そして平和がやって来た
借金しないと財政が維持できない。
そして平和がやって来た。
3月8日リサ帝国は革命祭り以外の戦いを禁止してあらゆる揉め事は革命祭りで決める。
違反者は全員流刑宇宙滅亡の牢獄に送られて生贄にされることになる厳しいお達しだ。
「そういう事なら。我々はリサ帝国の不倫問題を追求する」ソーリは旗揚げしたのだ。
不倫問題に怒る若者7万人を組織化して宇宙に進軍するが蹴散らされる。
「あんたらも切腹したいの?私は不倫などしていない」と怒るリサだが部下は止める。
「ここでアイツラ切腹させたら身に覚えがあるから怒るんだと言われますよ」とシエル。
でも不倫が問題になるならシエルと凛の関係のほうが余程問題だ。未遂だけど。
取り敢えず腹立ちまぎれに革命祭りに参加した7万人を解雇したのだ。
革命祭りに参加した7万人の会社の株リサも持っているので株主総会で討議した。
全員の意見は一致して7万人は解雇。滅亡の牢獄へ送られ建国30億年の若い宇宙に。
「私の不倫ネタで反乱の口実にするような奴は左遷するからね?」とリサは宣言する。
言いがかりには断固とした処置を取られるのは分かっているので悪口は言わない。
だがリサ帝国の金融政策に危機感を抱いていた銀行は革命祭りを宣言した。
「この戦いに我らが勝利すればリサ帝国が200ジョ凛札の借金をする。良いな?」
プロレスの台本であるブックでそう取り決められたのだが、銀行なくなると困るから。
「兵士諸君。我々に寝返れば、後で借金で給料上げて貰えるぞ」と寝返りを誘う。
「そのままクビにされたら全く俺達バカを見るんだがそれもブックに書いてあるのか?」
「勿論ですよ。革命祭りはリサ帝国のマスコミの貴重な収入源ですから」
それで5京人の兵が銀行軍に寝返って、首都は近衛兵部隊とドラゴン兵団だけになる。
「アイツラ本気で私がボーナス出すと思っているんだろうか?」まあ良いけどねぇ。
「銀行軍が王宮に突入してきました。ドラゴン部隊では勝ち目ありませんねぇ」
ファーリが適当にあしらいながら1京人のドラゴン部隊で時間を稼ぐのだ。
「ファーリ様。降伏して下さい。俺達のボーナスのために」と部下の水袋を叩き切る。
「黙りなさい。この裏切り者共。ここで降伏したらボーナス出すと言ったら寝返るの?」
「勿論です。怖い。革命祭りなんてただの遊びじゃないですか?」
遊びで敵役になっただけで裏切り者だなんて言われる覚えはないぞ。
「皇帝陛下ぁ。まさかと思うがリサ姫はボーナス出す気がない?ブック破る気か?」
リサも国軍が寝返り、クーデターみたいな感じになってるのが腹立たしいらしい。
今降伏するなら給料2千凛札カットで許してあげる」リサはブックを守る気ないらしい。
「申し訳ありませんでしたぁ。クビにだけはしないで下さい」と降伏兵が続出。
リサ帝国兵の憎しみを買いながら銀行は125ジョディルスの罰金を支払わされる。
この金で水着共和国の株を100ジョ買い増し500ジョとしたのだ。
「この国株の配当が月5%もあるから、何気に株転がしてれば国が経営できるんだ」
万一失敗したら税金で穴埋めできるしなど言ったら革命祭りが勃発するだろう。
大体普通の銀行は担保なければ金貸さないのに借金が残るのがよく分からん。
家とか担保に入れて株を買うために金を借りる愚かな投資家がいるのだろうか?
知り合いに聞いてみたら意味が分からんと言われたが、俺も意味が分からん・・・。
「今日の利益は2ジョ凛札。部下には徹底的に給料カットするからね」とリサだ。
「不味い。本気で怒ってる。5ガイに削減されたぁ。ボーナスがぁ」
なんか仕事やる気がなくたなぁ。冒険者になるか?と部下が抗議の辞職。
兵は3京に減ってしまったが、残った兵は一応改心して安月給を受け入れたのだ。
月給3千のレオタード3京で平服隊1京人。
ドラゴン部隊1億人。
モヒカンヘッド1兆人。
神官騎士団女性兵300万人。
補給部隊1京。
警察官8京人で25ガイディルスで養うことになった。
この他に妓楼の18歳の美少女で構成されたパンツ兵団3億人がいるのである。
「ではパンツエネルギーで武器防具の強化を行います。あっお金は1回千凛札」
金とるのかよと思ったが武器防具が+60アップされたので300%能力が上がる。
「国と民の為にパンツを見せることになるとは思いませんでした」
「でもパンツ見せる生贄で月給1億凛札ももらうとは思いませんでしたよ」
別にファンタジー世界でHが趣味で妓楼に勤める女の子もそうはいないだろう。
妓楼の遊女になれるくらいの美女である。
Hな事がしたければ複数でも1人でも名乗り出る男はいると思うし。
だからHな事しないでパンツ見せるだけで億万長者になれるなら有り難い。
何処の国に神にパンツ見せるだけで10兆円も月給貰える国があるというのだ?
