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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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食料探し

まあ月15ジョティルスも稼げる後リサ帝国では50ジョなんて大したことない。


食料探し

2月4日、暇な休暇中の若者は、ボランティアで食料を探しに出かけ最後の食料を。

ゴールドドラゴンで人間には服属していない虎の爪団の500頭に目を付けたのだ。

「止めといたほうが良いと思いますよ。食い扶持が増えるだけだと思うし」とファーリ。

「でもさぁ。リスの上前はねて木の実を手に入れるのは実入りが悪いし」

ローゲン・ハルチャーはファーリと組んで山に食料探しに出かけているのだ。

「おお。薬草が自生してるのか。根こそぎ頂いていくぞ」別に薬草は食えるのだ。

飢えを凌ぐ為に薬草を食べて何が悪いというのだ。

薬草だって小腹がすいた時に食べればかなり持つし、薬草パンもかなり持つだろう。

「ついでに間伐を行うようにと命令です。多少ビーバーが増えすぎましたので」

「ちょっと待て。この国はファンタジーの王国なのだぞ。ビーバーと話し合おう」

そして話し合いの結果、人間のルールに従って、間伐することに同意したのだ。

最もビーバーは水をせき止めダムを作るので、そのうち森は切り倒され草原になる。

「この山林を草原にされると俺が困る。お前には成功報酬20万ディルス支払うんだ」

「分かってるって。でも建築用の材木手に入れないといけないから不用品だけだぞ」

ビーバーの妖精が請負、間伐に励み木の根を食料として確保するがこれやりたくない。

木の根は食えるが、ゴボウを捕虜に食わせたら木の根と勘違いされて戦犯になった。

迂闊な事をすると後で本当に後リサ帝国の栄光に傷を付ける事になりかねない。

「いや~。流石に木の根は軍馬用だな。この食糧難でも軍馬は養わないといけない」

馬まで食うようになったらお終いだし、なんとか食料自給率180%を維持しないと。

いや。多少なら神の力で天から降らせることは出来るんだけど最後の手段だ。

神は徒食の部下を決して許さない非情の人である。

「俺は別に良いんだけど。愛欲の神だしなぁ」とルミナはエリスのお尻を触る。

「おおっ。この浮気者が。パンツ見たければ俺のパンツを見ろ」とエリスであるが。

「エリスちゃん。幾ら愛する妻でもたまには妓楼で遊びたい時もあるんだ」

まあ風俗駄目だと言うなら自分で性欲を抑えるか、恋人に手伝ってもらうしかないが。

いやこういう意見は男の身勝手で処理される時代だから小説でしか言えない。

「お前なぁ。浮気は仕方がないが隠し子増やすのだけはやめてくれよ」等と言う。

だがこれもパンツエネルギーを高めるイメージトレーニングだから民は文句言わん。

そして大量に肉や魚が降ってきたので国の倉庫に保管するのだ。

倉庫に蓄えられていた古い穀物や肉は、密かに売りに出されて庶民の倉庫に蓄えられる。

「古い食材は早めに食っておいたほうが良いぞ。それと目指せ自給率400%だな」

「熊を退治してきました。熊の肉って食って美味しいんですかね?」

「いらないなら私が食う。私にくれる食料3日分で譲ってほしい」とファーリだ。

ファーリは肉食獣だからたまには肉を食べないと体が弱くなるのだ。

「美味しい。虎の爪団の討伐本当にやる?私的には容赦しないよ?同族だけどね」

「是非お願いする」て訳で虎の爪団を討伐して滅ぼし、龍の都を制圧したのだ。

「毎月2億石分の肉を上納すれば支配権を認めるよ」と要求してみるのだ。

「2億石?俺らが食うのに精一杯じゃないか?もっと現実的な要求をしてくれ」

て言うのでエルフの移民団を送り込んで農作業させても良いかという事になった。

「肉食は絶対にさせん。エルフは生肉しか食わないし肉食するエルフは少ないけどな」

後で俺達の縄張りにはいってくる気じゃないだろうなとも思うのだが。

「良いぞ。農業したければ好きにしろ。だが俺らの縄張りにいるからには」

「分かってるよ。ところでこれは当座の土産でリサ姫の肖像画だよ。ファーリ作の」

「あの有名なドラゴンの画家ってあんただったのか?」弟子にしてくれたら従う。

「え~?私の弟子30万人もいるんだよねぇ」1人1ディルスで30万ティルスほど。

「俺あんたに憧れて350年も努力してやっと虎の爪団を建国したんだぞ」

「あんたら食べさせることは出来ないのよ。リサ姫の許可がないと」と言うのだ。

