第0話 鉄 鉄 鉄
処女作で、自己満足だと思う小説です。 できるだけ頑張って投稿したいなぁ・・と思います。
——————あ、これ死ぬ奴だ—————
落ちてくる鉄骨を見上げながら心の中で思う。目の前には自分の体が押されて唖然としている少女がこちらを見ている。
鉄骨が落ちてくる間がとてつもないくらいに長く長く感じる。まるで誰かがこの状況を見ていて本来はこうなるはずではなかった、とどこの誰でもない誰かに問いかけるように。
そして視界が真っ黒に染まり意識が途絶えた。そしてこの時周りには誰もいない建設現場の近くで一人の命が絶えた瞬間だった。
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俺———大宮陽人は中学校の卒業式を行っていた。今までの学校生活は正直言って盛り上がるグループではなく地味な方のグループに入っておりいつも本を読んでばっかりで友達と言える友達が全くと言っていいほどいなかった。
いわゆるボッチというやつである。
卒業式というのはかったるい感じというのが学年全体の感想なのだが、いざ卒業式の日を迎えると「今日で終わりなのか・・・・」ということが起きている。もちろん俺はかったるい。早く家へ帰ってまだクリアできていないゲームを一刻も早く終わらせたいのだ。
なんやかんやで卒業式が終わると写真撮影などもせずいつもより早いペースで歩いて家へと向かう。しかし中々簡単には物事は進まなずにいつもの通学路の近道のところが工事していたのだ。
俺はいらだちを心に隠し誰にもばれないように工事現場を走り抜ける。だがそこで見た景色は意外なものだった。それは少女がボールを追いかけているところだったのだが頭上にはおそらく建設の材料の鉄骨が真上に落ちてきたのだ。
少女はそれに気づいたが足が動かずにその場でうずくまっていた。それを見た俺は少女の下へと全力疾走をしていた。
そして上から降ってくる鉄骨の影がだんだん大きくなっているのを確認しながら俺は少女を鉄骨が降ってこないところまで押した。
少女は呆然としていたが俺はあることをあることを確信する。
—————あ、これ死ぬやつだ——————
鉄骨の先が地面に当たり甲高い音を鳴らすがあることに俺は気づく。結局、ゲーム途中まででクリアができなずに終わってしまった。
そこで俺の意識は頭上から意識を刈り取られた。
読んでくださりありがとうございます。 指摘、感想お待ちしております。




