表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/275

魔法少女モエ #16

 その日、モエはココロと対峙していました。

「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!私は神だ!」ココロが言いました。

「ココロ……!」モエが言いました。

「私は最強の知恵と力を手にした!まさに全知全能!その私が今日この町に神の裁きを下す!」ココロが言いました。「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!」

「そうはさせない!」モエが言いました。

「ううっ……!」ココロが頭を押さえてよろめきました。

「えっ……?」モエが言いました。

「私は……!私は……?」ココロが言いました。

「ココロ……?」モエが言いました。

「私は神だ!」ココロが言いました。

「精神が壊れかけてる。“ジーニアス”の効果が切れてる?それとも人造魔法少女の限界?」モエが言いました。

「死ねーっ!」ココロが掌から魔法弾を放ちました。

「くっ……!」モエは横に転がって飛んできた魔法弾をかわしました。

「どっちにしてもあの力に立ち向かわなくちゃ……!」モエが言いました。

「マジカルボール!」モエが魔法弾を放ちました。

「ウアアアッ……!」ココロがモエの攻撃を受けて怯みました。

「クックックックックックックッ……!」ココロが体勢を立て直しました。

「あっ……!」モエが言いました。

「神にそんな攻撃が通用するものか!」ココロが言いました。

「ハアーッ!」ココロが魔法弾を放ちました。

「ウアアッ……!」モエがココロの攻撃を受けて転倒しました。

「お前がどれだけ足搔こうが攻撃力はこちらの方が遥かに上!次の攻撃で終わらせてやる!」ココロが言いました。

「ううっ……!」モエが立ち上がろうとしました。

「死ね!」ココロが魔法弾を放ちました。

 ココロの放った魔法弾がモエに直撃する寸前にその魔法弾が動きを止めました。

「何……!?」ココロが言いました。

 アスカが姿を現し、魔法の突撃銃を撃ってココロを攻撃しました。

「くっ……!」ココロが怯みました。

「アスカさん……!」モエがその場を離れて言いました。

「間一髪だったわね。」アスカが言いました。

「でも何とか助かりました!」モエが言いました。

「これよりオペレーションBへと移行するわ。」アスカが言いました。

「はい!」モエが言いました。

「これを貸すわ。」アスカが魔法の突撃銃をモエに渡しました。

「どうも。」モエが言いました。

 アスカはマジカルオートを構えました。

 モエとアスカがそれぞれの武器を撃ってココロを攻撃しました。

「ウッ……!ウアッ……!」ココロがモエとアスカの攻撃を受けて怯みました。

「行ける!」モエが言いました。

「一気に決めるわ!」アスカが言いました。

「マジカルシュート!」アスカが強力な魔法弾を放ちました。

「ウアアアアアアアッ……!」ココロが強力な魔法弾を受けてふっ飛ばされました。

「決まった!」モエが言いました。

「いや……!」アスカが言いました。

「うっ……!ううっ……!」ココロがよろめきながら立ち上がりました。

「今の攻撃でもまだ倒れないなんて……!」モエが言いました。

「さすがに強化されているだけはあるわね。同じ魔法少女同士なのに、ここまで苦労するなんて……。」アスカが言いました。

「お前達……!」ココロが言いました。

「ん……?」アスカが言いました。

「お前達……誰……!?」ココロが言いました。

「えっ……?」モエが言いました。

「博士……!博士はどこ……?」ココロが言いました。

「何が起こっているの?」アスカが言いました。

「精神が崩壊した。」モエが言いました。「もう私のことも認識出来てない。」

「博士……!」ココロがよろめきながらその場を離れていきました。

「目標を逃がす訳には行かないわ。追うわよ!」アスカが言いました。

「はい!」モエが言いました。

 そこへ多数のガーベージマン達が姿を現しました。

「ああっ……!」モエが言いました。

「くっ……!こんな時に……!」アスカが言いました。

「ハアッ!」アスカが魔法榴弾を放って正面のガーベージマン達を怯ませました。

「ここは私に任せてあなたはヤツを追って!」そう言ってアスカはマジカルオートを撃ちました。

「アスカさん……!はい!」そう言ってモエはココロを追い始めました。

「つ……ついてくるな!」そう言ってココロは走り出しました。

 アスカはマジカルオートを撃ちながら魔法の通信機を取り出しました。

「これよりオペレーションGへと移行するわ!モエを援護して!」アスカが言いました。

「了解!」魔法の通信機からカエデの声が聞こえてきました。

「くっ……!」アスカは次々に近づいてくるガーベージマン達にマジカルオートを撃ち続けました。


 別の通りでは多数のガーベージマン達が破壊活動を行っていました。

 そこへフウが駆けつけました。

「変身!」フウが変身しました。

 フウはマジカルスラッシャーでガーベージマン達を次々と切りつけていきました。

「私一人でも……世界の平和を守ってみせる!」フウが言いました。


 ココロが研究所へと入っていきました。

 モエもココロを追って研究所へと入ろうとしましたが、そこへ一発の魔法弾が飛んできました。

