古城の脅威
面白いネタ探さないとなぁ。
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古城の脅威
3月6日朝、奪った古城には6千の精鋭が集まり、凜軍の砦を攻略していたのだ。
「弱兵はいらん。戦闘訓練に耐えられる者だけが我が兵に従軍しろ」とムホンは言う。
だがムホン軍の入隊試験に不採用になった兵士が再起を計り古城に集結した。
運悪く就職出来なかったが、古城での戦いで手柄を立てれば認めてくれるかもだ。
「あの馬鹿者殿が。凜軍を倒したら次は我々の番だと気付かないのか?」
慌てて古城の部下を命令違反の罪で討伐したが、ムホン軍10万は凜軍に敗北する。
「戦争は勝つ時もあれば負ける時もある。我々は最後に必ず勝つ」こうなれば勧誘だ。
住民を増やして税金を増やせばリサ帝国で出世する手蔓になるかも知れんではないか。
「皇帝陛下。呂布に討伐命令を出して下さい」と琴野は言うのだが。
「呂布に討伐命令を出しておく。株価3500ガイ。貯金800ガイの大国だぞ」
そろそろムホンの野心を抑えておかないとどうなるか分からんなと思うのだ。
早速リサ帝国は戦闘禁止命令を出したが凜が従わないのだ。
「あの愚か者。ムホンの勢力を抑えない事には。何時リサ帝国に反逆するか」
親と息子でお家騒動を起こすのは良いんだが、少しは加減と言う者を覚えて欲しい。
「停戦命令を守らないのは凜軍の方だ。反撃して砦を奪い返せ」と命令する。
凜軍は崩壊して、砦の1つにレスラー8千と共に立て籠もったのだ。
「ムホン様。大変です。リサ帝国が停戦監視団3万人を送り込んでくるそうです」
「もはやこれまでか」リサ帝国に歯向かう事は追放か領地没収を意味するから駄目だ。
そして3月6日昼、リサ直々に今回の反乱について問いただしがあったのだ。
「我々は停戦命令は守っています。悪いのは親父です」と言い張るムホンだが。
「本領安堵は保証する。でも無用な反乱を起こした罰金として4京ディルスの罰金よ」
「直ぐに支払いますよ」泣く泣く罰金を支払ったが平和なら兵を精鋭化。
ダークに備えるべく軍備を拡張してると言う名目て義勇兵を解散させ常備軍8万に。
元々少数精鋭化主義であるので更に6万まで絞り込んで精鋭化したのだ。
入隊は厳しい採用テストをクリアした者でなければ認められないので金1万で引き抜く。
リサ帝国からの寝返り兵3万を配下に加えたムホンは暴れまわる闇騎士団を討伐。
古城に集まった2万の兵は鍛え上げてムホン軍の親衛隊にする事にしたが国軍を下す。
「闇騎士団が30万人に増えました。あいつらやたら強い。何ででしょう」
ダークは凜を300の砦に迫込み撃破して強兵に変えていったがムホンは11万の兵を。
3月6日夜、奇襲により闇騎士団を放逐して領地から追い払った。
3月7日朝、闇騎士団はR銀河を30万の兵で制圧。
8京のリサ帝国軍と呂布を追い払い政権を打ち立てたのだ。
「30万人で銀河を制圧?どんだけ強いんだよ?」と闇騎士団の強さに感激する。
「あのう。闇騎士団は革命祭りの放映権収入で儲けていないんですよね?」
あれだけ強かったら革命祭りで大儲け出来そうだけど10京ディルス位はいける。
「我々は偶像崇拝は禁止だ。人頭税のみで部下の給料50ディルスを支払う・・・」
かたっくるしい奴らだが占領下の国民に強要はしていないらしい。
「あんたら反乱軍と認定する。呂布さん。討伐して来なさい」呂布はダークを討伐した。
だが堅固な要塞に立て籠もった闇騎士団は、ドーナツ1個で戦う聖戦士達だ。
「ミルフィ50機を与える。ムホン軍が討伐に成功すれば大公爵に任命する」
「はっ。ムホン軍の総力を挙げて倒しますけど恩賞約束して頂けないと」
部下に国の為に死んでくれなどとは言えないので恩賞だけは約束して貰わないと。
「茶器を与える。見世物にするだけでかなりのお金になる筈よ」茶器~?
