プロレス興行
昔見たプロレス漫画。
最近は格闘技テレビでやってくれないから詰まらん。
ボクシングとかだったら見たいのだが。
ネットで見るしかないのか？
プロレス興行
６月３日、かき集めた１万ディルスを元手にチャンピオンに挑戦してそして勝った。
勿論プロレスだからチャンピオン歴１５年の人気落ち目のお姉さんより収益が上がると。
プロレス団体が思ったからブックやアングルで凜が勝った方が儲かるという結論が出た。
それでデビュー３日で宇宙チャンピオンになったが挑戦者が山の様に出てくる。
「良いか？暫くは勝たせてやれ。あの娘に伝説のチャンピオンエリス２世の技を」
エリス２世は４０歳だが、やらせの噂が絶えないプロレスでガチで勝った強者だ。
実は凜にも実力で負けているのだが、アングルで負ける事になっていたので問題ない。
「神様が女子プロやるってあの教団の経営はそんなに苦しいんですかねぇ？」
「母君のエリスちゃんが騙されて借金作る位ですから。相当に苦しいのかも・・・」
「私が相手するまでもない。弟子の凜１０勇士が蹴散らしてくれるわ」と言うのだ。
因みにリサも神様プロレスに弟子入りして挑戦者を蹴散らしていくのである。
「後リサ帝国の軍資金１０ジョディルス。リサっち財閥が１０ジョディルスであるな」
このうち３ジョディルスをプロレスの宣伝費に注ぎ込んだのだが利益は出すのだ。
「プロレスの株が急上昇してるな。釣られて後リサ帝国の他の株も上がっている」
ふふっ、株なんて買い占めれば必ず上がる。まあこんな株は買っておいて利益は出ない。
ので転売で買う奴は売る事はあまり考えないで利子と配当金で元を取ってくれ。
「私プロレスの才能あるかなぁ。株価上がらないねぇ？」て事は３ジョディルス大損？
幾らポケットマネーでもこの損失では私の経営能力疑われるじゃんかと思うリサだ。
「我々後リサ帝国リサっち財閥派はこの度の責任を取り辞職させて頂きます」
唐突に責任を取って辞職を申し出たがもう経済はリサっち財閥軍事は後リサ帝国で。
「そなたの失態誠に不届きであるゆえに罷免する。学校にでも通ったらどうだ？」
前世で一時学校通いした事があるが仕事が忙しくて直ぐに辞めてしまった。
「リサ姫。あんたの時代は終わった。リサっち財閥で税金稼いでいれば良い」
「そうですね。隠居した者が五月蠅く政治に口出すのは辞めにしましょう」とリサ。
「依願退職させて頂く事にする。女子高生プロレスラーか。悪くないなぁ」と思う。
「では退職させて頂く。これ退職届。流石の私もあれだけの失態をしでかしたら」
依願退職するしかない事位はわきまえている。学業を楽しんで政治に復帰するなと。
て訳で人類アカデミーのアスカとエリカの門弟に入り修行しなおす事にしたのだ。
「て訳で後リサ帝国の大臣クビにされちゃいました。取り合えずプロレスラーとして」
「あのリサ姫が俺らのクラスメイトになるのかよ。しかもプロレスラーに見えないぞ」
「俺個人的な好みだとリサ姫がマッチョ系になるのは・・・」などと言う男子生徒。
「心配しないで。プロレスは台本に合わせて演技してるだけだから。神プロの場合は」
神様プロレスの略で神プロだが、ありそうな名前だ。
「因みに一つ男にとって重要な質問があります」何よ？彼氏ならいるよ？残念でした。
「中学時代はブルマでしたか？因みに水着はスクール水着派？」
「学校は真面目に通った事ないのよ。私はブルマ派よ。スクール水着も着るよ」
「やったぞ。あの宇宙５代美女の１人リサ姫のスクール水着姿が見られるとは」
しかもシエルちゃんとフォートレスとルリもクビになってリサ派は一掃されたらしい。
「体育の授業は強制参加です。リサ姫のブルマ姿見れるなら我が人生に悔いなし」
どうやらこいつらはルミナ派のリサ教徒らしいが私の信者はいないのか？
「えっと私は男の娘の凜です。一応学内では女の子の姿でいる事にします」
凜も人類アカデミーに入学して鍛錬する事にしたが女体化男にとっては重要な事が。
「着替えとかは特別室を用意してくれるのですか？私は男の娘だし」
「あんた私達の裸で欲情すると言うの？学内で男の姿になったら虐めるよ」
オネエはまだ認められる性癖だが、恋愛対象女の子で自分の裸に欲情されるのは嫌だ。
大体こいつリサ姫の婿殿なんだから男として農業の神やるつもりなんだよね。
「学校で信者の勧誘は禁止だよ？政教分離って知ってる？」と言うので困ったのだ。
「でもあんた誘拐されたら身代金３ジョ位は要求できるのに護衛つけないんだね」
「フォートレスさんとシエルちゃんとルリちゃんは来ないんですか？」
「フォートレスちゃんは私の後見人としてリサっち財閥の運営を担当するんだよね」
シエルちゃんはリサっち財閥の専務でルリは技術班の司令官であるのだ。
「ふふっ。私はリサっち財閥の総帥なのだよ。お饅頭位なら奢ってあげるよ」
