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凍れる空気 能力開放

いよいよ能力発表です。

『では、パレットさんお願いします。』


大人びた感じで、フルフが言った。


赤い球体を持つパレットも、少し咳払いをして・・

『能力の開放は天界に着たからには、絶対して頂きます。』

『能力も人それぞれで、火を使う人もいたり、人を寝かせる能力を持っていたり』

『あ!あと珠恵さんが飲まれたココア! あれも能力の1つです。』


さっきまで飲んでいたマグカップの底を睨み付けるかの様に

覗き込む珠恵


『そんなに睨んでも何もないですよー!』

『ココアを作った人が、〔疲れを癒す、飲み物を作れる〕能力を持っている人だったので!』


フルフの説明に、そんな限定的な便利な力があるのか・・?

っと疑問を抱きながらも、自分の身体に起きた真実に葛藤した。


『能力は下界に居た時と、何らかの関係があると言われています。』

『この赤い球体に触れると、能力開放』

『どんな能力になるかは分かりませんが、簡単でsy・・


パレットの説明の途中だったが、珠恵の手が赤い球体に伸びる。


突然、球体が回りだし、赤い球体が閃光を発しながら弾け跳んだ。

パレットの手の平には文字だけが、ふわふわ浮いている。


『まだ説明の途中ですよ!!!』

『ビックリするじゃないですか!!』


よっぽど、ビックリしたのかパレットが声を荒げる


『ごめん、ごめん! まさかこんな感じになると思わなくて』

〔説明が長くなりそうだから、止めちゃった笑〕


パレットに平謝りをしていると、横から


『おぉおお!!! すごいですよ!!すごいですよ先輩!!!』

死神を見ていたときよりも、テンションが上がっているフルフ


『A級・・いやS級ですよ!!この能力!! 初めて見たぁ!!』


S級!? 何の事か分からないが、フルフの異様なテンションに

パレットと私は 手の平の文字に目を向けた。



【イ・・ノ・・ち・・ヲ・・創・・ル・・ち・・か・・ら】


『命を創る力・・・』


ついつい、パレットと声を合わせて言ってしまった。

すると、震える文字・・いや、パレットの手の平


『先輩!!すごいですね!!こんな能力あるなんて!!』


ずっとハイテンションなフルフであったが、切なそうな顔をするパレット


『具体的にどんな事ができるんですか・・?』


珠恵の質問に、我に返るパレットであったが、若干同様している様に見えた。


『そ、そうですね!能力の説明欄を・・・えっと・・』


〔命を造る〕


・・・・・


『以上でした。』


どうしたらいいんだ・・この空気は・・・

空気と能力に頭を抱える珠恵であった。












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