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十話目〒実写版血の池プール(前)

慎「120日ぶり!作者くたばれ!」

作「ゴメン!マジゴメン!許したって!」

慎「なんでこんな遅いんだよ!」

作「朝7時から夜の10時まで働いてて精も根も尽き欠けてて」

慎「それでも遅いぞ。しっかり書こうよな」

作「面目ない。懺悔」

慎「まぁ取り敢えず本編いってみよ」

「はいやぁぁ!」

水分を一切吸収しない謎の天パを備えた渉が逆立ち状態で水上を滑走する異様な光景を眺めつつ、太陽の光を直に浴びて大きく伸びをする。今日から僕達の学校はプール開きです

「ゆうちゃーん。泳ぎ方教えてー♪」

「赤子!お前は泳げるだろうが!」

脱衣場から聞こえる二人の声。その内声のボリュームは大きくなり、気付いたらプールを挟みお互い必殺の構えをとっていた。何故でしょう。水面から異常な波紋が拡がっています

「今日こそその無駄な脂肪ごと海の底に沈めてやる!」

「何もない貴様ごときに何が出来る!海の藻屑になるがいい!」

何故か二人の前に広がる消毒液まみれのプールが大海に見えるようです

『覚悟!』

空中で交差することなくモロに激突した二人はそのままプールに落ち漂流物と化した

引っ掻き棒で二人を回収して何事も無く授業が始まった



「今日はプール開きだから一日自由に遊んでいいぞ」

『いやったぁぁぁぁ!』

割と面倒臭がりで有名な体育教師はさっさと日陰で競馬新聞なんぞ広げてる訳ですが・・・・あーそこの二人、飛び込まないで。それから山下、警察呼ぶぞ。それと加藤!プールのなかでモジモジするな!さっさとトイレ行け!

「ゆうちゃーん。遊ぼーよー暇だよー」

「美樹ちょっとまってくっつき過ぎだって!」

ただですら貴女の格好はロリコン野郎が確実に昇天しそうなスク水姿。そんな格好でくっつかれてはたまったものではない

「欲情する?チラリ」

「胸元広げなくていいから!僕だって我慢の限界あるんだよ!」

「そうだぞ赤子。無い胸見せても迷惑なだけだぞ」

いやいや心ちゃん。貴女の胸に書かれてる名前はなんですか?ひらがなで『こころ』はないでしょ

「いや・・・これはだな、母がこの方がイチコロだと言ってな・・・・」

「心、それは小学生までだから。お願いだからすぐ直そうね」

「ゆ、遊思がそう言うなら・・・・」

何故そこまで落胆するの?君は高校生だよ?


よく分からない二人の心境は取り敢えず無視して早速水の中へと向かいます

「ゆ、ゆうちゃん助けて!足着かない!」

何故か一緒に深い方から入った美樹はマジで溺れそうになっており、迂濶に力を解放したせいかばた足だけでエライ事になっている。押し寄せる荒波に流されるクラスメートを横目に手刀で荒波を葬り去る心の背後に退避。隙を見て美樹を捕まえた

「いやん。ゆうちゃんそんな所触って・・・・いいよ?」

「何が?」

潤んだ瞳で見上げてくる美樹を素晴らしい位の冷たい目で見下ろし浅い方に引っ張っていきます

漸く足のつく深さまで来て美樹を離します

なに美樹・・・駄々こねないの。は?あの日の夜?僕の肋骨折った日の事でも言ってるの?

