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グランド・ホルストル  作者: ふらふら
6/12

無限武装勇者

俺は今まるで刑事ドラマの取り調べ室のような所でマサトと向かい合って座っている

「君は何者だい?」

マサトは俺に問いかける

「名はホルストル、ガシャランディアの一部にして主どうやらこの体になる前に娘がいたらしいが永く眠っていたので覚えていないんだがちなみにこの星に来た時、ある国を滅ぼしたたしかバルカンだったか?」 


マサトの顔色は少し悪くなった

「ガシャランディアと言うのはなんだ?国を滅ぼしただと!」

うむまぁリアクションは上々だな

「まぁ国を滅ぼしたのは不可抗力なのだ。この町に来たのはたまたまだぞ?」

まぁ自分で言っておいてなんだが国を滅ぼしたり世界滅ぼしたりどう見ても悪役だよなぁ

目の前の勇者は剣を亜空間から取りだし俺に向ける

「お前はこの国、いやこの星の脅威とだ!僕が君をここで倒す!」

フムしゃべる暇があるなら切りかかって来ればいいだろ

俺は目の前の机を足で蹴りマサトにぶつける

すると思ったより威力があったらしい石壁突き破ってぶっ飛んだな

俺は壁に開いた穴から出るとマサトは立ち上がってこちらをにらむ

「武装!エクスカリバー!武装!イージスの盾!」

マサトの右手にメデューサの首が貼り付けられた盾

そして左手に普通の長剣が握られる

「勇者はエクスカリバーが好きなんだな、俺はこれでいい」

ギベオンを片手で持ち構える

「この世界は僕らが守る!」

先手必勝だ

俺はギベオンを頭上から降り下ろす

ギーン

マサトはイージスの盾でギベオンを受け止める

そしてエクスカリバーを俺のわき腹に突き立てる

「僕の勝ちだ」

パカッ

イージスの盾は真っ二つに割れた

そしてエクスカリバーはグニャリと剣先が曲がっている

あーお前の負けだよ

「何で?何で割れた?斬られた?伝説なのに?神話の武器なのに?くらえ!ゲイボルグ!」

突如空間が割れそこから一本の槍が放たれる

そして俺に突き刺さる

3000本の槍が俺の心臓を射ぬくように

うむこの槍を使われるのははじめてだな

なるほど

「やったか?」

マサトが槍をしまうと俺に突き刺さった槍も消える

「それは生存フラグだ取り敢えず殴るぞ?」


俺はマサトに瞬時に近づいて顔に拳を叩き込むそして

マサトの手足を反対方向に曲げる

「人間と友好的になるのは無理か」


マサトを担ぐと俺はガシャランディアのゲートを作り出してくぐる

ガシャランディアの尋問室

「起きろ」

マサトはゆっくり目を開けるそしてガタガタと震えている

「僕をどうするつもりだ!」

取り敢えず拘束したが聴きたいこと聴いたら地球出身のよしみで無傷で逃がすつもりだけど


「傷つけるつもりは無いまずあんたは何の目的でこの星に召喚された?」

マサトは頭をかこうとするも手が貼り付けにされているのでかけない取り敢えず掻いてやる

なんかすんげー抵抗したけど案外気持ちいいンだよな孫の手

「邪神を倒すためにクラス丸ごと召喚された30人はいるよしかもそれぞれ能力をもらっている」


「なるほど嘘はついていないようだな!次にお前のクラスに土口(どぐち) 百合(ゆり)と言う女の子はいたか?」

あー思い出した俺の娘に土筆ってのがいたなぁでもこいつ次女だから上のやつは、まぁいいや


「何でそんな事をてかあんた地球出身なのか?いやあのアホ子の事を知っていギャアー」


アホ子だと?

とりあえず電流を流しておく

「そのアホ子な百合は俺の娘だよ、まぁいいそのアホ子は召喚されたのか?」

「あぁ能力が父親召喚と言うインパクトでかいネタ?と思われる能力だったからなぁでも全員ばらばらに旅立ったから僕は知らないんだよね今なにしてるのか・・・・・・てかあんた邪神じゃないのか?」


邪神とか大それたもんじゃないさ戦争に巻き込まれてちょっと星を消滅させたりエリア崩壊魔法ぶっぱなして神ごと焼き払ったりしたことがあるだけだ


「俺はホルストルと言う名前がある、それと神ではないぞ?一応これでも人間だったからなぁとりあえず聴きたいことはひととおり聞いたしお礼がしたい何か欲しい物はあるか?」

マサトの拘束を解除して聴いてみる

「邪神を倒せるぐらい強力な武器とか?女の子とか?」

マサトの無限武装に使う武器は亜空間にマサトが自分で収納しないと引き出せない名前のわりにショボい能力だったりする

そして生まれて14年一度も彼女が出来たことがない

ちなみにマサトは百合が好きだった密かな片思いだが

目の前にその父親と名乗る白髪のおっさん

鑑定をすればレベル、不明と表記される

それが欲しい物はあるか?と聴いてくるのだ

「なるほど女の子と邪神を倒せるレベルの兵器だな?くれてやろう」





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