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プロローグ

2051年、人類はARやVRを超越した、複合現実-MRを開発した。


複合現実を生活に取り入れるために開発された、黒くメガネによく似ているが、レンズがなくとても軽いMR端末、通称-ミクサーと呼ばれる端末によって人々の暮らしは今までとはかなり変わっていた。


スマートフォンと呼ばれる端末は廃止され、メモやアラーム、ゲームやメール、電話、更には支払いや近視の調整までもがミクサーで行われている。


それに目を付けた、日本政府はミクサーの開発を行っていた、ハドローク社を国有化し、大量の投資を行い国民に無償配布した。




簡単に言えば、ミクサーが無ければ生きては行けない世界となった。


ーーー複合現実とは一体何なのか。


開発した世の中では天才クリエイターと呼ばれる永峰 樹はこう話す。


現実空間と仮想空間を混合し、現実のモノと仮想的なモノがリアルタイムで影響しあう新たな空間のことを指す。


と。


人々だけでなく、企業や公共機関までもがミクサーに依存していた。


そんな中で、日本、いや世界初となる《MRMMO》ゲームが開発され、世間では話題を呼んでいた。


ゲーム起動中は、街中にモンスターが出現し、モンスターを倒すと経験値が溜まり。


いわば、RPGみたいなものだ。


レベルを上げていくと、それに応じた報酬がある。


そして、ゲーム内の通貨は100コイン=1円として換算でき、報酬を稼ぎにして生活する強者まで出始めた。


世の中が豊かに、そして平和になっていると人々は思っていた。


2052年4月1日 午前9時


突如として日本は変わった。




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