「赤子。さっさと遊思から離れろ。動きづらそうだろうが」

「いーだ。刀が恋人な人に言われたくないよーだ」

一触即発な雰囲気に、周りは我先にとプールサイドに逃げ、爆心地ギリギリの僕はゆっくり後退しつつ退路の確保を試みます

『何処へ行く』

無理です。両肩を掴まれた僕は地獄の門をノックしています

『勝負だ!』

景品は僕ですか?・・・・・僕ですか



「第4回、遊思争奪杯inプール。皆さんこんにちは。司会担当の三浦渉です。今回は解説に佐我遊思君をお迎えしてお送り致します」

「何このノリ?つかそのカメラとか何処から引っ張り出した」

「この番組は、校内の絶大なる支持によりお送りしております」

「つまり映像欲しさに群がった連中が黒幕か」

「さて今回の対戦種目はこちら『水上騎馬戦』です」

「水上騎馬?山下先生の紙幣傀儡でも使うのか?」

「山下先生は『二人の水着姿が見れるならお金に糸目はつけない』との事で快く快諾していただきました」

「妻子持ちの言葉とは思えないな」

「あ、紙幣傀儡についてあのカメラに解説お願いします」

「誰に向けてだよったく。紙幣傀儡は紙幣、つまり札の金を人形の傀儡にする力で金額により時間やパラメーターが変化します。ちなみに山下先生幾ら分使う気だ?」

「ボーナス全て使う気です。来月結婚記念日だって呟いてた気が」

「離婚の危機になっても僕は無関係だからな」

「俺も以下同文。あーアナウンサー口調疲れた」

「なら辞めろよ。この企画そのもの破棄してよ」

「あー無理。ギャラリー総出で敵に回るぞ」

割れんばかりの歓声と怒号。プールサイドは生徒教師で埋め尽くされ外では大型スクリーンで生放送までしている。帰って授業しろよ

片や山田茂樹率いる美樹ファンクラブを筆頭にロリ万歳のプラカードを掲げる犯罪予備軍


片や天津アキラ率いる夢見近衛兵筆頭にお姉様LOVEのプラカードを掲げた変態集団

誰一人110番などする気は無く、今か今かと待ちわびてます。帰っていいですか?

「えー今回の商品でもある遊思君。一言頂けますか?」

「皆しねばいいのに」

「ありがとうございます。それでは両者入場です」


即席の入場門から現れた二人と後ろを歩くミイラの様な出で立ちの紙幣傀儡達。両者の先頭を歩く傀儡は大きな旗を掲げ、『巨乳滅殺』『幼児滅却』の文字が力強く書かれている

「こちらの旗は和平派の書道部の方にお願いしました」

「書道部の人すみませんでした」

またもやプールサイドで対峙する両者は独特の覇気で波紋を拡げる中、紙幣傀儡は無言で水中に整列し騎馬を組み立て始めた

「赤子、今日こそ決着をつけようか」

「ふん、二度とゆうちゃんには近づかせない」

それにしても何故二人の水着は学校指定からビキニに変わったのでしょうか。美樹には余りにも酷な仕打ちにしか見えない



「それではこれより第4回佐我遊思争奪杯、ポロリもあるよinプールを開催致します」

「ちょっ、タイトル変わってるし。不味いだろ教師の前で」

率先して良席を確保し盛り上がる男性教師陣を視界に入れてしまい、この学園の存在意義を考えてしまった。取り敢えず校長は絞め落とすか


「それではルール説明です。遊思さんよろしくお願いします」

「はいはい・・・はぁ。勝負の内容はお互い頭、肩、腹部に付いた風船を割ってもらいます。先に全て割った方の勝ちです。三回勝負で先に二勝した方の勝ち。使用武器は各自の自由とし、何をやっても構いません。本来なら客席に被害があった場合ペナルティーで風船一個割ることになりますが僕の独断で許します。存分にやるように」

「周りからブーイングの嵐が吹き荒れてますね」

知るかそんなこと


「それでは10分後開始致します。ギャラリーの皆様、ヘルメットと防弾チョッキのお求めは購買部をご利用下さい」

「なんでも揃う購買部ってキャッチフレーズは伊達じゃないな。僕も買いに行こ」

こうして戦争が始まった









傀儡の上で火花を散らす両者。美樹のチョイスした武器は某RPGの上位武器や白い悪魔の異名を誇るMSのアレを彷彿させる棘つき鉄球。心は愛刀の黒天血の他に布に包まれた細身の武器を携えています。恐らくこれも刃物でしょう

