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リサ姫の借金返済物語  作者: ルーシェン
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信者倍増

神様自ら家を造ってくれると大工の仕事がなくなる。

多分魔法帝国みたいな国家は大工が少ない世の中なのだろう。

信者倍増

7月7日、トロールの城に人間の部族が住み着き、信者が55000人になったのだ。

「喜んで。婿殿。250万ディルスで対戦が決まった。男のプロレスラーだけど」

課金を要求して神官から粥代と信者からの上納金を集めて55万ディルス手に入れた。

「女の子を差別する気はないが、男に女子が勝つなんて絶対に認める訳に行かない」

アングルは分かり易くが基本であるから男女対決が基本であるのだ。

「ここは一度野に下った方が儲かるんじゃないか?男の復権を目指してアングル組める。

て訳で壮絶殴り合いの末凜は勝利して信者が8千人増えたのだが儲からんな。

「ファンタジー世界では男女の対格差など存在しないからね。男と互角に戦える」

次々に現れる男の復権を目指す邪神プロレスの刺客を蹴散らし300万ディルス入手。

「茶店に行こう。茶店だって流行れば5年で5千ディルスは儲けられる筈だ」

この月収500ディルスが主流派の後リサ帝国で5年で5千ディルス?

「何て低所得な商売だ。食料品店は後リサ帝国で儲からぬ」と思うのだが。

1日3ディルスも儲かれば大繁盛の商売を好き好んでやる奴がいるのか?

「何言ってるんですか?1日30万円儲かれば人生の勝ち組ですよ」店主は言うのだ。

そりゃ何千万ディルスもの収益を上げている勝ち組に比べれば儲けは少ない。

だが程々に贅沢するだけなら日当3ディルスで十分だ。毎日ゲーセン通いしても余る。

部下の給料支払う余裕は勿論ないので家族経営が殆どだが労働条件厳しい。

食わせてやってるんだから無給で家族経営に参加するのが当然だと家長は言う。

報酬は少ないがでも飲食補償住み込み雑貨、学費保証で15万円位貰える企業あるぞ。

養護施設でも貧しいイメージ強いが生活の保障は18歳までなら保証して貰える。

養ってやってるから労働の対価は奴隷並みで当然だという訳ではない筈だ。

「まあ茶店の家族飢えさせる訳にいかないから少しは店に足運んでよ・・・」

「ゴブリンの国に触れを出して茶店でお茶菓子を食べるように頼んでみよう」と思う。

7月10日、順調に男共が派遣するレスラーを倒しながら3千万ディルスを貯め込んだ。

だが男の宇宙チャンピオンロード1が凜に戦いを挑んできたので男の姿で戦った。

「男のお前なら怖くない。ギタギタにしてやる」と言うのだが一撃で倒されたのだ。

「私の信者になる者は寿命20年アップを約束しよう」「お~?」これが効いたのだ。

たちまち信者は150万人を超え、凜は大衆宗教の神になったのだ。

「ルーシーとキサラが街の盗賊ギルドは抑えてるから村の盗賊ギルド抑えないと」

て訳で村のギルド株式会社平建設を傘下に抑え、盗賊300名を配下にしたのだ。

取り敢えず悪事は辞めさせないといけないので盗賊でも出来る仕事ボクシングを紹介。

昔、辞め暴の団体がこれなら辞め暴でも出来るとボクシングジムを経営したと言う。

そう言う漫画があったのだが主人公達には改心と更生を全く信じて貰えなかったのだ。

辞め暴では多少やり口が汚いのも仕方ないし、彼らなりに更生目指してると思うんだが。

「ボクシングですか?ただ殴り合うだけだから辞め暴にも向いていると思ったのか」

「へいいらっしゃい。賭けボクシングだよ。1口1ディルス。刺客に勝ったら10倍だ」

「おお~。俺100口」「俺は200口」勿論挑戦者は神様プロレスの闇部隊である。

「では神様プロレスの英雄ダーク君」こんなノリで信者の金を貪り取ったのだ。

「このインチキ宗教。金返せ~」などと言われるが不思議な事に脱退者はいない。

3億ディルス儲かったので兵を3万に増強したのだが邪龍岩石ドラゴンの住処を奪う。

「許せ。こちらも多くの信者を食わせる為に領土がいるんだ」と凜が言うのだ。

「岩石龍の国と喧嘩する気なのか?ちょっと待て。早まるな。話し合おう」

戦って勝ち目はないだろうと、人間の数倍頭が良いと言われる龍なら直ぐに分かるだろ?

