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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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ムホンの乱

三国志とか見てると城1つ奪っただけで精鋭5千位集まるんです。

問題はどうやって集まった部下を食わせていくか?

三国志の劉備だと略奪と化してないと部下を養えない。

ムホンの乱

3月4日昼、リサワールドの軍事施設は根こそぎ畑に代わりリサに食料を売った。

1石1ディルスで買う事を宣言して大量に造らせたが米争奪戦になり果てたのだ。

「皇帝陛下ぁ。ムホンが8千の兵と共に反乱を起こしました。目的は金貨2京枚」

人口3千万のムホン国と下着共和国の3京の民は軍資金目当てに反乱を起こしたのだ。

「二度と私に逆らう気にならない様に叩きのめしてやる。ジタークさん」

ジタークが討伐に駆り出されたが、こんなものプロレスであるから適当に演技して。

「良いか?勝とうなんて思うな。俺達は視聴率確保の為に猛攻を防げばいいんだ」

350の砦に立て籠もるムホン軍1万2千人は、ジターク軍80万人を防ぐのだ。

「600億ディルス手に入った。冒険者ギルドに兵の募集をしておこう」

リサ帝国の皇太子が自ら革命祭りに参加したんだ。

この機会に兵を募集して行軍総司令琴野の配下として武名をとどろかせる。

そして良い部署に就職するんだと思ったがこの国公務員になれれば月5千万円だ。

「600億ディルス?皇太子にしてやった恩を忘れて皇太子クーデターとは」

琴野ちゃん。

「シエルちゃんに復帰命令を出す。ムホンを倒して来たらリサワールドの事は忘れる」

「OK。鎮圧すれば良いんでしょ?」シエルは3万の兵を集めて砦に侵攻。

これで視聴率が25%になり、放映権料は2京に跳ね上がったのだ。

「皇帝陛下。ムホンの勢いは止まらず、ジタークの軍が崩壊しました」

「あれだけ有利な戦闘で負けるだと?ジタークさんには石高8億石に削減よ」

全く、誰かあのムホンを倒せる勇者はいないのか?

「ムホンを倒せたら一兵卒でも将軍に任命するよ」と言うので部下も考えた。

「俺に皇帝軍の指揮権を任してくれれば自分の金で軍隊を集めて見せる」

と言い出す凜がいたのだがリサは凜を将軍に任命して義勇兵を募集。

3月4日夜、3万人の冒険者をかき集めた凜軍は砦を奇襲して350砦を攻略した。

「1万人に減ってしまった。占領地を抑える兵士がいるからな」

神様プロレスの門下生を動員しても1万5千人か。

「ここはムホンさんが勝ってくれた方が兵が集まりやすい。プロレスしよう」

て訳で凜軍は惨敗してムホン軍が8万人に膨れ上がったのだ。

「凜軍が8千名に減りました。報酬釣り上げて再募してみます」と凛。

そして月給3万ディルスで再募して6万人をかき集めて本国へ攻め込んだのだ。

「水袋を叩き割れ」ムホン軍はシャルロットの護衛500に守られて進軍する。

「良いかぁ。我々はリサ帝国には逆らわない。軍資金が欲しいだけだよ」

ネットで宣伝してこの世の楽園をアピールすると騙されて観光に来る奴がいるのだ。

「我々ムホン軍はリサ帝国に武名をアピールしてリサ帝国に就職しようぞ」

まあここは膠着状態に持ち込んで兵の練度を上げるのが得策である。

下手に凜軍を撃ち破るとリサが怒って領地没収の上お家断絶になりかねないのだ。

「まあ食え。こんな上等な魚リサ帝国じゃ滅多に食えんぞ」

「我々はリサ帝国に逆らうつもりないですよ?そろそろ停戦交渉しましょう」

まあ余り勝ちすぎても皇太子殺しに合うだけだから今のうちに停戦しておくか。

「停戦?良いけど放映権料で儲けたお金半額貢ぐのよ。お金なしで政治出来ない」

リサは取り敢えずシエルに10万の兵を与え、R銀河の荒野の隣に領地を与えた。

3月5日朝、日和見な失業者が2千万人ほど集まりムホン公の人口は5千万となる。

「婿殿。領地を加増して3千万石。領民3億人とする。しっかり貢げよ」

リサの甘い汁に騙されていては今までの反逆者共の二の舞だ。

領地加増で様子を見て調子に乗り出したら切腹を命じるのがリサの忠誠心のテストだ。

「はっ。開墾に励み8億石にはしてご覧に入れます」ムホンはネットで故郷納税を。

「荒野に10程砦建てて良いですか?あの辺りの地価が上がると思いますよ」

「好きにしなさい。シエル領と凜ちゃんが抑えた土地は勝った者に与えるわ」

これで戦争が激化する事になるが、ムホンは4万に減らした常備軍で砦を攻撃。

凜軍3万の立て籠もる砦を包囲して、味方が集まるのを待ったのだ。

戦いに勝利すれば精鋭が集まるが、焦って凜を放逐すればリサ帝国に潰される。

「取り合えず集まった10万人の兵を精鋭化して3万に絞り込むよ」

ムホンは兵士のうち2万人を選び出し配下に加えると砦から撤退したのだ。

敗戦で逃げるような兵はいらん。

未来のリサ帝国を支える真の精鋭ぞろいに仕立て上げるべく訓練を積ませるのだ。

「敗戦で逃亡する位なら最初から凜さんについていますよ」と兵士達である。

弱兵はいらんと本気で思うが、冒険者出身の兵は傭兵としては役に立つのだ。

「領内に山賊が出るんです。リサ帝国の騎士団を壊滅させたとかで」

「我々が倒そうじゃん」別に正面から戦わなければいけないと言う法はないのだ。

リサ帝国の騎士団を壊滅させられるなら味方に付ければ戦力強化できるかも。

「そんな訳で俺達闇騎士団の将軍です。5万人います。一緒に凜を倒そうじゃん」

闇騎士団の首領ダーク将軍はムホン公の一部を占領して勢力を拡大していた。

「諸君。闇騎士団を討伐する。だが兵力を拡大しないといけない」義勇兵を募る。

義勇兵は300万人集まったが、精鋭化して15万に減らされて訓練される。

3月5日昼、闇騎士団とムホン軍は激突して兵3千が逃亡したのだ。

「主力部隊57000人に減りましたね。まあ何とか追い払いましたけど」

闇騎士団の捕虜4万人を説得して味方に付ける仕事が残ってるが上手く行けば。

「山賊やってるより我々に就けば大金持ちだぞ」帰順するように勧めるのだ。

逃げだした兵も3千人が戻って来たので復職を認めるが闇騎士団はどうするのだ?

「お前らはダーク将軍の強さを知らないから歯向かえるんだ。あいつは強いぞ」

それでも10万人いれば勝てるかなぁと思い降伏したのだが戦力を整えないと。

「ダーク将軍を倒せ~。ムホン軍に寝返ったからにはダーク将軍を倒さないと」

ダーク将軍は廃宮城に立て籠もり凜を煽って戦わせようとするが凜は動かない。

今戦えばムホン軍の大軍に砦を奪われるのは明白だからだがムホン軍に就くのだ。

「ムホン軍に就けばリサ23世からお叱りを受ける」凜は秘蔵の50万の兵を呼ぶ。

そしてムホン軍は古城を奪い取り、戦力の補充と凜軍への抑えに活用したのだ。

古城の脅威の予定です。

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