「解説の遊思君、あの武器のチョイスはどうでしょうか?」

「相手を殺す気です。風船なんて割る気はない筈です。それとこの国の法は厳守すべきです」

「ありがとございます。それではいよいよ死合開始です」

「ツッコミません」

ゴングの音が高らかに響き渡った



先制を仕掛けたのは美樹だ。小学生と大差ない体格で大人の頭より二回り程大きい鉄球を振り回し心を見据える。しかし心は未だ抜刀せずに傀儡の上で美樹の視線を受けている

「この図は・・・遊思君、遠距離のない夢見選手は不利に見えますが」

「心は刀の他にも弓や暗器にも精通してる。あえて近距離の刀を選んだのなら勝算があるからでしょう」

それにあの布に包まれた武器。アレは恐らく龍御さんの夜傘。僕の予想が正しければこの勝負は呆気なく終わるだろう


「ふん、抜かないの?」

「・・・・・抜く程その武器は驚異ではないからな。己の身を按じた方がいいぞ赤子」

「うっさいなぁぁ!」

勢いよく回転する鉄球を心目掛け放つ美樹。僅か数mの距離を一気に積める鉄球を心はギリギリで避け、鞘を走らせた黒天血の居合いで一瞬で鎖を断ち切る

鎖から解き放たれた鉄球は男性教師陣に目掛け突っ込んだ。ざまぁみろ


「赤子、降参するなら今の内だぞ」

「誰がするもんか!まだまだ行けるもんね!」

「ふぅ。ならば此方も手は抜かぬぞ」

黒天血を鞘に納め布に包まれた武器、夜傘が姿を現した

見た目は長ドスの様に鍔は無くただシンプルに造られた刀だが夜傘は刀そのものに力を持つ奇刀

心の黒天血や夜傘。龍御さんの龍崩は普通の武器ではない

タケミカヅチと呼ばれる一族は使用者の代価を元に武具を造り上げる『剣工』をもつ一族。髪や爪。腕や眼まで差し出す者もいたそうだが差し出す代価が大きいほど刀は奇刀へと変わるらしい

その中で一人、力を持つ己全てを差し出した人間がいた。己の血肉総てを使い最高の刀を造り上げて欲しいと言い残しその場で自害した武人。タケミカヅチの人達は三日三晩寝ずに打ち完成した刀がこの夜傘である。この世でも数少ない妖刀に数えられる一振りだ

「世羅、これで終わりにしてやろう」

「!!」

美樹に向け空を斬るように一振りすると小さな火花と共に一瞬で風船が割れた

「加減はしてやった。まだ続けるか?」

鞘に納めた夜傘を携え美樹に背を向ける。これ以上続けても無駄だ。美樹もその事は分かっているのか悔しそうに俯き肩を震わせている

僕はマイクを取り15分の休憩を宣言した




「心、龍御さんから貰ったのか?」

「ああ。お前なら扱えるだろうと言ってな。もっともまだ師匠程の爆発は出せんがな」

夜傘のもつ力は『爆炎』。もっとも龍御さんクラスにならなければ爆炎とは呼べる威力は出せない


「師匠と久方ぶりに手合わせして言われてな。剣技は全て教えた。後は己を磨けとな。これは餞別で頂いた」

「そうか。それで、まだ続ける気か?」

「赤子がまだ来るのならばな。何度でも受けてたつまでだ。ゆ、遊思を渡すわけにはいかないからな」

最後までクールに決めれなかった心は真っ赤になってそっぽを向いた

苦笑いで返した僕は美樹の元へと向かった




真っ白に燃え尽きた美樹は椅子の上で頭垂れている。声を掛けることすら躊躇してしまいそうだ

「・・・ゆうちゃん。勝てないよ・・・・心に勝てないよ」

「・・・夜傘のせい?」

「違う・・・・心が強くなったから。今なら分かるけど授業前にやった時は手加減してた」

美樹は美樹なりに気付いていたらしい。こうなっては僕からは何も言えない。まだ続けるか。もしくは諦めるか

「ゆうちゃんは・・・・ゆうちゃんは心のモノになっちゃうの?」

「待って、根本的な部分で悪いけど僕に人権が有る限り誰の所有物とかなれないから」

「ホント!」

何故この子はここまで無知に育ってしまったのだろう。僕の教育が間違ってたのか。もっと人として大切な事を学ばせるべきだったのか?僕は甘やかし過ぎたのか?

