平和の祭典
ちょっとだけオリンピックネタやってみました。
風刺ネタではないけどオリンピックで外出が控えめになればあるいは。
と思ってたのに疫病がはびこる。
コロナに負けずに頑張って下さい。
平和の祭典
7月6日、ボクシングの試合が行われて帝国兵も参加したが素人が勝ったのだ。
「この500キロの鎧がなければ勝ってた」悔しがる帝国兵だがもう遅すぎるのだ。
「お弁当に酒はいかがですかぁ。一応黒字にしないとリサ姫オリンピック2度めない」
「紅茶をくれ。酔って女の子のお尻触ったらパンツ冒涜罪で死刑だからな・・・」
リサ帝国にとってパンツは神聖なものであり、それを愚弄することは死罪を意味する。
「砂糖って幾らするんだ?銅貨1枚で角砂糖3つくれ」砂糖は豊富であるのだ。
パンツエネルギーで増産していないから、砂糖は高値だが買えないほどじゃない。
「ギャンブルで5100ジョも損をしたからなぁ。いちから貯め直さないと」
多分次の税収の時に定額給付金やってくれるだろうと思う5万ザムライである。
「リサ姫。イカサマギャンブルで大金巻き上げられたと苦情が殺到していますよ」
「そんな事言ったってなぁ。分かった。来月でいいなら返金するよ」と約束する。
リサとしても5100ジョも国民から巻き上げたら5万ザムライが増えるじゃないか。
「水泳の競技が始まったよ。撮影は健全なものでないとパンツ冒涜罪だからね」
不正がバレ次第パンツ冒涜罪で死刑になるだろうから誰も盗撮などに走らない。
「因みに水泳の競技は旧型スクール水着で行うのだ。見るだけなら構わないのだ」
たとえ全身を覆う競泳水着だって欲情する男はいるんだぞ。
今更男の目を気にしていてはスポーツなどは出来ないと思うが男も妥協するべきだ。
パンツ道の志を分からん盗撮魔がいる限り日本での水着ブルマレオタードの復権はない。
「おお~。無名の王ジタークが女子水泳1万メートルで2位になった」驚く視聴者。
因みに諸事情に反映してオリンピックの会場は無観客である。
新聞記者と5千人のマスコミが女子選手のレオタード姿を撮影する為に潜り込んでいた。
「このネットの動画投稿したの誰かなぁ?」女子選手の動画がネットで流れた。
「パンツ冒涜罪の最高刑は死刑だと言っておいたよね?」切腹を命じるのだ・・・。
「盗撮して死刑とは酷い」などと本人は言うがパンツ道は嫌がる者に強要はしない。
「言い残すことは?あんた達はパンツの園にはいけないよ。女として許せん」
「化けて出てやる。信者1億のルミナ派の栄光のために」と言うので斬首した。
「あのう。確かにスポーツやってる時に嫌らしい嫌がらせをされるのは嫌なんですが」
それでも斬首刑されたと聞くと多少は可哀想に思えてきた。
「斬首刑?バレーボールの試合があるよ。ブルマ派が2割かぁ」もう駄目である。
軍服やH用の衣装なら兎も角、スポーツでブルマ水着レオタードは流行らんだろう。
国レベルでブルマを採用すれば、絶対にセクハラだという声が上がり潰されるのだ。
「まあエロい目で見たいなら授業中とか会社の旅行とかで見てほしいんですよ」
ブルマ姿見たければ恋人がいくらでも見せてくれるリサ帝国で何故スポーツ選手のを?