「あのう。出来ればお金で恩賞頂きたいのですが」「それでも良いよ」と呂布。
「ではダークと戦う為に兵を募集する。補給部隊だから弱くても我慢する」
3月7日昼、全宇宙から3京人の兵士と10億の人間がR銀河に集まったのだ。
「どっからでもテストしてくれ。リストラされたお前の部下から訓練内容は聞いている」
「ところで合格したら給料は国が支払ってくれるのか?」と聞く義勇兵である。
「国が出す。1人1万ディルスよ」この大盤振る舞いに低賃金の公務員は嫉妬した。
「まあ我が身の栄達を夢見るような奴は公務員には向かないよ。諦めろ」
「だよなぁ。闇騎士団をサッサと倒して帰るか。11京人もいれば勝てるだろう」
て訳で今更武力反乱など起こしてリサ帝国の精鋭に勝てる訳ないのである。
ダークは捕えられて忠誠の誓いをさせられた後1千万石与え、ダークも諦めた。
「あいつら最初は弱さそうなふりをするが、本気になったミルフィ隊は強いじゃん」
空戦力が微力の闇騎士団では絶対にミルフィ隊に勝てない。
「リサ帝国の演技に騙されてはいけない。油断させてから退治する作戦なんだ」
今頃分かったのかとムホンは思ったが俺もリストラされないうちに領地を献上して。
ゴマをすっておこうと砦を献上して本領安堵の約束を得たのだ。
「リサ帝国は人口310京、水着共和国1300京、ゴブリン3京、コボルト20系」
「リサ姫~。僧服帝国太守アーバートンから貢物です。可愛い女の子です」
奴隷貿易何てやって良いと本気で思ってるの?アーバートン処刑決定。
「ちょっと待って下さい。スライムの女の子です。スライムに人権があるんですか?」
「人の言葉を理解出来る知的生物には人権はある。全てではないけど」
最近のスライムは人型タイプがいるらしく見た目可愛い女の子も多いらしい。
「切腹しないなら私が斬る」リサは宝剣リサの剣でアーバートンをぶった切った。
そしてダークを僧服帝国の司令官に任命してリサトピアから追放する。
「結局こうなるんだ。琴野ちゃん。我々はリサ帝国に逆らう気はありません」
黙っていてもそのうち婿養子で皇帝の夫になれるのに何で俺らが反乱起こすんだよ?
一応俺が皇太子だから多分共同皇帝としてリサ帝国を統治するんだろうと思うが。
「分かってるよ。リサ姫は隠居したがってるから貴方皇帝になる?」
「暫くは修業してリサ姫の為にパンを貢ぐよ。この国株さえ買えば豊かになれるのだ。
資本主義って株式を採用してる国が多いのである。
だったら国内は貧しくても株の配当さえあれば多少は豊かになれる筈なのだ。
「じゃ株買ってみるか。敵対的買収するんだぞ。買収に備えて会社空にさせるな」
て訳で領地中から集めて借金までして蓄えた200京ディルスで株を買った。
「何だと?うちの様な零細企業の株買い占めてお上に何の得があるんだよ?」
などと言いながら対策を練るが、リサ銀行の融資を得たムホンには勝てないのだ。
たちまちR銀河と西方銀河の株式会社600京ディルス分を買い占めたのだ。
「借金は400京ディルスか。もう400京ディルス借りて株を買い占めよう」
株の買収による企業の業績拡大は、借金出来なくなると途端に不良債権である。
「株を買い占めれば株価が上がる。上がった株売りながら買収を続ければ・・・」
この豊かなリサ帝国では株が暴落する事は余りないから暴落したら配当増やして。
穴埋めすれば大した被害にはならないし、株で損出せば株主が賠償要求する時代だ。
株の損害を会社が立て替えて何が悪いと言うのだ?
儲かったら返済すれば良いだけで株で損しても会社が損する訳ではない筈だ。
会社の軍資金と株主の株は別物である筈である。
「よって損害額を会社の蓄えで補っても配当と言う形をとる限り大丈夫な筈だ」
横領と言う形をとらなければ良いのであるし、大体会社の儲けは社員の物だ。
「300京ディルスで株を売って貰えませんか?100京増しですよ」と聞く。
こういう奴が出てくると株転がしは上手くいくのだが借金を返済出来るな。
「これで借金返済して株200京ディルス分儲かった」取り敢えず新たな会社を。
車屋ムホン株式を立ち上げ、マネーゲームで株価を釣り上げる。
ペーパー企業ではヤバいので一応車は造らせているが何時の日かリサ帝国の株を。
3月8日朝、リサ帝国から株を担保に80京ディルス借りて会社を買収。
西方銀河に一大拠点を作り、リサ帝国に合法的に反逆する道を選んだのだ。
ブルマ軍司令の逆襲の予定です。




