだ。
「R銀河と西方銀河は婿殿に任せた。国境警備隊は自腹で雇ってくれ」とリサ。
長年のゴマすりの効果があったのか、加増なしだが出世はさせて貰えるらしい。
「本領2億2千万石は安堵するよ。婿殿は60ガイディルス持ってるの知ってる」
OK。
手柄を立てれば100億石の大大名に出世出来るかも知れない。
「皇帝陛下。兵ってどの位雇えば良いんですか?」ムホンが尋ねるがリサは答える。
「江戸幕府の江戸のお役人は千名に満たなかったと言う説がある」
3万人もいれば十分だろうと思ったので取り合えず宇宙船用ゴーレムを貸し与えられ。
「このゴーレムは貸したのだ。返せなくなったら減俸の刑を覚悟しておいて」
それは酷いよと思うがこの領地を早急に100億石の領地に変貌させ、中央に。
「未来の皇帝はこの俺だぁ。ムホン1世が神リサ帝国の建国王になるんだぁ」
国境守備隊の司令官になったのをキッカケに、さやかはムホンの手下になったのだ。
「荒れ地は根こそぎ開墾しろ。いずれ我々の領地になる。植樹も忘れるな」
木は材木になるし樹液からジュースを作れば良い値段で売れるだろうと思われる。
砂糖は特に供給不足になりがちなのだ。
作者も昔は甘党で砂糖は使う方だったが無計画に使うから砂糖の不足には悩んだ。
樹液だって糖分が入ってる筈だから精製すれば砂糖が抽出できる筈だ。
高値で売れる筈である。
「間伐林切らずに根っこ事引き抜いてくれ。植樹に成功すれば砂糖が取れるからな」
「おおっ。ムホン様。煙草の密売止めて砂糖の横流し始めて良いですか?」
砂糖の方が儲かると考えた密輸業者は煙草の密売止めて砂糖業者になる事にした。
砂糖は別にご禁制の品ではない筈だ。
チャンと税金納めれば良いので、税金納めてる限りは堂々と商売出来る。
「構わんぞ。全員同意するならリサさんに頼んで恩赦を出して貰おう」と約束する。
「恩赦?あいつらに恩赦出すの?そりゃ密売止めてくれるなら恩赦出しても良いけど」
リサは不平たらたらに恩赦を出したが、不本意なのが密輸業者に持つわらるのか。
「あいつ口では恩赦認めると言ってたが、絶対納得していないぞ」
業者は不安だが、真っ当な商売に励もうとする業者を弾圧したら反乱が増える。
二度とリサ帝国に投降する悪人はいなくなるなら大丈夫だろうと思うのだが。
「大変です。猪が出ました」我々としては一頭1万ディルスもする猪全滅させるのも。
「畑を犠牲にして猪を助けよと言うのか?」「だってどう考えても肉の方が儲かる」
我々は即飢え死にするような飢餓に陥っていないから猪増やして猪鍋をやりましょう。
「OK。猪は美味いから我々も出来れば殺したくないんだ」猪殺したら全滅する。
それよりは少し生かしておけば野獣も増え、毛皮製品とかも生産を維持出来る。
「食う為に殺した、キツネや兎の皮を毛皮にするのは必要悪だと思うんだけどなぁ」
こんな意見動物愛護団体の人には通じないだろうが。
肉など食わんでも良い
米や麦を食ってれば良いのだと愛護団体の人は言うのだろう。
でもさぁ。
そう言うのは自分の出身国でだけで主張してくれると有難いんだよなぁ。
肉を食いたい民族だっているし。
「エルフに説得させろ。食い物ならやるから畑は荒らさんでくれと説得してくれ」
「別に食わせてくれるならそれでも良いぞ」て訳で交渉が成立した。
て訳で食料の草を大量に確保しなければいけないので早速荒野で野草を確保するのだ。
協定が成立しても人間が猪の敵なのは変わりないので人間が来ると逃げる猪。
「俺はコッカイ・ギイーン。ムホン軍が勇者を集めてると聞いてやって来た」
弟のトギカイ・ギイーンとシカイ・ギイーンとチョウカイ・ギイーンが勢ぞろい。
「全員女の子なんだな」弟と紹介されたがどう見ても女の子の4人組だ。
トギカイ・ギイーンがアミ。シカイ・ギイーンが唯。チョウカイ・ギイーンが氷花だ。
「性同一性障害とかじゃないぞ。カッコいい男に憧れているだけだ」
俺は虎虎=とらこだ。
「俺妻がいるから女の子の部下を側近にすると妻が寂しがるじゃないか」
とらこも妹3人も別に男に抱かれるのは嫌じゃない。
ただ男に愛情など感じないのでHな事は義務として行うつもりである。
「いやそれはどうでも良いから。然しパンツ帝国の話だけあってエロネタが多い」
アミに唯にコオリカにとらこだな?
「よしよし。俺の四天王にしてやろう」アミと唯には動物のお世話。
とらこには金勘定でコオリカには陸軍司令官に任命したのだ。
「アミと唯は取り敢えず国民を動員して植樹をする事にして実行した。
全宇宙から間伐林集めれば、西方銀河を埋め尽くす位の木はあるので1日で終った。
「どうだ?超神速植林だ。星の植林など100名もいれば1日で終る」
アミと唯は取り敢えず忘れ去られた愛理とXさんの冥福を祈る事にしたのだ。
忘れ去られぬようにの予定です。