「あっ……!」モエがその魔法弾をかわしました。

 多数のガーベージマン達が姿を現し、モエを囲みました。

「くっ……!」モエが言いました。

 その瞬間、魔法の刃が飛んできてガーベージマンの一体が爆発しました。そしてカエデが姿を現しました。

「お待たせ!」カエデが言いました。

「カエデ……!」モエが言いました。

 モエは研究所へと入りました。

 ガーベージマン達がモエに向けて魔法弾を放ちました。

「行かせない!」カエデが研究所の入口に立ち、マジカルシールドでガーベージマン達の攻撃を防ぎました。

「ハアッ!」カエデが右手でマジカルシールドを構えたまま左手で魔法の刃を放ってガーベージマンの一体を倒しました。

 残ったガーベージマン達が魔法弾を放ちました。


 ココロは研究所の中で足を止めました。

「博士……?どこにいるの?博士……!?」ココロが言いました。

「ココロ……!」モエが追いつきました。

「誰だお前!?誰なんだよーっ!?」ココロが言いました。

「ココロ……。」モエが言いました。

「私は……神……!」ココロが言いました。

「お前なんか……死んじゃえーっ!」ココロがモエに魔法弾を放ちました。

「ウアアッ……!」モエは転倒して魔法の突撃銃を手放しました。

「ハッハッハッハッハッ!博士ーっ!いるんでしょ!?出てきてよ!博士ーっ!」ココロが言いました。

「くっ……!」モエが立ち上がりました。


 アスカはガーベージマン達にすっかり囲まれていました。

 アスカはマジカルオートを撃ちながらパンチやキックも繰り出してガーベージマン達と戦っていました。

「クソ……!」アスカが言いました。


 カエデは魔法の刃を放ってガーベージマンの一体を倒しましたが、残りのガーベージマン達が次々と魔法弾を放って反撃を行いました。

「くっ……!なかなか……!」カエデはマジカルシールドでガーベージマン達の攻撃を防ぎながら言いました。


「マジカルボール!」モエが魔法弾を放ちました。

「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!」ココロはモエの攻撃を受けても怯みませんでした。


 ガーベージマンの一体がアスカにパンチを当てました。

「ウッ……!」アスカがふっ飛ばされました。

 アスカは倒れ込んだまま体を起こしてマジカルオートを撃ちました。


 ガーベージマン達が次々に魔法弾を放ってカエデに攻撃を仕掛けました。

 カエデはマジカルシールドで飛んでくる魔法弾を防ぎ、魔法の刃を放って反撃を行いました。

 そこへさらに無数の魔法弾が飛んできました。

「ウアッ……!」カエデの持っていたマジカルシールドが弾き飛ばされました。

 そこへ一体のガーベージマンが魔法弾を放ちました。

「フッ!」カエデは右手に魔法の刃を生成し、それで飛んできた魔法弾を弾きました。

 ガーベージマン達がまた次々と魔法弾を放ちました。

「あっ……!」カエデが言いました。

 そこへ魔法の緩衝材が飛んできてガーベージマン達の攻撃を防ぎました。

「これは……!?」カエデが言いました。

 アンナとマシロが駆けつけました。

「警察庁……!」カエデが言いました。

「私達も手を貸しましょう。」アンナが言いました。

「倒します。」マシロがマジカルタックを構えながら言いました。


「ハアッ!」ココロが魔法弾を放ちました。

「ウアアアッ……!」モエがココロの攻撃を受けて転倒しました。

「くっ……!」モエが倒れ込んだまま言いました。

「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!」ココロが言いました。

「強い……!やっぱり闇の力が無くちゃココロには勝てないのかな……?」モエが言いました。「いや……!」

 モエが立ち上がりました。

「んん……?」ココロが言いました。

「私は私自身の力を信じる!」モエが言いました。

「何言ってるの!?意味が分からないよ!」ココロが言いました。

「ハアーッ!」モエがココロに向かって走り出しました。

「死ねーっ!」ココロがモエに魔法弾を放ちました。

「フッ!ハアアッ!」モエはジャンプしてココロの攻撃をかわすと、そのまま跳び蹴りを繰り出しました。

「ウワアッ……!」ココロはモエの攻撃を受けて後退しました。

 モエはそのまま後ろに転がって魔法の突撃銃を拾い、構えました。

「くっ……!ううっ……!」ココロが体勢を立て直しました。

「お前……何なんだよ?」ココロが言いました。

「これでトドメだ!」モエが言いました。

「マジカルストリーム!」モエが魔法の突撃銃から魔法線を放ちました。

「ウアアアアアアアッ……!」ココロがモエの攻撃を受けてふっ飛ばされ、変身を解除しました。

「やった!」モエが言いました。

「うっ……!ううっ……!」ココロが倒れ込んだまま顔を上げました。

「ココロ……!」モエが言いました。

「博士……そこにいたんだね。」ココロが言いました。「ようやく……会えた。」

「アア……。」ココロは倒れ、そのまま消滅しました。

「終わった。」モエが言いました。

 モエは魔王の通信機を取り出しました。

「作戦……終了しました。」モエが言いました。


 おわり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