教育のなんたるかについて混迷する僕を他所に一人暴走を始めようとする美樹は意気揚々と会場に向けて歩み始めた




「さぁ始まりました第二回戦。先程夢見サポーター陣から世羅美樹棄権説が流されましたがどうやら杞憂で終わりそうです。さて、世羅選手はどう攻略するのでしょうか」




「ほぅ。逃げずに来たか。赤子、自棄になったか?」

「ふん。ゆうちゃんは誰にも渡さないもん」

素手の美樹は何故か僕の方を見てきます

「私の次の武器はゆうちゃんだよ!」

「はいぃ?ちょ、何言ってるの美樹?」

「赤子!ゆ、遊思は武器ではなく人だぞ!認められるか!」


「えー只今審判員と特別審査員が協議しております」

中立派の教師と特別審査員として何故か校長が審議を始めている。途中声を荒げた中立派教師を紙で吹き飛ばしGOサインがおりた。誰かあのハゲを血祭りにしろ


「えー静粛に。審議の結果、佐我遊思君の武器化は認められました」

両者からのブーイングに包まれ美樹の隣に立たされる

「ゆうちゃん。もう離さないから」

熱い視線と共に何故かお姫さま抱っこを所望する美樹は然り気無く僕の小指を外に捻ります

なす術なく美樹をお姫さま抱っこして心に視線を向けると暴走して夜傘を乱舞していた

飛び散る火花でパニックを起こす観客を他所に第二ラウンドの鐘が鳴った









前振りはそこそこに第二ラウンドは呆気なく終わってしまった。錯乱気味の心に普通に接近して普通に割る。背に手足を絡めてるので風船が微妙に割りづらい位置にあるため心には少々不利だったようだ