こいつら住処が欲しいだけみたいだし後リサ帝国人は偽肉しか食わない筈だから。

「おい。肉も欲しいのか?狩りする権利さえ認めるなら人間の居住を認めよう」

「いや肉は食わないけど作物育てて良いか?粟餅お供えするからさぁ」と交渉する。

岩石龍の長老達は思った。

どうせ戦っても勝ち目はないと分かってるので、人間の居住を認めよう。

「居住は認める。お供え物の粟は忘れるなよ。何人位移住してくるんだ?」

「うちの神官3万人だよ」後強大な城を建てたいんだけど大丈夫かなぁと思う凜。

「分かった。粟餅と稗だぞ」7月15日、巨大な城を建設したのだ。

「あのう。大工の仕事取らないで下さい」魔法で建築した事に大工が抗議するのだ。

「しょうがないじゃん。代金は支払ったんだから良いじゃん」と凛と蓮である。

「そう言う訳にはいきません。大工の腕が鈍ったら間伐にも影響するんですよ」

木造2階建ての家魔法で作ってしまったら間伐材で家を造れなくなるからアウトだ。

「修行の為に大工仕事に励んでいるのに魔法で造らないで下さいよ」と文句言う。

「すまん。街づくりはお前らに任せるよ」「小麦を降らせていただけませんか?」

増えた信者は精鋭化して60万人程度に絞り込もうと凜は考え入信テストを行う。

「あははっ。隠れ信者として信者を勧誘して正式な信者になって見せます」

「部下の給料は信者の上納金で支払うよ」てかリサも信者扱いである・・・。

だから部下の給料位リサ姫の軍資金で支払えるがこうなったら支払ってしまうか?

「3千万ディルス用立てるよ。私これでも神官の修行しているから」凜は部下を農地に。

そして修行と称して稲刈りと田植えを日当銀貨20枚でアルバイターにやらせる事に。

この国豊かなので農業や飲食業のアルバイトは決定的に不足しておりゴーレムを使う。

農作業用ゴーレムで耕された農地は如何しても機械が入れない隠し水田で人を使う。

「あのう。手伝ってくれるのは良いんですけどこの荒野で粟育ちますかねぇ」

「良いんだよ。食えるだけ収穫出来れば。俺ら凜ちゃんに仕える者だぞ」と言う信者。

僧侶が金儲けなどに走ると批判する勢力が出てくるが元々凜教は金儲け主義だ。

「金と食料が無くて貧困層が救えるかぁ。だからこそ宗教家は欲深くなるのだ」

さよですか?でも宗教家って如何して自分の金で民草を救おうと考えないのだろう。

「手伝いに来たよ。一応私たち学生だから仕事サボって農作業手伝いに来ましたぁ~」

何故か今ブルマにTシャツといったいでたちで肥料らしい落ち葉を馬車で運んでくる。

「凜ちゃんの奉仕活動手伝って世間の苦労を知れとの沙紀さんの命令です」

「信者の数減らしても良い事ないよ。新しい信者を減らす方向で頑張りましょう」

暑いのに寄生虫とヒル対策の重装備の服など着てられるかぁ。靴は履かないと。

ブルマ姿にブーツはある意味萌えだが、荒野をジャンジャン開拓して肥料をやるのだ。

「全く。ブルマ姿に萌えてるんですか?見たけりゃいくら見てても良いけど」

仕事はちゃんとやって下さいと思う女子達であるが若い娘がこんな格好で農作業を?

「私達が構わないって言ってるんだから良いんです。茶店におにぎり持ってくるように」

言っておきましたからお昼ご飯は茶店で買いましょう。

て訳で茶店のおにぎりが労働者達に配られたのだが神官は良く食うのだ。

「リサちゃん。貴方の部下も3千人程農地の開拓に派遣して欲しい」と言うのだ。

「いやうちの部下は警備兵500万人位しかいないから」何だとぅ?

「リサちゃん。凜教の信者になったからには奉仕活動してくれないと困ります」

リサ配下の5万人のリサっち財閥本社が100ジョディルスの資産を操っている。

貯金だけで30ジョディルス、借金8千ガイディルスもあるので経営は厳しい。

「そんなに金持ってるなら何故借金を返済してしまわないんですか?」と凛は聞く。

「借金返済してしまうと財政がいい加減になり返って収入が減るのよ」と答えるリサ。

会社の運営費何て8千ガイディルス程度だもんね。

「20ジョディルス国家に寄付するよ。蓄えがあるから10ジョ抑えとけばインフレに」

ならないだろうが、下手に資産を増やしても減らしても経済的打撃は大きいのだ。

そして7月20日、後リサ帝国で低所得の700万人が城に集結して移住してきたのだ。

凜王の予定です。

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