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Excule game  作者: ダダダ駄作者
【終わりの始まり】
4/20

エピソード4

人ごみから抜け出し人がいない店ばかりの所へとやってきた。後ろを見ると俺を



引っ張っていたのはシュンだった。



「何すんだよ。」



「いいか。奴はここはデスゲームだといった。つまりここで死ぬとガチで死ぬ。」



「だからどうしたんだよ。」



「レベルが高いプレイヤーに襲われたら?」



「っ!!」



確かにそうだ。街の中ではPK(プレイヤーキル)はできないが街の外では攻撃を受



ければダメージを受ける。



「わかったか?つまりできるだけ早くレベルを上げるんだ。ある程度時間がたつと



 そういう奴らはレベル不足で真剣にレベル上げするはずだ。」



「わかった。」



「先ず今日中に始まりの草原でプレイヤーレベルを5スキルレベルを8程度に上げ



 るぞ。」



「スキルレベル?」



「スキルレベルっていうのはスキル自体のレベルだ。これが上がると能力系は効果



 がより高まり、装備系はその装備に与える補正が高くなり、技能系は特定の行動



 に対する補正をより高める。」



「わかった。」



話をしているうちに始まりの草原に着いた。



「フォーメーションは俺が右でタクが左な。」



ガサガサッ!!



「行くぞっ!!」



二人で音源に駆けていくとそこにはプチゴブリンがいた。



「せいやっ!!」



最初に切り込んだのはシュンだ。鮮やかな動きで華麗に切っていく。



俺も負けてはいない。華麗とは言えないが手数で押し切っていく。



そこでどちらを攻撃するか迷っていたプチゴブリンがシュンに狙いを定めた。



棍棒を振り下ろすが盾で防がれのけぞっているところに長剣の一撃が入りHPバー



が無くなりプチゴブリンは光に変換された。そして戦績画面(ドロップアイテムと



獲得経験値と獲得金額が書かれた光のボード)がでる。



「おっ、【双剣LV2】【ATK上昇LV2】【AGI上昇LV2】になった。」



「俺は【長剣LV2】【盾LV2】【ATK上昇LV2】になった。」



「この調子でいこーぜ。」



「おう。」



それから5時間ほど狩りをして最終的にこうなった。



タク LV7 【双剣LV13】 【軽鎧LV8】 【ATK上昇LV13】


       【AGI上昇LV10】 【初期魔法LV9】


シュン LV6 【長剣LV12】 【鎧LV8】 【盾LV11】


        【初期魔法LV10】【ATK上昇LV12】



「よし。目標達成。街に帰って宿屋に泊るか。」



「わかった。」



そして二人は帰路に着いた。



街であんなことが起こることを知らずに。

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