「心!雌雄を決する時が来たのよ!ゆうちゃんは私のモノだから!」

「卑怯な手を使うとはな!やはり赤子に正々堂々たる志が分からぬな!」



背景にサポーター自作の龍と虎が描かれまさに最終決戦を彷彿させる演出。吹奏楽部の皆様の演奏とそれに合わせるかの様に靡く旗

書いてる字がまともならカッコイイのに

「さぁいよいよ最終決戦ですが遊思君、どうなると思いますか?」

「警察は来なくても自警団か生徒執行部が来るのは確実ですね」

「さぁ解説の遊思君が言うのですから恐らく色んな意味では最終決戦ですね」


解説席には防弾ガラス。僕と渉はヘルメットと防弾チョッキを装備した

「それでは世羅選手、武器をどうぞ。遊思君はもう選べません」

不敵に笑う美樹は高らかに宣言した

「みんなー!私に力を貸してー!おねがーい!」

ロリボイスに奮起する犯罪予備軍。今この集団は犯罪集団に昇格しようとしていた

「ふん。ならば此方も迎え撃つまでだ。皆、私に続け!」

変態集団は心の声に歓喜の雄叫びをあげ立ち上がった。何故この集団に警察は動き出さない。手遅れになる前に補導するべきだ。手始めに校長を極刑にするのが妥当だろう


軽く現実逃避してる僕を他所に最終決戦の火蓋が切って落とされた




謝辞※実況が間に合わないため音声のみお伝えします



「幼女万歳!」

「いてこましたるー」

「男なんて信じるもんかー!」

「いたっ!誰の海パンだこれ!」

「きゃぁっ!うぇーんべとべとー」

「幼女万歳!」

「ごー」

「貴様には何故幼子のよさが分からんのだ!失望したぞ!」

「お前こそ!心様に踏まれたいとは思わんのか!変態め!」

「せ、せんぱーい」

「御姉様!」

「よーん」

「あひゃひゃひゃひゃ!お、俺!俺!あひゃひゃひゃひゃ!」

「キエェェェェ!サムライスピリッツァァァァァァ!」

「幼女万歳!」

「幼女万歳!」

「さーん」

「静かにしろ!我々は生徒会長直属の執行部だ。今すぐ乱闘をや」

「姉御!俺に力を!」

「たばりらたばりら!」

「うわっ!誰だこの海パン被った変態は!」

「リーダー!明らかにした履いてない男がタオル巻いてこっち来てますよ!」

「にー」

「幼女万歳!」

「御姉様!」

「幼女万歳!」

「御姉様!」

「ぜ、全員確保しろ!」

「いーち」

「なぁ遊思」

「何渉」

「さっきからやたら凶器類お前にぶつかってるけど大丈夫か?」

「なんか後ろに理沙いるから白銀のおかげで無傷。それにしてもなんで水木姿?君体育の授業じゃないよね」

「あっ、こここれは・・・その」

「理沙ちゃんもええええぇぇぇぇぇぇ!」

「俺は今から理沙ファンクラブ発足を宣言するぞ!」

「理沙万歳!」

「ドジッ子万歳!」

「後輩万歳!」

「あ・・・理沙に天パ。防弾ガラスの内に入ってろ。銀の洗礼使うから」

「ぜーろ」







吹き飛ぶ変態、折り重なる犯罪者。プールサイドは砕け更衣室は無惨な瓦礫の塊となった

立っているのは運がいい奴と実力者。あと無駄に生命力の強い変態犯罪者コンビ。あと防弾ガラスの後ろにいた連中


「えー大変な事になりましたね。遊思君、状況を見てどう思いますか?」

「何故国は動かないんでしょう。あからさまなテロにしか見えませんよ」

「国よりホデリが強いって事ですかね。それにしても未だに殺り合ってるあの二人は凄まじいですね。闘気か知りませんが後に鬼が見えます」

「右に同じく。しかし美樹もよく心についていくな。実力云々なら心の方が優勢なのに」

死角ギリギリから来る斬激をほぼ直感で避け拳を繰り出す美樹。しかし心は最小限の動きで難なく避け夜傘を振る

瓦礫の山を転がる様に避け起き上がり様に岩を投げるも鞘で難なく打ち払い美樹を見下ろす

「赤子、いや、世羅と呼ぼう。よくここまでついてこれたな。お前の能力でいかに身体能力を引き上げようと経験と反射神経には使えない。それで尚ここまで戦えるお前には才能がある」

「はぁ・・はぁ、ふん、あんたに誉められても嬉しくないもん。ゆうちゃんの方が100万倍いいもん」

「ふん、口は相変わらずか。そろそろ終いにするぞ」

心はお家芸の裂翔の構え、美樹も四肢に力を込め唯一勝る速さと力に全てを掛けて対峙する

周囲の犯罪組も固唾を飲んで見守るり、執行部も下手に手出しを出来ない状況にある

いかに執行部と言えど美樹と心を相手にするにはいささか戦力不足というものだ


「・・・なぁ遊思、どっちが勝つと思う?」

「技量は心が優勢だね。ただ美樹のリミッターが進化すれば話は別だけどね」

「進化?それってレベル2って事か?」

「ああ」

源さんから聞いてたけど江戸末期に手合わせして勝ちはしたけど相当痛手を負ったらしいからな

「なぁ、美樹のレベル2って何だ?そんな凄いのか?」

「それはまた今度な」

「何でだよ。教えてくれっていいだろ」

「次回な」

「次回?」

「尺が足りない」

「うそぉ!」


嘘じゃない。次回に続く

慎「次回って何これ?」

作「堪忍して」

慎「ルチャ・リブレ喚ぶぞ!」

作「死ぬって!マジモンのレスラーじゃねーかよ!一撃で砕けるって」

慎「ならさっさと謝れ!さっさと更新しろ!」

作「我、深々謝罪。即更新確約!」


皆でこいつヤろうぜ!まだコイツ生きてたらまた会おうな!by慎!

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