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グランド・ホルストル  作者: ふらふら
5/12

現地人は以外と賢い

この世界に来て3日後

「まずこの世界に来たときに壊してしまった村を復元

村人はナノメディカロイドで治療

建造物は重機ロボで復旧完了しました」

青い金属で女性を模したアンドロイドがタブレットを持ち報告する

「ちなみにこちらが今の村の様子です」

燕尾服を着た執事を模したアンドロイドが村の様子が写る鏡を持って俺の前に立つ

そこに写し出された村人の生活風景

薪を素手で割り

両手を回転させて草を刈る

そしてちらほら金属が皮膚から見えている

「人間性や個体の自我は残っています。治療を担当したナースがそう報告しています」

こいつらは人間のようにふるまえるが所詮はNPC

生の人と友好的に関わってみたい

「合成皮膚を用意してと」


黒く鈍く光る金属の身体に人間の皮膚のような物が吹き付けられる

しかしその皮膚も若干煌めくラメのような物が含まれている


完全に身体を被うとまるで毛の無い人間、後はグープニール繊維を植毛

黒星神龍の革のロブと靴、手袋を着ける

所々にアダマンタイトなどがあしらわれている


この世界での人間は様々な種類がいてそれらを全部ひっくるめて人間と呼ぶ

「転送開始」

俺はガシャランティアから真下の森林に転送される


自然豊かとはまさにこの事を言うんだろうな

昔、娘と山登りを・・・・・?

娘?

まぁいいか

森をひたすら歩く

動物が一匹もいない


なぜだ?





その頃森の近くの町ではパニックが起きてい

「スタンピートだ!」

森から逃げ出す動物達

リスや兎やスライム

狼や熊

そしてドラゴン

様々な形の魔物が一斉に森から逃げていく

狩り人や傭兵、衛兵が町に侵入するのを防ごうとするも魔物は町を避けるように避けていく

それは1週間つづいた

そして静まりかえった町の砦

やがて場の空気が重くなる

森の中からそいつがゆっくりと歩いて姿を表す

黒い服を身に纏った男だ背中には銀色に輝く巨大な剣を背負っている

ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる

「貴様!止まれ!」


衛兵?にしてはかなりの数だな

とりあえず立ち止まる

確か身分証明がギルドカードだったか?

あらかじめハッキングしておいてよかった

「俺は旅の傭兵ホルストルだ。ギルドカードもあるぞ?」

ギルドカードを止まれと言った衛兵に見せる

「よくできた偽造だな、お前人間じゃないだろ」

なんだ?こんなに簡単にばれるんだ?

「見破られたか・・・・・そうだな一応種族はオートマトンだ名前は本名だぞ?」

おそらくこの会話は時間稼ぎか?


「兵長!召喚勇者が到着しました」

ア?

―――――――――――――

マサト

召喚勇者

特殊能力無限武装

――――――――――――

目の前に1人の金色の鎧を纏った青年

顔?日本人特有ののっぺりした顔だ

「君がスタンピートの元凶だね?」

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