奴隷皇民化計画3
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奴隷皇民化計画3
2月4日、水着共和国の為替取引所の株を買い占めてキコルタンに売り飛ばしたのだ。
国を治めるにはある程度不良債権を買って企業を救わなければいけないのだ。
「皇民化してたっぷり税金搾り取るから首を洗って待っていなさい」とリサは言う。
30ジョ凛札で借金の担保に取り上げられていたブラックホールの利権を買い戻す。
「銀行からお金借りましょう。水着共和国の株は必ず上がります」返済したのに。
「100ジョディルス借りましょう。最悪3ヶ月位で返済できる筈ですから」
「売り払った利権買い戻さないといけないから。宇宙の掃除屋リサトピアの栄光の為」
いらない宇宙の資源を略奪したり住民を移住させたりで、水着共和国の人口は。
「1千京人に増えましたねぇ。食わせられるか考えてから」人口増やして欲しいが。
「仕方ないじゃん。滅びゆく宇宙で死んでいくの見捨てるのは寝覚めが悪い」
リサは水着共和国の株を100ジョで買い占めるが、こんなのマネーゲームだ。
株を買い占めれば株価が上がるから上がった時に買う奴がいれば大儲けなのだ。
兎に角増えた人口を養える金が欲しいが、労働者を救う義務は企業にはないらしい。
だとすると国が公共事業で失業者雇わないと失業問題は解決しないのだ。
「取り敢えず水着共和国の空き地に私の離宮を作らせよう」30年位かけてね。
「おお~。有り難い。給料幾らなんですか?3水着ディルスくらい?」と聞く。
「リサ帝国の最低賃金300ディルスなんだよね。小さい家が買えるんじゃ?」
一所懸命定年まで働いて自分の住む持ち家すら確保出来るかどうか分からない・・・。
日本とは違い日本のサラリーマンの100倍の月給である。
それでインフレにならないから公務員などは、役人天国の国なのだ。
「1月300水着ディルス?ベーリング海のカニ漁でもそこまでくれないよな」
「技術指導から始めてくれるそうだ。でもこの給料なら5年も勤めれば」
18000千水着ディルスだから銀行に預ければ年900ディルスの利子だよね?
これで一生懸命勤労に励むとは俺のような怠け者には理解できんな。
「まあ離宮造ったところでリサ姫が来るかどうかは分からんが一応作るよ」
「おお~。5年なら耐えられる。5年耐えてウハウハの利子生活を送ろうぜ」
「ボーナスとか出るのかな?まあリサ姫だしなぁ。金に関しては話が分かる人だし」
2月5日突貫工事で離宮は完成してリサを驚かせたが時間を歪める魔法である。
国民は離宮を完成させるべく20年働いたがこの魔法リサトピアではほんの30秒。
だから1夜にして水着共和国が経済大国になったようにリサには思えた。
「と言う訳で20年分の給料ください。20年頑張って経済大国にしたんですよ」
この魔法怖いなぁ。弱小国がいきなり経済大国になってるかもなんだしなぁ。
「20年分の給料支払えいう事は、20年分の税金納めることになるけど?」
「税金支払えと?困ります。未払いの給料は支払ってもらわないと」と責任者。
「20年も働いたんですよ?国や大企業が立て替えてくれたけど財政難で・・・」
そんな事言っても困るんだけどとリサは思うけど20ジョディルスで良ければ。
「やったぁ。これで俺達大金持ちだぁ。もう働かんぞ。銀行預金の利子で暮らす」
奴隷出身の身がこれ以上の野心を抱いたら見の破滅だろうと思われる。
資産を地道に運用して慎ましく暮らすのが、身の丈にあった生き方だ。
「ああ20年分の書類渡しが片付けないといけないの?書類の悪魔の名がすたるぞ」
それでも一生懸命片付けて昼頃には終わらせた。
「水着共和国独立国なんだよ?納税はさせてるけど配下の従属国扱いだよ?」
書類の決裁でわざわざ皇帝に許可を求めるなぁ。
いかに私のご機嫌を取りながら加増を期待するのが、清く正しい従属国だぁ。
早速延滞した事になってる税金20年分で1800ジョ水着ディルス請求した。
「分かってます。ポイントでいいですか?ネットで3千ジョほど蓄えがあります」
よく貯めたなぁと思いながら現金に交換してから懐に納めたのだ。
「いきなり豊かになった。キコルタンを功績により水着共和国公爵に任命する」
下着共和国はフォートレス公爵に。リサ帝国の領地はシエルに管理させたのだ。
「ドラゴン軍ファーリちゃん。神官騎士団シエルちゃん。補給部隊ルリちゃん」
国軍司令官呂布とモヒカンキングのキャルロット。
警視総監のりピームの6人がリサ帝国の6元帥であるがそろそろ恩賞をださんと。
「恩賞などいりません。今更恩賞がなければ従えないならとっくに見捨てていますよ」
給料は5千凛札も貰っているのに恩賞などと言っては部下の士気も下がるのだ。
「食い扶持くらい稼げる程度の領地なら問題ない?」リサは恩賞にこだわるのだ。
「恩賞目当てで神官が務まりますか?神官は清貧でないといけないんです」とシエル。
「あっ私は恩賞欲しいですよ。ドラゴンですから」とファーリである。
ドラゴンは財宝集めが趣味なので、ドラゴンの財宝を狙う猟師はたまに出てくるのだ。
勿論野良ドラゴンなら兎も角、ファーリ指揮下の精鋭が猟師に負ける筈はないのだ。
「ファーリちゃんには恩賞として630万ディルスを与える。安いもんよ」
「でも配下の一般兵にはたっぷり恩賞を与えて下さい。命かけてるんですよ」
これで恩賞がなかったら兵が余りにも可哀想じゃないかと思い恩賞を出させた。
1人千万ディルスの恩賞だが、金に目がくらんで勤労意欲をなくした兵士達である。
「老後の心配がなくなった。辺境の城を買って貴族になろうぜ」と不動産ラッシュ。
城を1つ買い、兵士を集めれば一国一城の主になれるのである。
下着共和国は帝国の発展に押されて手つかずである。しかも飢饉でほぼ全滅した。
お買い得な廃城が下着共和国と北のチアガール大帝国2の土地はお買い得なのだ。
100ジョレベルの俺達が2日前建国されてリサ帝国に独立を通告された大帝国。
チアガール大帝国2で歓迎されない筈はないと兵士達は思うのである。
「因みに人口300万人なんだよね。どの辺が大帝国なのか意味不明だが」
因みにギャルゲー星人の造った王国で、人口の殆どが神の手で作られた人造人間だ。
人造人間が倫理的に無理ならどこぞの宗教の民は神の作った人造人間ではないか?