て言うのでお言葉に甘えて粗品のお饅頭を奢らせたが集るのは程々にしておこう。
余り集って怒らせたら損だし、友情も権勢もどちらも欲しいので欲張らぬ事である。
「じゃあ私はミサ、こいつはユリ」全校生徒の話し合いの結果友達枠に選ばれた。
「あのリサ姫と凜ちゃんのお友達に選ばれれば出世間違いなしだからね」
私達はどうでも良いが、家族は出世させて欲しいと頼むミサとユリである。
「権勢を欲しがる父親って大概は無能だけど貴女の父親ってそこそこ優秀なの？」
「私達から見ればそりゃ無能ですよ。でもリサ帝国の馬屋番位にはなれるかもですね」
人類アカデミーの生徒はＩＱ２００以上だから研究をやらせたら超優秀である。
そんな人に身内の批評を求めるのは辛いだろうが馬屋番程度で良いのか？
「私のお友達に選ばれるような人の身内なら安心だと思うけど何か問題あるの？」
「ない筈ですけど凜ちゃんルミナ様の隠し子だったんですよね？」我々に落ち度はない。
だがリサ姫のお友達を拝命したミサとユリの家族がどんな野心を持つかは知らぬ。
「分かったから。金銭面での条件なら法外でない限り受け入れるよ」と言っておく。
「給料５００ディルスも貰えるこの国で汚職などする人が何人いるんですかね？」
真面目に勤め上げる事さえ出来ればどんな貧しい人でも数万ディルスは貯めれる国で。
汚職などして財産没収の果てに懲戒解雇されたら一族が困るのである。
何処の世界でも身内に犯罪者がいると後リサ帝国では身内は助かるが出世は出来ない。
「いやぁ。立身出世を追い求める輩は皇女のお友達には向かないんだけどね」
しかしプロレスラーとなるとレスリング部に入部するのかな？
「いや取り敢えず身分の差は脇に置いての友達付き合いにしましょう」
「出世はいらないと？」「皇室の付加など無くても私達は出世出来る・・・」
今小説書いてるんだけど出版元が絶対バレない様に圧力はかけて貰おうとは思う。
私の最高傑作が皇室の付加が無ければ誰も読まない愚作だとか言われたくない。
「分かったよ。ミサとユリの小説の出版元と作者がバレなければ良いんだね？」
「だよ」て訳でお友達の特権でプロレス小説リサっち財閥を出版する事にした。
ネットのみの予約で１部１ディルスだったが匿名希望にもかかわらず売れに売れた。
「どうせリサっち財閥の圧力がかかってると思われたんですね１５２京部ですよ」
国民のほぼ全員が買ったようだが、買わないと祟りが起きるかと思われたかなぁ。
「いや普通に面白いですよ。売れたのはリサっち財閥の推薦なら面白いかと思って」
匿名希望と言う事だったが、出版元が完全に検索出来ないので後リサ帝国の関係者かも。
「あいつらリサっち財閥のコネで小説が売れたとか言われたくなかったんでしょうね」
「やっかみで神様関係のコネだと言われるの嫌だろうからな。ミサとユリだろうな」
後リサ帝国の民のマスコミを甘く見ていたなと思って作者を公表する事にしたのだ。
ほぼ作者特定されてしまったのにしらばっくれていてもしょうがないじゃん。
６月７日、小説リサっち財閥の作者を公表するとやっぱりリサ姫のコネなのかと。
「リサ姫～。何が諜報機関光のレオタードは完璧よ？完全にばれてるじゃないの」
「ゴメン。エリスちゃん教えて欲しい。私は何処で間違えたの？」
「お前は手書きのミサとユリのサインの筆跡を見落としていたんだ。直ぐにばれる」
小説のサイン筆跡鑑定する奴がいるのかなぁ？
作者不明の有名小説とかなら兎も角と思ったんだがこの金１００京だけ使っちゃおう。
そしてギャンブルに走ったら３倍に増えてしまったのだ。
リサ姫のお友達を破産させる訳に行かないので勝たせてくれるのだが優遇嫌だなぁ。
「要するにリサ姫のお友達ならカジノなんか行くな。皆が迷惑すると言う訳なのね？」
プロレス小説でひと財産築いたミサとユリは税金を２００京ディルス納めると沈黙する。
因みに税金は大体収入の５割なのだが貧乏人は金貨１０枚位しか支払わない。
富裕層の支払いだっていい加減な納税だがそれでも黒字であるのだ。
「生涯リサ姫付加で成り上がった茶坊主友達と言われるんだろうな」とミサが言う。
「そこはもう諦めようよ。この人の友達は何やってもコネだと言われるから」
取り敢えず月の開拓研究に宇宙でも食べられる草の研究に没頭していたミサとユリ。
人類アカデミーは教師に教わらなければ覚えられないような生徒は特別枠である。
富裕層や名家に頼まれて出来の悪い子を鍛え上げたり訳ありの子供を引き取って入る。
だが殆どの学生は研究の為人類アカデミーの生徒になるのである。
「取り合えず私達の手伝いしてくれない？研究に成功したら利権リサっち財閥に渡す」
それは有難いと思うが当面は後見人のフォートレスに任せてプロレス興行に励む予定だ。
興業の予定です。
