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この命果てるまで…  作者: 賀来麻奥
本題=サタンとの闘戦記=
14/15

対抗ロボット

 「30万馬力には対抗できなかったのか」男は嘆き、そして自らの不運を呪いに呪った。こに事態を収拾するにはどうすればいい?彼…藤木博士は何で…どうすればいい?彼から送られてきたデータ化何かは無いか?男はメールボックスを開いたがそれらしきものは無く、"開発費"や"給料"などの件名がついた社内メールだけである。


 一体どうすればいいんだろうか?


「サタン2世と新聞で騒がれている…初代サタンも大変だったな」初代サタンとは初期の科学省が作ったロボットで暴走したものだ。馬力は当時最大級の13万馬力。強力な装甲と武装で各地を荒らしまわり死者1万名を出してロボット抑制隊の総力戦で破壊された。

 ロボット抑制隊とはロボットを文字通り抑えることに有る。暴走したものを破壊もしくは停止させる。ただし数年前各社のロボット企業が破綻し、ロボット抑制隊はそこの社から資金を受け取っていたが、それが無くなり解散してしまった。

 ただ国が臨時特設隊として自衛隊の1部をロボット抑制隊として使用しても良いという決まりが出来たのである。


 サタンの時の武装はロボット抑制隊より劣っていたが今回は違う。船が沈められ航空支援も聞かず戦車を鉄くずに変えてしまうほど強力だ。



 …そうか。

「ならば30万馬力に対抗できるロボットを作成すれば良い。課がしょうが総力を挙げれば出来るに決まっている」男は立ち上がって一人でいかにも優秀なことを言ったような感じで納得したように自分の部屋の中で笑っていた。さっそくそのロボットが作成され始めた。


 その間に…北の地方は無法地帯となり人が寄り付かなくなった。なぜなら例のロボットが出るからである。サタン撲滅委員会が発足しその地区にミサイルを撃ち込んだらロボットは南に移動してきて陽電子砲を撃ち町を破壊した。


 これにより日本政府は北海道北部の一時的破棄を決定した。



 科学省では…


 「小型だ小型。空も飛べれば事足りる!目や聴力はすごいものに!もちろん人間には攻撃できないようにだ!!」男は会社中にその言葉をばら撒いた。


 1年後…

 そしてできたのが27万馬力の超優秀ロボットだった。見た目は小学生か中学生で非力なイメージだが、足から手からジェット噴射で空が飛べ指先から9ミリの気銃弾が発射される。背中からも9ミリ弾が放たれる。



 水中でも行動可能だ。重量もさほど重くない。ただ燃料は生産できないため補給が必要だ。ただし通常字は燃費が良い。


 果たしてこのロボットで対抗できるのか。

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