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詩集「人生」

犬と猫

作者: 坂町 小竹

おばあさんの家には

6ぴきの猫と2ひきの犬がいた

犬1ぴきは買われて

猫6ひきは拾われて


おばあさんはおばさんと住んでいた

おばさんは動物が大好きだった

そして猫たちを拾い飼った

近所はそれを知っていた


おばあさんは最初は許した

動物を助けてあげるのはいいことと

そして次に嫌がった

家には動物が多すぎると


そして最後に許した

犬1ぴきと猫6ぴきと

おばあさんとおばさん

一つの大きな家、家族


そして捨てられた

1ぴきの犬が捨てられた

おばさん宛てに、小さな黒い犬

おばさんは可哀想にと育てた


近所はおばさんを知っていた

おばさんの動物好きを知っていた

助けてもらえるなら、

捨ててもいいだろう?


ほんの少しの善意は

その悪意を微妙な色にした

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