「アイドルを愛でる人が全員清らかな心でアイドルの女体美を楽しんでいると?」
そんな訳はないだろうと思うが、最近のアイドルは水着姿になってくれないし。
一応前提は純粋にアイドルの技能を見て楽しむだけの人のほうが多いのかも。
「まあスポーツ以外だったらエロい目で見て良いんですよ。私だって分かっている」
他国はどうか知らんが、リサ帝国で水着レオタードブルマを嫌らしい目で見るのは。
国民の殆どがそうだし気にしていてもしょうがないから受け入れることは受け入れる。
だがアイドルにHな妄想抱くのは止めないとそのうちブルマ禁止令が出てくるぞ。
7月7日、3日間で金メダル82個、銅メダル82個、銀メダル82個を手に入れた。
「今回大急ぎでやったからあまり実入りが良くないけど次は上手くやるよ」
税金の前借りをする事にして300ジョディルスほどかき集め損害賠償の一部を支払う。
残り4800ジョディルスだが、コイツ借金作るのが好きだよねぇと思う企業。
「借金200ジョ肩代わりしてくれたら公爵の位を授けるよ」4大財閥にたかる。
「公爵?バーンの店のうちの娘キララと右衛門の妹メイリンを長官にしてくれるなら」
メイリンを下着共和国の総督、キララを副総督でどう?儲かるよ」
これで同意して借金は4400ジョディルスに減ってしまうが金ないなぁ。
リサを倒した者に100ジョディルス進呈。挑戦料はたったの百ガイディルスだよ」
7月8日これで3千ジョ叩き返したがリサに挑戦する腕自慢は多かったのだ。
「残り1400ジョディルス。誰のために借金してると思ってるのよ」とリサ。
オリンピックで優勝した新体操選手団の演技を見ながら香草茶を飲んでいたのだ。
「リサ姫~。見境なくお金借りるのやめて下さい。この赤字皇帝がぁ」ルリが言う。
一生懸命税金の免除とか定額給付金を約束して千ジョディルス企業から出させた。
「オリンピックで優勝した新体操の選手はリサ姫から税金免除を引き出しなさい」
大企業の期待を乗せて税金免除を要求したのだが、リサ帝国は言及を避けた。
勿論8月の税金は免除だが、将来的に税金をなくすかどうかは未定であるのだ。
「取り敢えず税金返済して損害賠償と元からの借金合わせて700ガイディルス」
スポーツを復興することによって1億ディルスプレイヤーを増やそうと考えた。
まあ財産管理能力のない奴が皇帝になると借金に苦しむだけであるが返済しよう。
新たな税金と4ジョの借金を裁判所に要求して議会が開かれることになるのだ。
7月9日、株転がして40ジョ返済して借金を660ジョディルスにしている。
「借金は反対です。一応返済能力はあるんですから地道に返済してはどうでしょうか?」
議会は国の借金には議会の承認が必要であるという要求案を皇帝に突きつけたのだ。
「皇帝の気紛れで借金増やされたらたまらんから議会の許可を取ること」
リサを含めて議会と幹部連中の全会一致で可決され借金案は廃案に追い込まれた。
「どうやって返済しよう?」税金の釣り上げにも議会の許可が必要になった。
私の個人資産から借金するかと思ったが議会に止められたのだ。
皇室費を減らされたら税金で穴埋めすることになるから議会には監視権があるのだ。
「リサ姫。借金だけはやめて下さい。お金が欲しいなら金貨20枚ほど」
7月10日、株転がしで120ジョディルス儲かったのだ。
「残り540ジョディルス。株売っちゃおう。水着共和国の株1500ジョを」
そして価値の上がった水着共和国の株を3千ジョで売り払い1960ジョ凛札残る。
「皇帝陛下ぁ。余った金は預金しておいて下さい。それとも頃合いを見て買い戻す?」
「分かってるよ。取り敢えず定額給付金1千ジョディルスね」
千ジョディルスが国民に配られて5万ザムライは大いに喜んだが税金も上がらない。
「あのう。税金上げなくてどうやって国を運営すれば良いのでしょうか?」
税金を停止されたおかげで水着共和国の支配権を失ったのだ。
「株転がしで地道に稼ぐか。借金返済するのも楽しかったんだけどねぇ」
7月11日、為替の含み利益で20ジョディルスを手に入れたのだが定額給付金に。
「宝石コレクション売りとばしなさい。私の個人資産を250ジョディルスにする」
リサは借金返済が出来なくなった腹いせに、資産を増やすことを考えたのだ。
蓄財の予定です。




