戦力強化
カラコミスちゃんのビキニアーマー似合わないだろうなぁ。
戦力強化
カラコミスは城のトイレ掃除に忙しかったが軍人として扱われないだけで親切にされた。
キコルタンとナンダカーラ様は激怒して、アッサリ寝返ったカラコミスに刺客を送る。
「アチョー」非実用的な鎧に身を包んでいても流石は軍人だとリサは思ったらしい。
見事に刺客を撃退したカラコミスに営業課長の地位を与えたがジャンヌに疑惑が。
アレンとの密会疑惑を立てられたジャンヌは、自由恋愛の何が悪いと抗議の辞職・・・。
慌てたリサは専務の地位と引き換えに職場復帰を懇願したが冷たく拒否されたのだ。
「アレンとは自由意志で関係を持った。コレのどこが悪いの?浮気みたいに言うな」
戦力を強化してリサの剣を造ったリサは6月3日コレを大量配備したのである。
「昔戯れに作ったリサの剣が役に立つとは。リサの剣は小惑星だって割れる・・・」
取り敢えずこの剣に強化レオタードを装備させ、ジャンヌに管理するように命じた。
「私にも意地があります。このような屈辱を受けてまで職にとどまるきはありません」
カラコミスはビキニアーマーを広めるべく配下の27名に兵を募集させたのだ。
「おのれ~。ビキニアーマー派さえ広まれば。このような屈辱を受けて生きるなんて」
ナンダカーラ様もただ一度失敗しただけで刺客を送り込んでくるとは絶縁だぁ。
懐柔工作のつもりだろうかカラコミスに富くじの販売を任されたのだ。
「リサ姫。いつか貴女の首を取りナンダカーラ様が見捨てたことを後悔させる」
「楽しみだねぇ。私はルミナさんとエリスちゃんみたいに簡単には倒せないよ」
それと配下の2京人は全員追放したから。
国にいられると何時反乱を起こすか分からんし、食わせる食料が足りないのだ。
「私の部下は全員追放?もう私はリサ帝国に付くしか生き残る道がない?」
諦めてリサ帝国で富くじ売り歩いてるしか道はないか。1等1万ティルスって。
「富くじはいらんか?僧服帝国と戦う軍資金がいるんだ。武器は支給するらしい」
「竹槍で戦えって無理ですからね?ファンタジーとリアル一緒にするなぁ」
いやこの世界ファンタジーの国だから。
「私がキコルタン軍の弱点を教えてやる。最初の一撃をかわして腹に槍を刺すんだ」
こうなったらひたすら媚びてリサ姫のご機嫌を伺わないといけないのだ。
「リサ姫。補給部隊の部長の後任が決まりません。やはりジャンヌ様しか」
補給部隊に絶大な人気を誇るジャンヌしか部長に相応しい人材がいないじゃないか。
「お願いです。補給部隊の部長として復職して下さい」とお願いするのだが。
「そちらに責任があるのに私のワガママで辞職したと言いたげな態度が許せません」
「誰もそのような事は思っていない。機嫌を直して復職して欲しい」
「嫌です。恋も許されないような職場にいたくありません。悪いのはリサ帝国です」
補給部隊の営業がやや混乱して前線の氷雨城に物資が届かなくなったのだ。
「不味い。ここはリサ姫が出向いて謝るしかないのでは」とルリは頼み込むのだ。
「良いけどあのジャンヌちゃん頑固だからなぁ」リサは噂を流したマスコミをクビに。
「クビを取り消さないとリサ姫淫乱疑惑を宇宙中継してネットで流すぞ」
などと言うので宇宙中継したが誰も信じないし本当だとして淫乱が悪いのか?
「皇帝を誹謗中傷した罪でクビ。専制君主の悪口言いふらしてクビで済むんだよ」
この一件でジャンヌはスッキリしたのか平社員として雇わないかと持ちかけた。
「何が原因か知らんけど機嫌を直してくれて感謝する。専務にならない?」
「淫乱ですから。生活があるから復職はしますけど役職につく徳はありません」
「関係各所はクビにした。アイツラ私まで誹謗中傷したから」とリサは謝る。
「貴女が平社員というのは明らかに役不足だ。専務になってこそ光り輝く」
今僧服帝国の脅威に怯えてるのは知ってるよね?
僧服帝国を倒す為にジャンヌちゃんには専務になって頂く必要があるのよ。
「私は人望がない。僧服帝国が勝とうと負けようとも私の責任ではありません」
そもそも私を辞職に追い込んだのはリサ帝国の方である。
無理矢理専務にしようとするなら辞職届を提出して僧服帝国に寝返るだけだ。
「リサ帝国に酔って私の名誉和は深く傷つけられました。女の子にとって淫乱は」
致命的な疑惑であり、疑惑が晴れたからと言って許すつもりはないのである。
「復職してくれないと言うならルリちゃんが腹を切ることになるよ?良いの?」
と脅迫してみたがリサ姫の妹なんだよね?登園の義姉妹だったよね?