「絶対ダメだからね。これ以上食い扶持増やせない。え~い。惑星空母リサ2を建設」

取り敢えず食料不足で不満げな民衆の矛先をそらさないと私の貞操は危ない。

アニメじゃ無理だけど小説のヒロインは的に破れた時陵辱されることはたまにある。

2月6日、リサ2は天界で製造され、ルーミスシティの2重惑星として定着した。

ルーミスシティの月アドミスに植民した一族は戸籍の調査でリサ星雲50京。

後リサ帝国80京、移民30京、天国50京、地獄40京の250京人になった。

エルフが80京、ドワーフが60京であり390京人の人口であることが判明した。

「食料自給率が一気に95%に下がりました。シエルちゃんが必死にパン降らせてる」

リピーム・シル警視総監が配下の盗賊を率いて買い占めを防ぐべく商人を説得。

「分かってますよ。この状況で買い占めたら店暴徒に焼き討ちされちゃいますよ」

店閉めても値段釣り上げても焼き討ちの刑だから買い占め禁止で時間稼がないと。

「いざとなったら私がパンツ見せてパン降らせるから冷静に行動しなさいと言って」

「良いんですか?ヒロインがパンツ見せちゃう小説って俺的には」

今更凛ちゃんは何を言ってるのかと思うが、そう思うなら何が何でも阻止しろ。

「後リサ帝国の全ての水耕栽培を稼働させなさい。後太陽光合成肉も」そうだ。

「マシン・ドール貸してくれない?この宇宙の時を2年止めてマシン・ドールに」

この計画は実行され後リサ帝国暦8年、リサ姫16歳食料自給率が570%になる。

マシン・ドールに生産させた農作物は食料過剰を引き起こし農家には迷惑であった。

止まった時間は2年。

「いや~。時止まっていても意識あるから結構地獄だったなぁ」と嘆く人多いし。

「仕方ないだろう。復活した記念に今日だけは酒盛りするぞ」

農家はマシン・ドールに農業をさせるだけで儲かるから自宅警備員が増えた。

最も在宅ワークも重要な仕事なので、ゲーム感覚で経理を担当してくれる人も貴重だ。

「2年も現場から離れてリハビリするの大変なんだが所詮お姫様だしなぁ」

ルーミスちゃんはグラビアアイドルだったらしいが胸のサイズはBである。

「農家の人に補償しないと。後2年間のマシン・ドールのレンタル料金支払わないと」

「それより俺らが受けた精神的苦痛の賠償金支払って下さい」て言うので50ジョ。

「ううまた借金が増えたぁ。折角返済できたと思ったのに」と嘆くルーミス。

「借金さえ返済できれば贅沢の限りを尽くせると思ったのに年々膨れ上がる・・・」

「そこでお可哀想なルーミスちゃん。変わりに俺が借金返済しましょうとなるとでも?」

取り敢えずこの好景気で倒産しかかっていた銀行が息を吹き返したのだ。

後リサ帝国では1年も働けば6億円の収入である。

銀行などに頼らなくても脱サラは出来るので、後リサ帝国が借りてくれないと潰れる。

「まあ国の借金なら国債発行すれば良いんじゃん?値崩れさえしなければ通貨だし」

まあ国債持っていって飴玉売ってくれと言ったら売ってくれるのかはしらんが。

ま人口増えたし千ジョくらいなら経済規模拡大しても大丈夫だろうと思う。

「国債と通貨を鋳造したい。あの天界の戸籍謄本は何だったのよ」と愚痴るルーミス。

ドワーフ軍3千億人。エルフ軍2千億人雇ってジンを呼び出したのだ。

「ジン君。魔法で部下の給料出してくれ」「良いけど貢物の妓楼の人はパンツ見るぞ」

そして5万ティルスを手に入れ、部下10人分の給料を支払ったのだ。

「これ私が独立してパンツ営業したら儲けは独り占めなんじゃないかなぁ?」

後リサ帝国に雇われて、パンツ見せてお金もらう意味がさっぱり分からんが駄目なのか。

「国の許可を得ないでパンツ見せたら売春じゃないですか。妓楼だからって」

誰にでもパンツ見せる娘のように思わないでくれると嬉しいんだが。

その道のプロのパンツだぞ。プレミア価格がつくに決まってるじゃないか。

「まあ私ら趣味でやってるから抱かれるの前提でも構わないけど妓楼って本番やらない」

昔の妓楼は兎も角今の妓楼は花魁みたいなものだと俺は思っているのだ。

「まあパンツ見せるだけで大金貰える国だし、それは悪くないんだけどさぁ」

まあ妓楼の人は個々100年位は接待業が殆どであるから金だけは貰っている。

「まあその辺は好きにやってくれ。今借金地獄でお金ないんだよ」と嘆くルーミス。

そんな訳で取り敢えず千ジョ通貨を鋳造して国の通貨保有量を5千ジョティルスにした。

食料探し2に予定です。

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