元々男を接待する仕事なのでいかがわしい求めにも応じなければいけないのだ。
今更パンツ見せるのは嫌だという女の子は、最初から妓楼の人に就職したりしない。
まあ好きでパンツ見せる訳ではないが常日頃からパンツ見せる覚悟はできているのだ。
ブルマでも良いとい事なので、見せパンで披露するだけで10兆円貰えるのである。
それで宇宙を救った英雄になれるのだ。
「給料米で支給されないと良いんですけどね。約束守る気あるのか知らないけど」
「10兆円もあったら国が買えるんじゃないか?パンツ王建国記とか受けるかなぁ?」
4月1日、給料は約束通り支払われたがネットで1億ポイント振り込まれたのだ。
「ネットで支払われるとは思わなかった。家賃3千万凛札の城に住めるよね?」
家賃3千万凛札の超高級マンションに引っ越すパンツ隊のメンバー達であった。
「いや~。凛様にパンツ見せるだけで億万長者になれるとは」この厚遇で信者が増える。
パンツ隊に志願する女子が増えたが嫌がる女の子はこっそり部屋でパンツ見せるのだ。
「小麦豊作ですねぇ。余剰金300ジョ凛札?それでも税金取られる」
基本税65ジョで国民からの税金は20ジョディルスであるから借金も20ジョほど。
「皇帝陛下ぁ。パンツ隊の尽力で食料は豊富です。食料自給率7千%」とおお喜び。
「良くやった。歳出は40ジョディルス。45ジョディルス余るなぁ」とリサである。
「この20ジョディルス転がせば数百ジョになって帰ってくる」株を抑えよ。
株を押さえれば税金などショボくても配当で確実に食っていけるのだ。
水着共和国の株を持ち株800ジョ水着ディルスにしたリサは僧服帝国に手を出す。
株を担保に800ジョ水着ディルス借りると、僧服帝国の株を800ジョ買い占めた。
「さあ株転がしに為替レートの取り引きで数ジョ凛札儲けてみせるよ」
景気さえ良ければ株ころがしは上手くいくのだが土地を買い占めようと思った。
この住宅不足のリサ帝国なら土地バブルを起こせば更に儲かると思うのだ。
「土地50坪500ディルスでどうかな?帝都周辺の鳥は3億ディルス位はするけど」
貧乏な人には住めないと諦めているが土地バブルも起こってはスラムに住めなくなる。
「土地バブル反対。我らを日干しにするつもりかぁ」貧乏な5万ザムライは苦情を言う。
インフレでも物価は安いから困らないけど土地の値段が上がるのは困るなぁ。
「そうか。それは考えなかった。普通に株転がしで儲けるか」と言い20ジョ凛札投資。
リサ帝国が買う株は公的資金の注入にとって経営が再建されるという噂もあってか。
「一時的に株価が上がるんですよねぇ。株を売れば会社の経営が助かるからね」
「アザウスさん。中々ジャンヌは商才がある。ジャンヌさんに500石加増よ・・・」
米でもらうのは正直困るのだがここで米で儲ければ出世は思いのままであるのだ。
貧乏な低所得の5万ザムライは5万ディルスしか貯えのない軍人を馬鹿にする台詞だ。
「低所得の何が悪いというのだ?俺達は5万ザムライだが国に迷惑はかけん」
「全く50億円も蓄えがあるのに貧乏人などと馬鹿にされるのは、リサ帝国だけだ」
「エリシアさん。貴女を宰相補佐官に任命する」と功績を認め出世させたのだ。
平和になったリサ帝国では一応革命祭りに備えて武具を蓄えるが反乱は起きない。
そしてリサ帝国のパンツ隊はせっせとブルマ姿を見せて食料の増産に励んでいた。
財政強化計画の予定です。