「そんな脅迫で私が言うこと聞くと思うの?腹切りたいなら切ればいいじゃん」
ああ分かった。そこまで言うなら平社員にしておこう。部長直属の平社員よ」
で訳で同意が成立して復職したジャンヌだがジャンヌ派がバイトになり従った。
「何処の世界に配下2300名もいる平社員がいるんだ?」とルリは困惑する。
6月4日、ジャンヌは口では怒っていてもやはり専務の地位に未練があったらしい。
引き受けても良いと回答したのだが反ジャンヌ派がコレを握りつぶしたのだ。
「あれだけ専務になれと言ってたのに私が同意したらそういう嫌がらせをする訳?」
怒って職務放棄してストライキにはいったので業務が滞るのだ。
「あの馬鹿。折角ジャンヌちゃんが折角その気になったのに」とリサである。
「僧服帝国との戦いの中補給は重要なのにジャンヌちゃんにへそ曲げられると」
補給部隊からの補給が途絶え氷雨城で抵抗を続けるレオタードに補給が届かない。
「本国は素手でキコルタンと戦えというのか?補給無しでどうやって氷雨城を」
キコルタンの100京のジビエ軍5千で防いでいたレオタードは一瞬降伏を考えた。
だが軍人たるもの本国が死ねと言うなら死ななければ、軍法会議で処刑される。
「どうせ死ぬなら戦って死んだ方がマシだ。補給無しの前提で城を守ろう」
6月5日、補給部隊が役に立たないので戦艦ゴールデンリサが食料と弾薬を運んできた。
「おお~。見捨てられたんじゃないかと正直不安でした。コレで暫く戦える」
「本国では補給部隊の人事で揉め事が起こっており命令系統が混乱しているのです」
本国で装備強化と補給の体制が整ったらキコルタンと戦うが何とかしてくれ。
「モヒカンキング2万人を増員する。氷雨城を落とされるとパンツトピアの開拓地が」
ならもっと武器弾薬を用意してくれよ。リサ帝国は兵を飢えさせた事ないので有名だ。
「分かってる。補給部隊の希望の星ジャンヌ様の復帰の嘆願書に署名頼む」
ジャンヌ様は怒らせると執念深いから暫くは復帰しないだろうなと思うのだが。
「この大事な戦の時にストライキを起こすとは。ロクな死に方はしないぞ」
ジャンヌ様にも言い分はあるだろうが今復職しておかないと絶対処刑されるぞ。
「て訳でジャンヌ様。コレはリサ姫に対する謀反を疑われますので復職した方が」
と前線の部下25000人からの署名を持って説得にあたった。
「私を理不尽に陥れられ抗議したら謀反人にされるの?」それでも仕方ないかと思う。
ジャンヌとて馬鹿ではないので、何時までも駄々こねてる訳には行かないとは思った。
て訳でリサ姫に直接昇進の願い書を送り届けて妨害されないようにするのだ。
「おおっ。やっとその気になってくれたの?ルリちゃん。ジャンヌちゃんを専務に」
現場は混乱したが、これで氷雨城は陥落しないで済みそうだなと思うリサであった。
そしてラインを専務補佐。藤吉郎は営業部長に任命されカラコミスは輸送船の隊長。
6月6日氷雨城にジャンジャン武器弾薬と食料が送られてきて士気が上がったのだ。
「ヤッタァ。コレで生き延びられるぞ。氷雨城は住民から志願兵を募集する」
本国の戦闘準備が整うまで氷雨城は持ちこたえないといけないので兵を募集したのだ。
「俺達ゴーレムなら農作業用のあつかったことがあります。部下にして下さい」
「あの憎いキコルタンを倒すためなら協力します。セルド将軍以下3千名です」
「ナンダカーラを倒して今度こそリサ帝国を再建しましょう」と兵は訓練する。
「え~い。氷雨城を揉み潰せ~。女は殺すなよ」この指示が戦を長引かせるのだ。
プロレスラーを相手に一般市民が女だから手加減するとか言って勝てるもんか。
「どうせ氷雨城が陥落したら俺達も殺されるしかないからな」団結する。
「俺の首で出世が出来ると思うのなら降伏するんだな80%殺されるぞ・・・」
「おおっ予備戦力は休ませておけ。30分位ならゼルド将軍が何とかしてくれる」
「有り難い。休ませてもらうよ」そして氷雨上の戦いが始まったのだ。
氷雨上の戦いの予定です。




