表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グランド・ホルストル  作者: ふらふら
7/12

私の父は強かった

私は1週間前にこの世界に召喚された

クラスまるごと召喚と言うマイナー王道

能力に父を呼ぶと言う物をもらって

そしてあまり親しくないクラスメートと一緒に邪神退治の旅に出たのだけどいつのまにかはぐれて

変な遺跡に迷いこみました

食糧とかはまぁその辺のモンスターなら拳で仕留めれるので後はファイヤーで調理して食べてました

スライムなんかは焼くと蒟蒻みたいで美味しいですよ?

ちなみに父を呼ぶは1度も使ってません

だって呼んでもただのダメなおっさんだ

家でネットゲームばかりしているような

人でした

私は黒い巨大なスライムに追いかけられている

―――――――――――――――――――――――――

名前、グリード

レベル99999999999999999

種族、異界の創造者

称号暴食、邪神

討伐対象です

―――――――――――――――――――――――――

鑑定すると闘えば負ける

そもそも私のレベルは99

逃げないと

『スキルを発動します』

頭に渋い男の声どこかの組織のグラサンかけた司令のような

すると私の背後でドスンと音がした

そっと振り返ると見覚えのある後ろ姿

スーツを着たゴマだら頭のおっさんが立っていた

「俺の娘に何か様か?」

異界の創造者グリードに話しかける声は父の物だ

心なしかグリードはブルブル震えている

「ナゼお前ガココニイル?」

グリードが父に話しかける

父はただゆっくりとグリードに左手を向ける

するとグリードの粘液でできた体が消滅して人の骨と肉をぐちゃぐちゃに丸めたような物体がそこに転がっていた

父はそれを掴むとこちらに振り替えって

「優!久しぶりだな!困ったことがあったら私を呼びたまえ」

次の瞬間父の姿は消えていた

地面に煌めく黒い液体の入った小瓶が落ちているのみ

―――――――――――――――――――――

欲望にまみれた世界神の雫


彼はただ豊かな文明を育みたかった

自らの肉体を削ってでも

増強剤として使える

邪神を倒した証拠

―――――――――――――――――――――

私は小瓶を鞄にしまい街に戻ることにした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