プレイヤーと話す
空に浮かぶ巨大な城の一室で中年のおっさんが何かに話しかけている
「久しぶりだな?グリード・モグモグ」
「そうだね!いやぁ君が僕の御霊を捨てたせいで大変だったよ~自分の星もないただ宇宙をさ迷いながら肉体を取り戻して眠り続けるそんな生活だったんだよ?」
グリードと呼ばれたそれは人間の骨と肉をぐちゃぐちゃに丸めたような見た目の球体でその口から外見に似つかわしくない愛らしい少年の声で答える
「だろうな、お前の星が俺の星グランドに戦争を仕掛けてこなければそうならなかっただろうに天使に負けることもなかったろうに」
こいつは俺が神々の戦争で最初に勝った相手だ
こいつの星の知的生物に文明を壊された
こいつの創った存在に俺の星の生物は滅ぼされた
だから俺は星を硫化水素で被い攻め混んできた侵略者を皆殺しにした
魂を回収しながら侵略者を皆殺しにした時は楽しかったなぁ
豊穣の天使改造して兵器にしたのは中々の威力だったなぁ
「そうだよたかが天使に僕は負けたんだ」
悔しがるグリードモグモグ
「あの天使ならいるぞ?ガーネット起動」
別に声を出す必要はないが
俺たちのいる部屋の壁が開き石榴をモチーフにした直径三メートル下半身と人間をモチーフにした体、山羊をモチーフにした頭部
全体的に真っ赤に塗装されている
「お久しぶりですマスターそして弱き神」
こいつを起動した目的はを監視敵対するものの排除
ダンジョンの撃破娘を見守る
「命令を実行しろ」
「了解」
ガーネットが姿を消した後残された俺とグリードモグモグ
「あいつパワーアップしてるよなぁ」
グリードは俺を睨んで呟く
「あぁあいつは生命の木や殲滅の爪などの神器やワールドアイテムを使ってずいぶんアップグレートしたからな簡単に言うとお前と戦ったのがversion1で今のがversion365だな」
グリードモグモグの表情が少し悲しそうになる
「僕は世界に完全に置いていかれたんだな。お前はこれから僕をどうするつもりだ?」
まず不純物を取り除いて輪廻に戻すか俺の一部になるかだろうなぁ
それかそのまま冷凍保存?
「どれが良い?」
輪廻に戻すは再び生き物に転生できる
俺の一部にはそのままスピリットシステムに演算装置として組み込まれる
最後の一つは牢獄送りだな
「冷凍保存で頼む」
「あーわかったさらに選択肢が出来たら解凍しようお休み」
グリードモグモグの瓶詰めが出来上がる
そしてアブリュートゼロ
まぁ神を絶対零度で凍結しても意思はあるし普通にテレパシーで会話が可能だ
機甲天使ガーネット
レベル200000000
山羊をモチーフにした豊穣の天使ガーネットをベースにしたプラントゴーレム
武装は右腕の生命の木セフィロト
生命体を進化させる甘くて美味しい果実を弾丸のように打ち出す
左腕の知恵の木
知性を向上させる果実を砲弾のように打ち出す
突然変異粒子砲
下半身のザクロをモチーフにした部分から放射されるビーム
浴びると遺伝子がぐちゃぐちゃに書き換えられる
一撃必殺技
豊穣の光
植物を急成長させる光
固有スキル
生命の観察
ガーネットの影響で進化した生き物の視覚情報や聴覚情報をリアルタイムで受信できる
行動制限
観察対照の行動を制限できる
その他様々なスキルがある