宗教って神が人を作り出した事になってるのが多いから人造人間肯定ですよね?
進化論をベースにした宗教って俺的には聞いたことないんだが。
ギャルゲー星人の神はルミナだが、基本的にネトゲ星人もリサキングも住んでいる。
「あの国なら伯爵になれる。移民してギャルゲー星人の民になろうぜ」
財力を手に入れた300人の反逆者はチアガール大帝国2に寝返り領地を貰った。
「俺にチアガール大帝国2の司令官を任せてくれれば俺の金で兵を募る」
背に腹は変えられなかったギャルゲー・ニコルソンはバレン将軍に全権を委ねた。
2月6日、皇帝軍12万人をかき集めたバレン将軍は国民を得る為ゴブリンを襲う。
ゴブリン族は衰退してチアガール大帝国2に6億人残るだけだ。
「お任せを。ゴブリンの国ザンバヘッドの太守を降伏させて勢力を拡大します」
露骨に侵略すると僧服帝国の二の舞だから、密かに着実に侵略の魔の手を伸ばすのだ。
手勢は300万人しかいないし、食料も少ないから特産品のチアガール衣装売らんと。
「て訳でリサ姫を450万ディルスで雇いたい。チアガール衣装の宣伝に」
それと我らチアガール大帝国2の志。黄金の菓子でございます。
1億水着ディルスです。
賄賂であわよくば加増してもらおうと必死の思いでかき集めた1億水着ディルスだ。
「凛国の凛大公爵です。我々はリサ姫に賄賂を贈り領地を加増して頂きます」
「加増?チアガール大帝国2に200万石の加増を命じる。凛国には2億国」
これ認めてやったら、リサ帝国に賄賂を贈る商人や部下共が増えたのだ。
「賄賂を贈る部下などどうせ無能に決まっている。程々に出世させておきなさい」
別に金を貢いで出世しようという奴を無能と決めつけるつもりはないが断言しておく。
有能な政治家は賄賂など送らなくても出世できるけど賄賂でサッサと出世させられる。
無能ならクビにすればいいだけだし金が集まって困ったが賄賂の返礼品は出す。
リサの水着は水着コレクターの多いリサ帝国で、確実に売れるので寄付するのだ。
寄付の返礼品として安く手に入るので出世できなくても賄賂はお得である。
「リサ姫。賄賂が70ジョ凛札も集まりましたな。リサの水着の生産が・・・」
「水着共和国に加増の知らせを送っておきなさい。下手をすると儲かるかも」
賄賂をかき集め、僅かな人に分け与えれば、賄賂を送れば出世できると思われる。
だが賄賂は確かに出世できるが、権力の永続性を保証はしないのである。
無能で失態を犯せば賄賂で損害賠償しようが職は追われるので油断は出来ないのだ。
常日頃から才能に自信のない部下は、優秀な手下を金でかき集めることをお勧めする。
本人に才能がなくても部下が優秀なら、それなりに出世できるかも知れないのだ。
「チアガール大帝国2からリサ帝国に贈る賄賂が集まりました。今は1200万石」
今日もせっせとリサ帝国に贈る賄賂をかき集めていたがリサは賄賂嫌いだ。
優秀だけどコネがなくて賄賂に頼って出世させてもらおうと考えるものは少ない。
「国に70ジョ凛札貯まった。国有資産の買い戻しよ」というリサだが部下は止める。
「ここは定額給付金でしょう。今回の戦で随分民から搾り取りましたから」
国有資産の買い戻しは次の機会にするかと思い借金から返済し始めたのだ・・・。
そして残り10ジョだが、定額給付金の為借金が50ジョに膨れ上がり悩ませた。
賄賂政治の予定です。




